有価証券報告書-第77期(2025/04/01-2026/03/31)
(4)指標及び目標
1.指標は、特定したマテリアリティに関連する要素ごとに記載し、各年度3月末の状況を示しております。
①地球環境への配慮
イ. 気候変動対策(脱炭素)
2015年に、平均気温上昇を産業革命以前と比べて2℃より十分低く保ち、1.5℃に抑える努力を追求することを目標に掲げたパリ協定が締結されました。そのためには人間の活動での温暖化ガス排出量を2050年頃までに正味ゼロにする必要があり、日本政府も「2050年カーボンニュートラル」を宣言しました。
当社は、2050年までにCO₂排出量を実質ゼロにするという国際的な目標に賛同し、中期的な目標を今後の検討課題としております。対策として、社用車のエコカー化、照明設備のLED化、省エネ性能の高いエアコンへの更新など省エネ対策を推進しております。既に柏事業所の照明は全てLEDに更新済みです。また、工場建屋と設計開発棟に遮熱塗装を施すことで、夏場の冷房負荷を軽減し消費電力を削減しています。さらに、重油使用設備を廃止し、電気設備に置き換えることでCO₂排出量を削減する取組みを進めています。
当社は、事業活動に伴う温室効果ガス排出量について、Scope1およびScope2の両区分で算定しています。2025年度は、電力使用量の一部に対して非FIT非化石証書(トラッキング付き)を1,253.24MWh分使用し、再生可能エネルギー由来の属性を付与しました。その結果、Scope2排出量は197.31t-CO₂eとなり、昨年度比で大幅に減少しました。
また、事業規模の変動を踏まえた排出効率を把握するため、売上高当たりの温室効果ガス排出原単位を算定していますが、Scope2排出量の減少と同様の理由により改善しています。
※Scope2の算出はマーケット基準で行っております。
ロ. 循環型社会実現
当社は1974年に日本で初めて古紙圧縮梱包機(ベーリングマシン)を輸入販売し、現在では古紙だけでなく廃プラスチック、ペットボトル等のリサイクル資源を圧縮梱包する機械を製造販売しております。圧縮梱包する事で、一度により多くのリサイクル資源を処理工場まで運搬することが可能となり、輸送を効率化することで輸送燃料の使用量の大幅な削減を図ることができます。特にプラスチックによる海洋汚染の問題は待ったなしの課題であり、リサイクル関連の市場拡大を見込んでおります。今後も「環境」「リサイクル」をキーワードにした事業活動を展開し、循環型社会に貢献することで、環境リサイクル事業をより太い柱にしてまいります。
また、製造部門では、図面をモニターに表示することで紙の使用量を削減しています。加えて、トラック輸送時の混載や梱包方法の見直し、通い箱の導入などの資材削減に取り組んでいます。
ハ. 製品利用による環境負荷低減
包装に多く用いられるプラスチックは、その機能の高度化を通じて、食品ロス削減やエネルギー効率改善等に寄与し、私たち包装機械メーカーもその進歩に対応した技術開発に率先して取り組み、社会の課題を解決してまいりました。しかしながら、便利なプラスチック包材の使用量が増える一方、その再利用率の低さや、海洋へのプラスチックごみの流出による地球規模での環境汚染への懸念等もあり、脱プラスチックの動きが急速に高まっております。
このような環境問題の深刻化に伴い、プラスチック排出量を削減し、事業が環境に与える悪影響を低減したいというお客様が増えており、当社で製造する包装機械においてもプラスチック包材から紙包材に変更することを可能にする技術開発を行って対応し、お客様のサステナビリティ推進に貢献しております。
また、業種を超えた幅広い事業者で連携しイノベーションを加速するためのプラットフォーム「クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス(CLOMA)」に加盟し、海洋プラスチック問題の解決を目指しております。
②事業を通じた社会への貢献
イ.製品の品質・安全性向上
当社は、安心・安全・高品質な製品とサービスの提供を通じて、お客様の企業価値向上に貢献することにより、常にお客様から信頼され選ばれる存在であり続けたいと考えております。そして品質方針のもと、品質マネジメントシステムを構築し、1996年にはISO9001の認証を取得し、製品の品質改善に継続して取り組んでまいりました。当社で製造出荷するすべての新台を対象に、安全性や品質を確認する完成検査を独立部署が行っております。
ロ.生産・サプライチェーン上でのロス低減
当社は、創業以来、設計・製造部署を中心に改善活動を継続して実施しておりますが、現在のカタチの改善提案活動は2003年より継続実施し、全部署で日々取り組んでおります。改善効果に応じたインセンティブを設け、日々行った小さな改善も評価することで、生産性を高めることを従業員が意識するよう継続的に取り組むとともに、改善効果の高い提案については年度表彰を行って、全社的に活動を推進しております。
ハ.地域社会との共生
(イ) 安全運転・防犯啓発活動への参加
柏事業所では柏地区の安全運転管理者協議会および職場警察連絡協議会に参加し、チラシ配布や広報車での注意喚起による啓発広報活動、安全運転管理者講習会の運営への協力等、地域の交通安全に関する活動に協力しております。
(ロ) 地域学童野球チームへの協力
地域の一員としてスポーツを通じて子供達の育成に協力するため、週末は学童野球チームに柏工場のグラウンドを開放しております。
(ハ) 地域社会とのコミュニケーション
柏事業所では1970年代より地域の方に参加していただけるイベントを開催し、ご来場いただいております。2025年度は11月にハロウィンをテーマにした秋まつりを開催し、賑やかな装飾や仮装した社員たちが会場を盛り上げ、お子さま向けのワークショップやビンゴ大会を実施しました。また、工場見学を同時開催し、地域の方々に当社のものづくりをご覧いただく機会を提供しました。
その他、千葉県赤十字血液センターの献血バスに来ていただき、柏事業所で従業員の希望者が献血を行っています。
③ 誰もが自分らしく能力を発揮できる職場
イ. 人権の尊重・ダイバーシティ推進
私たちは、人権の保護を支持、尊重し、自らが人権侵害に加担することのないよう、事業活動における人権リスクの特定と軽減に努めてまいります。当社を取り巻くリスクを分析し、2025年2月に人権方針を策定しました。
また、社内環境整備方針のもと、従業員一人ひとりが自分らしく働くことができる職場環境整備やキャリア開発支援を行っております。当社の離職率は低い水準で推移しており、これからも多様な人材が能力を発揮できる職場となるよう、公正な採用、働きやすい職場環境の構築、労働組合との対話等、各種施策を進めてまいります。
知識、経験及び意欲のある60歳以上の従業員が年齢に関わらずモチベーション高く活躍できるよう、定年年齢を段階的に延長しています。
ロ. 次世代を担う人材育成
人材育成方針のもと、製品の品質維持だけでなく、更に事業を発展させるための価値創造につながる教育の場を用意しております。新入社員教育や新任管理職教育等のそれぞれの成長段階に合わせた教育だけでなく、「自発的に学びたい」「資格を取得したい」という成長意欲が高い従業員を支援する制度も準備しております。従業員は、この制度を利用し、国家検定制度である技能検定をはじめ様々な資格にチャレンジしております。
また、ビジネスマネジャー検定試験の受検推奨、選抜したポテンシャルの高い人材の計画的育成など次世代リーダー育成にも重点を置き取り組んでおります。
企業を維持発展させていくには「人財」と言われるほどに「人」は重要な要素です。当社の従業員一人当たり教育費や制度利用率は高い水準で推移しており、今後も人材育成に取り組んでまいります。
また、技術情報を映像などの形で蓄積・管理し、必要に応じて閲覧できるシステムを構築しました。その結果、技術継承の促進だけでなく、業務の円滑化にも大きく貢献しています。
ハ.労働安全衛生
従業員の安全と健康を守ることが事業の発展につながると考えております。労働安全衛生に関する法令や規則を遵守するとともに、自主的な安全活動を推進し、労働災害の予防と安全文化の向上に努めております。労使で労働安全衛生の管理体制を整備し、安全教育や安全パトロール等の定期的な取組みを実施しております。
(イ) 健康企業宣言
2018年会社全体で健康づくりに取り組むことを宣言し、2019年に健康企業宣言東京推進協議会が運営する健康優良企業制度の「銀の認定」を、2022年には「金の認定」を取得しました。今後も引き続き従業員の健康管理と健康増進に積極的に取り組んでまいります。
また、私たちは仕事と生活の調和を重視し、過度なストレスや過重労働を防ぐために、フレックスタイム、在宅勤務、リフレッシュ休暇、アニバーサリー休暇等の柔軟な勤務制度や休暇制度を導入しており、今後も安心して働ける職場環境の実現と、従業員が心身ともに常に健康であることを目指し、取組みを続けてまいります。
(ロ) 健康経営推進体制
本社、柏事業所でそれぞれ月に一度開催する衛生委員会、安全衛生委員会で従業員の労働時間の状況や、ストレスチェックの集団分析結果等についての改善策を協議し、健康増進活動を行っております。製造拠点である柏工場には保健師が常勤し、産業医や衛生管理者とともに職場や医療と連携をとりながら、各事業所に勤務する従業員の健康を支援しております。
また、従業員とそのご家族が、健康、出産・育児、家族の介護に関する疑問や悩みを気軽に相談できる外部窓口を整備し、心身の健康維持を支援しています。
(ハ) 5S活動
柏事業所では毎月5日、15日、25日を5Sの日と定め、事業所全体で5S活動に取り組んでいます。
④ 経営基盤の強化
イ. コンプライアンス
コンプライアンスは、信頼される事業活動を継続するための最も重要な基盤となるものです。当社は、社会からの信頼と期待に応えるために、コンプライアンス方針のもと、常に正しい判断と行動を心がけております。また、代表取締役社長を委員長とし全役員で構成するコンプライアンス委員会を設置し、コンプライアンスに関する状況の把握と取組みの監督を行っております。コンプライアンスに関する教育を定期的に実施し、従業員一人ひとりがコンプライアンス意識を高めるよう努めております。
また、役員及び社員の法令違反、不正・不法行為等の防止と早期是正を目的に社内と社外に内部通報窓口を設け、社内に周知しております。
2025年度は役員・部門長向けハラスメント対策研修を開催し、社外にハラスメント相談窓口を新設しました。
ロ. コーポレート・ガバナンス
「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等」に記載しております。
ハ. 総合的災害リスク管理
当社は、自然災害等のインシデント発生時に、早期に生産を復旧し、事業の継続を図るために、事業継続計画(BCP)を策定しております。事業継続計画では、インシデント発生時の対応手順や役割分担、連絡体制等を明確にしております。また、定期的に安否確認訓練や災害対策本部訓練を実施し、計画の有効性を検証し、不備が見つかれば改善しております。さらに、事業継続に必要なデータは、外部の安全性の高いサーバーにバックアップし、速やかに復元できるよう備えております。
また、定期的に防災訓練を実施し、火災や地震等の想定シナリオに基づいて、通報、避難、消火、救護等の訓練を行っております。
2.2025年度は以下の目標を掲げ取り組んでまいりました。
3.2026年度は以下の目標を掲げ取り組んでまいります。
1.指標は、特定したマテリアリティに関連する要素ごとに記載し、各年度3月末の状況を示しております。
①地球環境への配慮
イ. 気候変動対策(脱炭素)
2015年に、平均気温上昇を産業革命以前と比べて2℃より十分低く保ち、1.5℃に抑える努力を追求することを目標に掲げたパリ協定が締結されました。そのためには人間の活動での温暖化ガス排出量を2050年頃までに正味ゼロにする必要があり、日本政府も「2050年カーボンニュートラル」を宣言しました。
当社は、2050年までにCO₂排出量を実質ゼロにするという国際的な目標に賛同し、中期的な目標を今後の検討課題としております。対策として、社用車のエコカー化、照明設備のLED化、省エネ性能の高いエアコンへの更新など省エネ対策を推進しております。既に柏事業所の照明は全てLEDに更新済みです。また、工場建屋と設計開発棟に遮熱塗装を施すことで、夏場の冷房負荷を軽減し消費電力を削減しています。さらに、重油使用設備を廃止し、電気設備に置き換えることでCO₂排出量を削減する取組みを進めています。
当社は、事業活動に伴う温室効果ガス排出量について、Scope1およびScope2の両区分で算定しています。2025年度は、電力使用量の一部に対して非FIT非化石証書(トラッキング付き)を1,253.24MWh分使用し、再生可能エネルギー由来の属性を付与しました。その結果、Scope2排出量は197.31t-CO₂eとなり、昨年度比で大幅に減少しました。
また、事業規模の変動を踏まえた排出効率を把握するため、売上高当たりの温室効果ガス排出原単位を算定していますが、Scope2排出量の減少と同様の理由により改善しています。
| 項目名 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | |
| 社用車エコカー使用率(%) | 70 | 74 | 76.9 | |
| CO₂ | Scope1 | 406.46 | 370.09 | 370.37 |
| 排出量 | Scope2※ | 718.83 | 720.54 | 197.31 |
| (t-CO₂e) | Scope1、Scope2※の合計 | 1,125.29 | 1,090.63 | 567.69 |
| 原単位(売上高100万円)当たりのCO₂排出量 | 0.0836 | 0.0846 | 0.0585 | |
※Scope2の算出はマーケット基準で行っております。
ロ. 循環型社会実現
当社は1974年に日本で初めて古紙圧縮梱包機(ベーリングマシン)を輸入販売し、現在では古紙だけでなく廃プラスチック、ペットボトル等のリサイクル資源を圧縮梱包する機械を製造販売しております。圧縮梱包する事で、一度により多くのリサイクル資源を処理工場まで運搬することが可能となり、輸送を効率化することで輸送燃料の使用量の大幅な削減を図ることができます。特にプラスチックによる海洋汚染の問題は待ったなしの課題であり、リサイクル関連の市場拡大を見込んでおります。今後も「環境」「リサイクル」をキーワードにした事業活動を展開し、循環型社会に貢献することで、環境リサイクル事業をより太い柱にしてまいります。
また、製造部門では、図面をモニターに表示することで紙の使用量を削減しています。加えて、トラック輸送時の混載や梱包方法の見直し、通い箱の導入などの資材削減に取り組んでいます。
ハ. 製品利用による環境負荷低減
包装に多く用いられるプラスチックは、その機能の高度化を通じて、食品ロス削減やエネルギー効率改善等に寄与し、私たち包装機械メーカーもその進歩に対応した技術開発に率先して取り組み、社会の課題を解決してまいりました。しかしながら、便利なプラスチック包材の使用量が増える一方、その再利用率の低さや、海洋へのプラスチックごみの流出による地球規模での環境汚染への懸念等もあり、脱プラスチックの動きが急速に高まっております。
このような環境問題の深刻化に伴い、プラスチック排出量を削減し、事業が環境に与える悪影響を低減したいというお客様が増えており、当社で製造する包装機械においてもプラスチック包材から紙包材に変更することを可能にする技術開発を行って対応し、お客様のサステナビリティ推進に貢献しております。
また、業種を超えた幅広い事業者で連携しイノベーションを加速するためのプラットフォーム「クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス(CLOMA)」に加盟し、海洋プラスチック問題の解決を目指しております。
②事業を通じた社会への貢献
イ.製品の品質・安全性向上
当社は、安心・安全・高品質な製品とサービスの提供を通じて、お客様の企業価値向上に貢献することにより、常にお客様から信頼され選ばれる存在であり続けたいと考えております。そして品質方針のもと、品質マネジメントシステムを構築し、1996年にはISO9001の認証を取得し、製品の品質改善に継続して取り組んでまいりました。当社で製造出荷するすべての新台を対象に、安全性や品質を確認する完成検査を独立部署が行っております。
| 項目名 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 |
| 完成検査不合格件数(件) | 2 | 0 | 0 |
ロ.生産・サプライチェーン上でのロス低減
当社は、創業以来、設計・製造部署を中心に改善活動を継続して実施しておりますが、現在のカタチの改善提案活動は2003年より継続実施し、全部署で日々取り組んでおります。改善効果に応じたインセンティブを設け、日々行った小さな改善も評価することで、生産性を高めることを従業員が意識するよう継続的に取り組むとともに、改善効果の高い提案については年度表彰を行って、全社的に活動を推進しております。
| 項目名 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 |
| 改善提案件数(件) | 384 | 418 | 387 |
ハ.地域社会との共生
(イ) 安全運転・防犯啓発活動への参加
柏事業所では柏地区の安全運転管理者協議会および職場警察連絡協議会に参加し、チラシ配布や広報車での注意喚起による啓発広報活動、安全運転管理者講習会の運営への協力等、地域の交通安全に関する活動に協力しております。
(ロ) 地域学童野球チームへの協力
地域の一員としてスポーツを通じて子供達の育成に協力するため、週末は学童野球チームに柏工場のグラウンドを開放しております。
(ハ) 地域社会とのコミュニケーション
柏事業所では1970年代より地域の方に参加していただけるイベントを開催し、ご来場いただいております。2025年度は11月にハロウィンをテーマにした秋まつりを開催し、賑やかな装飾や仮装した社員たちが会場を盛り上げ、お子さま向けのワークショップやビンゴ大会を実施しました。また、工場見学を同時開催し、地域の方々に当社のものづくりをご覧いただく機会を提供しました。
その他、千葉県赤十字血液センターの献血バスに来ていただき、柏事業所で従業員の希望者が献血を行っています。
| 項目名 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 |
| 地域交通安全・防犯広報活動参加回数(回) | 2 | 1 | 2 |
| 安全運転管理者講習会協力回数(回) | 1 | 2 | 3 |
| グラウンド貸出し回数(回) | 105 | 111 | 112 |
③ 誰もが自分らしく能力を発揮できる職場
イ. 人権の尊重・ダイバーシティ推進
私たちは、人権の保護を支持、尊重し、自らが人権侵害に加担することのないよう、事業活動における人権リスクの特定と軽減に努めてまいります。当社を取り巻くリスクを分析し、2025年2月に人権方針を策定しました。
また、社内環境整備方針のもと、従業員一人ひとりが自分らしく働くことができる職場環境整備やキャリア開発支援を行っております。当社の離職率は低い水準で推移しており、これからも多様な人材が能力を発揮できる職場となるよう、公正な採用、働きやすい職場環境の構築、労働組合との対話等、各種施策を進めてまいります。
知識、経験及び意欲のある60歳以上の従業員が年齢に関わらずモチベーション高く活躍できるよう、定年年齢を段階的に延長しています。
| 項目名 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | |
| 採用者数 | 全体(名) | 17 | 13 | 13 |
| 新卒:男性(名) | 6 | 7 | 8 | |
| 新卒:女性(名) | 1 | 1 | 3 | |
| 経験者:男性(名) | 9 | 4 | 1 | |
| 経験者:女性(名) | 1 | 1 | 1 | |
| 外国籍の従業員の人数(名) | 4 | 4 | 3 | |
| 管理的地位に占める経験者採用者の割合(%) | 21.3 | 21.5 | 26.1 | |
| 管理監督職に占める女性の割合(%) | 7.1 | 7.7 | 9.0 | |
| 障害者雇用率(%) | 2.8 | 2.5 | 2.5 | |
| 年間総労働時間(時間) | 2,028.2 | 2,019.6 | 2,061.6 | |
| 有給休暇平均取得日数(日) | 13.2 | 13.0 | 13.0 | |
| 男性労働者の育児休業等と育児目的休暇の 取得割合(%) | 100.0 | 100.0 | 100.0 | |
| 月平均時間外+休日労働時間(時間) | 5.9 | 6.3 | 8.5 | |
| 離職率(自発的)(%) | 0.7 | 1.4 | 2.1 | |
| 労働組合との対話実施回数(回) | 29 | 29 | 37 | |
ロ. 次世代を担う人材育成
人材育成方針のもと、製品の品質維持だけでなく、更に事業を発展させるための価値創造につながる教育の場を用意しております。新入社員教育や新任管理職教育等のそれぞれの成長段階に合わせた教育だけでなく、「自発的に学びたい」「資格を取得したい」という成長意欲が高い従業員を支援する制度も準備しております。従業員は、この制度を利用し、国家検定制度である技能検定をはじめ様々な資格にチャレンジしております。
また、ビジネスマネジャー検定試験の受検推奨、選抜したポテンシャルの高い人材の計画的育成など次世代リーダー育成にも重点を置き取り組んでおります。
企業を維持発展させていくには「人財」と言われるほどに「人」は重要な要素です。当社の従業員一人当たり教育費や制度利用率は高い水準で推移しており、今後も人材育成に取り組んでまいります。
また、技術情報を映像などの形で蓄積・管理し、必要に応じて閲覧できるシステムを構築しました。その結果、技術継承の促進だけでなく、業務の円滑化にも大きく貢献しています。
| 項目名 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 |
| 従業員一人当たり教育費(円) | 46,530 | 50,804 | 46,442 |
| 自己啓発制度、資格取得支援利用率(%) | 13.5 | 20.0 | 10.8 |
| 技能検定合格者数(名) | 4 | 8 | 4 |
| 次世代幹部候補選抜教育参加者数(名) | 2 | 1 | 1 |
| 次世代管理職候補選抜教育参加者数(名) | 0 | 2 | 0 |
| ビジネスマネジャー検定保有者数(名) | 14 | 16 | 27 |
| 管理職のビジネスマネジャー検定保有率(%) | 4.8 | 7.7 | 14.3 |
ハ.労働安全衛生
従業員の安全と健康を守ることが事業の発展につながると考えております。労働安全衛生に関する法令や規則を遵守するとともに、自主的な安全活動を推進し、労働災害の予防と安全文化の向上に努めております。労使で労働安全衛生の管理体制を整備し、安全教育や安全パトロール等の定期的な取組みを実施しております。
(イ) 健康企業宣言
2018年会社全体で健康づくりに取り組むことを宣言し、2019年に健康企業宣言東京推進協議会が運営する健康優良企業制度の「銀の認定」を、2022年には「金の認定」を取得しました。今後も引き続き従業員の健康管理と健康増進に積極的に取り組んでまいります。
また、私たちは仕事と生活の調和を重視し、過度なストレスや過重労働を防ぐために、フレックスタイム、在宅勤務、リフレッシュ休暇、アニバーサリー休暇等の柔軟な勤務制度や休暇制度を導入しており、今後も安心して働ける職場環境の実現と、従業員が心身ともに常に健康であることを目指し、取組みを続けてまいります。
(ロ) 健康経営推進体制
本社、柏事業所でそれぞれ月に一度開催する衛生委員会、安全衛生委員会で従業員の労働時間の状況や、ストレスチェックの集団分析結果等についての改善策を協議し、健康増進活動を行っております。製造拠点である柏工場には保健師が常勤し、産業医や衛生管理者とともに職場や医療と連携をとりながら、各事業所に勤務する従業員の健康を支援しております。
また、従業員とそのご家族が、健康、出産・育児、家族の介護に関する疑問や悩みを気軽に相談できる外部窓口を整備し、心身の健康維持を支援しています。
(ハ) 5S活動
柏事業所では毎月5日、15日、25日を5Sの日と定め、事業所全体で5S活動に取り組んでいます。
| 項目名 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 |
| 健康診断受診率(%) | 100.0 | 100.0 | 100.0 |
| ストレスチェック受検率(%) | 95.8 | 96.4 | 93.5 |
| 無災害労働継続時間(時間) | 70,710 | 577,269 | 110,196 |
| 労働災害発生件数(件) | 3 | 2 | 8 |
| ヒヤリハット件数(件) | 13 | 6 | 15 |
| 安全衛生教育受講回数(回) | 26 | 18 | 13 |
| 5S活動実施回数(回) | 26 | 22 | 24 |
④ 経営基盤の強化
イ. コンプライアンス
コンプライアンスは、信頼される事業活動を継続するための最も重要な基盤となるものです。当社は、社会からの信頼と期待に応えるために、コンプライアンス方針のもと、常に正しい判断と行動を心がけております。また、代表取締役社長を委員長とし全役員で構成するコンプライアンス委員会を設置し、コンプライアンスに関する状況の把握と取組みの監督を行っております。コンプライアンスに関する教育を定期的に実施し、従業員一人ひとりがコンプライアンス意識を高めるよう努めております。
また、役員及び社員の法令違反、不正・不法行為等の防止と早期是正を目的に社内と社外に内部通報窓口を設け、社内に周知しております。
2025年度は役員・部門長向けハラスメント対策研修を開催し、社外にハラスメント相談窓口を新設しました。
| 項目名 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 |
| 下請法教育受講済み人数(名) | 46 | 48 | 50 |
| ハラスメント防止教育受講済み人数(名) | 157 | 155 | 153 |
| インサイダー取引防止教育受講済み人数(名) | 64 | 66 | 70 |
ロ. コーポレート・ガバナンス
「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等」に記載しております。
ハ. 総合的災害リスク管理
当社は、自然災害等のインシデント発生時に、早期に生産を復旧し、事業の継続を図るために、事業継続計画(BCP)を策定しております。事業継続計画では、インシデント発生時の対応手順や役割分担、連絡体制等を明確にしております。また、定期的に安否確認訓練や災害対策本部訓練を実施し、計画の有効性を検証し、不備が見つかれば改善しております。さらに、事業継続に必要なデータは、外部の安全性の高いサーバーにバックアップし、速やかに復元できるよう備えております。
また、定期的に防災訓練を実施し、火災や地震等の想定シナリオに基づいて、通報、避難、消火、救護等の訓練を行っております。
| 項目名 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 |
| BCP安否確認訓練参加率(%) | 94.4 | 94.7 | 95.8 |
| 柏事業所防災訓練参加者数(名) | 25 | 238 | 269 |
2.2025年度は以下の目標を掲げ取り組んでまいりました。
| マテリアリティ | 目標 | 結果 |
| 1.地球環境への配慮 | ・お客様の省エネ、省資源、ロス低減などに貢献する商品、技術の開発および提案を行います。 | ・新規開発した直線式給袋包装機(LPP)は、袋供給ミス/ロス防止機構を備え、シール不良による資材ロスを低減します。 ・コーヒー用縦型ピロー包装機(TWFXC、TWFXV)は、包装資材自体にガス排出機能を持たせる技術に対応し、従来必要だったプラスチック製バルブを省略できるようになり、資材コストとプラスチック使用量の削減に貢献します。また、バルブ付包装が必要な場合にも、包装機内におけるバルブ貼付部を製袋部に近づけることと超音波シールの採用により包材ロスと消費電力を低減しました。 ・新規開発したコンパクトな縦型圧縮梱包機(DSF25)は、スーパーや倉庫など少量の廃棄物発生現場での圧縮処理を可能にし、運搬回数の削減を通じてコストとCO₂排出量を低減し、循環型社会の実現を支える新たなソリューションとして展示会に出展しました。 ・今後の機械開発に結び付けるべく、機械の低騒音化、省エネ化について様々な開発やテストを行いました。 |
| ・ISO内部監査員にISO9001気候変動追補に関する教育を実施します。 | ・ISO内部監査員にISO9001気候変動追補に関する教育を実施しました。 | |
| ・廃棄物のリサイクル量の把握とリサイクル推進に取り組みます。 | 廃棄物の分別一覧表を整理・周知するなど、工場廃棄物の排出量把握体制を構築しました。リサイクル率は、73%(2026年3月末時点)でした。 | |
| 2.事業を通じた社会への貢献 | ・業務改善によりロスを削減します。 (改善提案目標件数402件) | ・改善提案件数は、387件でした。 ・旅費や経費の精算申請のオンライン化、お客様へのお知らせ文書や社員への配布文書の電子化を通じて、ペーパーレス化と業務効率化を実現しました。 |
| ・柏工場近隣の住民の皆様と交流できるイベントを実施します。 | ・柏工場にて2025年11月に秋まつりを開催し、地域の皆様や従業員のご家族など、300名以上の方にご来場いただきました。工場見学も行い、地域の皆様に当社の製品をご覧いただくとともに事業内容をPRしました。 |
| 3.誰もが自分らしく能力を発揮できる職場 | ・5S活動を実施します。(5S活動実施回数目標24回) | ・5S活動を実施しました。(実施回数24回) |
| ・従業員のアイデアを製品開発に活かせる仕組みを構築します。 | ・社内にアイデアポストを設置し、従業員から新製品アイデアを募集しました。 応募アイデアの検討および新製品の開発提案を行う、様々な部門から集まったメンバーによる新製品企画検討チームの活動は2期目を迎え、活発な議論を重ねました。 | |
| ・健康優良企業 金の認定を維持します。 (従業員定期健康診断受診率100%、特定保健指導実施率50%以上) | ・健康優良企業 金の認定を継続取得しました。 (従業員定期健康診断受診率:100%、特定保健指導実施率:62.2%) | |
| ・2028年度にくるみん認定を目指し、行動計画を更新します。 | ・2028年度のくるみん認定を目指して行動計画を更新し、公表しました。 | |
| ・社員の育児・介護と仕事の両立を支援する体制を強化し、男性労働者の育児休業等と育児目的休暇の取得割合100%を目指します。 | ・仕事と育児・介護の両立支援体制を整備しました。 ・男性労働者の育児休業等と育児目的休暇の取得割合は100%でした。 | |
| 4.経営基盤の強化 | ・事業継続計画(BCP)を見直し、実効性を高める取組みを行います。 | ・災害に対するレジリエンスを強化し、事業継続計画(BCP)が効果的に実行できるよう、柏工場の耐震補強工事を実施中です。 ・防災訓練、安否確認訓練、AEDの講習会等を実施しました。 |
| ・政策保有株について継続保有の妥当性が認められなくなったと判断したものを売却し、縮減を図ります。 | ・取締役会において、保有目的の適切性、事業上の関係を踏まえ、保有効果を総合的に判断し、検証した結果、今期は2銘柄の全数売却を行いました。 |
3.2026年度は以下の目標を掲げ取り組んでまいります。
| マテリアリティ | 目標 |
| 1.地球環境への配慮 | ・お客様の省エネ、省資源、ロス低減などに貢献する商品、技術の開発および提案を行います。 ・廃棄物のリサイクル量の把握とリサイクル推進に取り組みます。 ・CO₂排出量削減を考慮した設備更新への長期計画を作成します。 ・帳票の電子化を進め、ペーパーレス化に取り組みます。 |
| 2.事業を通じた社会への貢献 | ・業務改善によりロスを削減します。 (改善提案目標件数383件。) ・柏工場近隣の住民の皆様と交流できるイベントを実施します。 |
| 3.誰もが自分らしく能力を発揮できる職場 | ・従業員のアイデアを製品開発に活かせる仕組みを引き続き継続します。 ・健康優良企業 金の認定を維持します。 (従業員定期健康診断受診率100%、特定保健指導実施率50%以上) ・従業員の育児・介護と仕事の両立を支援する体制を強化し、男性労働者の育児休業等と育児目的休暇の取得割合100%を目指します。 ・従業員の健康や安全に配慮した取り組みを行います。 ・5S活動を実施します。(5S活動実施回数目標26回) |
| 4.経営基盤の強化 | ・事業継続計画(BCP)を見直し、実効性を高める取組みを行います。 ・耐震補強工事を完成させ、災害に対するレジリエンスを高めます。 ・政策保有株について継続保有の妥当性が認められなくなったと判断したものを売却し、縮減を図ります。 ・全従業員を対象にしたハラスメント防止研修を実施します。 |