有価証券報告書-第80期(2025/04/01-2026/03/31)
(3)戦略
当社グループは、人的資本経営や気候変動対応を重要なテーマと位置づけ、以下の考え方に基づき各種取り組みを推進しています。
なお、人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針については、各国・地域の法制度や文化的背景が密接に関係しているため、当社グループ全体において一律に導入することは困難であることから、当社グループの主要な事業を営む提出会社の方針を記載いたします。なお、連結子会社については、代表者の職務権限に基づき、各国の制度・実情に適合した運用方針に対する裁量を認めたうえで、様々な施策を実施しています。
①人的資本経営
1) 人材育成方針
当社グループはVision2035の実現を支える最重要経営資源として、人材への戦略的投資を推進しています。人材育成方針として「変革と成長」をキーワードに掲げ、従業員が目指すべき3つの指針「Be an OWNER:当事者であれ」「WILL:志を持つ、やり抜く」「OPEN:外に目を向ける」を定めています。失敗を恐れずに挑戦する人材を尊重し、市場価値の高い人材が「働きがい」を実感しながら能力を最大限に発揮できる環境を整備することにより、「真のグローバルワン・エクセレントメーカ」の実現を目指しています。
(キャリア醸成)
市場価値の高い人材の育成・定着を実現するため、従業員一人ひとりの自律的なキャリア形成を支援する自己啓発支援制度を整備しています。通信教育・eラーニング・英語学習アプリ・書籍・外部セミナーの受講など、学習手段を問わず費用を補助する当該制度は、現業務に直結するスキル習得にとどまらず、将来のキャリアを見据えた主体的な学びも対象としています。
(マネジメント力強化研修)
中期経営計画の重要課題であるマネジメント力強化を目的に、課長・グループマネージャー以上の管理職を対象とした目標設定・評価研修を実施しました。当社評価制度に則った目標設定の質向上と公正・納得感のある評価スキルの習得を主眼に、外部講師を招き実践的な研修を行いました。研修前後での効果測定も実施し、一定の改善を確認しています。
(外国籍社員への日本語教育)
グローバル人材の活躍推進の一環として、日本国内に勤務する外国籍の従業員を対象に、外部講師によるグループ形式の日本語レッスンを実施しています。ビジネス現場での即戦力化及び職場への円滑な適応を支援することを目的に、日本語能力試験(JLPT)N3取得を目標水準として設定し、日本語教育を提供。当連結会計年度はN3合格者を輩出しており、今後も多様な人材が能力を最大限に発揮できる環境整備を継続してまいります。
2)社内環境整備方針
当社グループは、社内環境整備方針として「ダイバーシティ&インクルージョン」と「働きがい」の推進を重要なテーマとして、積極的に取り組んでいます。
a.ダイバーシティ&インクルージョン
国籍・年齢・性別などの属性やライフスタイルに関わらず、長い職業人生を通じて誰もが活躍し輝ける環境を整備し、多様性の確保に努めてまいります。具体的な活動は以下の通りです。
(外国籍従業員の受入れ・定着支援)
外国籍の新入社員に対しては、定期的なフォローアップ面談及び会社支援による日本語研修を実施し、早期の職場環境・業務への順応を支援しています。また、多国籍従業員との多言語によるコミュニケーションを通じ、職場の若手従業員のグローバルマインド醸成にも寄与しています。
そのほか、女性従業員が健康に働き続けることができる環境の整備として、女性の健康課題に対するリテラシー向上を目的とした「女性特有の健康課題セミナー」を開催いたしました。また、会社の補助制度及び健康に関する情報を社内に掲示し、日常的な健康啓発を実施しています。
(介護支援)
介護に従事している従業員へのヒアリング及び全従業員を対象としたアンケートを実施し、従業員が介護において直面する課題の把握に努めました。その上で、ケアマネージャーを招き、仕事と介護の両立を支援するセミナーを開催いたしました。当該セミナーでは、介護保険制度や当社の介護支援制度の説明に加え、介護に従事する本人や家族のメンタルヘルスケアに関する情報提供を行い、介護をしながら働き続けることへの理解促進を図りました。
a.働きがい
当社グループは、企業の発展には一人ひとりの「生産性の向上」と「モチベーション」が重要であると考え、従業員の「働きがい」の向上に注力してまいります。
働きがいの向上には、まず就業環境の整備が基盤として必要であることから、健康施策の充実、メンタルヘルス対策及びヘルスリテラシー向上のための研修・情報提供など、就業環境の整備を推進してまいりました。
今後は、従業員一人ひとりが働きがいを持ち、挑戦し続けられる組織の実現を目指してまいります。
具体的な活動は以下の通りであります。
(健康増進イベント)
コミュニケーションの活性化及び健康意識の向上を目的として、従業員の家族も参加可能な全社運動会を開催し、従業員間のコミュニケーションやチームワークの醸成に資する機会となりました。
その他の健康経営に関する取り組みについては、当社ウェブサイト(URL https://www.anestiwata-corp.com/jp/sustainability/society/health-management)をご参照ください。
②気候変動対応
当社グループは、地球との共生を図りながら、環境マネジメントシステムを効果的に運用し、製品開発などの事業活動を通じて環境保全を推進しています。「環境に配慮した事業運営」を進めていくため、気候変動が当社に与える影響を踏まえた上で、事業活動を行っています。
具体的な取り組みとして下記施策を実施しています。
(シナリオ分析)
当社事業のレジリエンスを評価するため、シナリオ分析を実施いたしました。当該分析により得られた結果を長中期経営計画に反映することで、事業戦略のレジリエンスを強化してまいります。今後もリスクや機会の見直しや対応策の実行及びモニタリングを継続してまいります。
詳細は当社ウェブサイト(URL https://www.anestiwata-corp.com/jp/sustainability/environment/idea)をご参照ください。
(温室効果ガス排出量の削減)
当社グループは、持続可能な社会の実現に向け、事業活動における環境負荷低減と温室効果ガス排出量削減に積極的に取り組んでいます。その一環として、一部事業所における電力を再生可能エネルギー由来の電力へ切り替えています。
(環境配慮型製品の開発)
当社グループは、環境負荷低減の実現に向け、主要事業分野において環境配慮型製品の開発に取り組んでいます。
空気圧縮機分野においては、工場の消費電力の多くを占める圧縮機のエネルギー効率向上を目指し、高効率機種やブースターコンプレッサ等の製品開発を継続してまいります。これにより、お客様の省エネルギー化を支援するとともに、社会全体の環境負荷低減に貢献してまいります。
塗装機器分野においては、揮発性有機化合物(VOC)に関する世界各国の環境規制強化に対応するため、1994年に欧州環境規制適合スプレーガンを世界で初めて市場投入して以来、環境配慮型塗料に最適な塗装機器の開発・提供を推進しています。今後も高性能製品のグローバル展開を通じ、環境にやさしい塗装プロセスの普及及び持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
そのほかのESGに関する取り組みを含むサステナビリティ情報については、2026年9月に当社ウェブサイト(URL https://www.anestiwata-corp.com/jp/ir/library/integrated-report)において公表予定の統合報告書2026年度版をご参照ください。
当社グループは、人的資本経営や気候変動対応を重要なテーマと位置づけ、以下の考え方に基づき各種取り組みを推進しています。
なお、人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針については、各国・地域の法制度や文化的背景が密接に関係しているため、当社グループ全体において一律に導入することは困難であることから、当社グループの主要な事業を営む提出会社の方針を記載いたします。なお、連結子会社については、代表者の職務権限に基づき、各国の制度・実情に適合した運用方針に対する裁量を認めたうえで、様々な施策を実施しています。
①人的資本経営
1) 人材育成方針
当社グループはVision2035の実現を支える最重要経営資源として、人材への戦略的投資を推進しています。人材育成方針として「変革と成長」をキーワードに掲げ、従業員が目指すべき3つの指針「Be an OWNER:当事者であれ」「WILL:志を持つ、やり抜く」「OPEN:外に目を向ける」を定めています。失敗を恐れずに挑戦する人材を尊重し、市場価値の高い人材が「働きがい」を実感しながら能力を最大限に発揮できる環境を整備することにより、「真のグローバルワン・エクセレントメーカ」の実現を目指しています。
(キャリア醸成)
市場価値の高い人材の育成・定着を実現するため、従業員一人ひとりの自律的なキャリア形成を支援する自己啓発支援制度を整備しています。通信教育・eラーニング・英語学習アプリ・書籍・外部セミナーの受講など、学習手段を問わず費用を補助する当該制度は、現業務に直結するスキル習得にとどまらず、将来のキャリアを見据えた主体的な学びも対象としています。
(マネジメント力強化研修)
中期経営計画の重要課題であるマネジメント力強化を目的に、課長・グループマネージャー以上の管理職を対象とした目標設定・評価研修を実施しました。当社評価制度に則った目標設定の質向上と公正・納得感のある評価スキルの習得を主眼に、外部講師を招き実践的な研修を行いました。研修前後での効果測定も実施し、一定の改善を確認しています。
(外国籍社員への日本語教育)
グローバル人材の活躍推進の一環として、日本国内に勤務する外国籍の従業員を対象に、外部講師によるグループ形式の日本語レッスンを実施しています。ビジネス現場での即戦力化及び職場への円滑な適応を支援することを目的に、日本語能力試験(JLPT)N3取得を目標水準として設定し、日本語教育を提供。当連結会計年度はN3合格者を輩出しており、今後も多様な人材が能力を最大限に発揮できる環境整備を継続してまいります。
2)社内環境整備方針
当社グループは、社内環境整備方針として「ダイバーシティ&インクルージョン」と「働きがい」の推進を重要なテーマとして、積極的に取り組んでいます。
a.ダイバーシティ&インクルージョン
国籍・年齢・性別などの属性やライフスタイルに関わらず、長い職業人生を通じて誰もが活躍し輝ける環境を整備し、多様性の確保に努めてまいります。具体的な活動は以下の通りです。
(外国籍従業員の受入れ・定着支援)
外国籍の新入社員に対しては、定期的なフォローアップ面談及び会社支援による日本語研修を実施し、早期の職場環境・業務への順応を支援しています。また、多国籍従業員との多言語によるコミュニケーションを通じ、職場の若手従業員のグローバルマインド醸成にも寄与しています。
そのほか、女性従業員が健康に働き続けることができる環境の整備として、女性の健康課題に対するリテラシー向上を目的とした「女性特有の健康課題セミナー」を開催いたしました。また、会社の補助制度及び健康に関する情報を社内に掲示し、日常的な健康啓発を実施しています。
(介護支援)
介護に従事している従業員へのヒアリング及び全従業員を対象としたアンケートを実施し、従業員が介護において直面する課題の把握に努めました。その上で、ケアマネージャーを招き、仕事と介護の両立を支援するセミナーを開催いたしました。当該セミナーでは、介護保険制度や当社の介護支援制度の説明に加え、介護に従事する本人や家族のメンタルヘルスケアに関する情報提供を行い、介護をしながら働き続けることへの理解促進を図りました。
a.働きがい
当社グループは、企業の発展には一人ひとりの「生産性の向上」と「モチベーション」が重要であると考え、従業員の「働きがい」の向上に注力してまいります。
働きがいの向上には、まず就業環境の整備が基盤として必要であることから、健康施策の充実、メンタルヘルス対策及びヘルスリテラシー向上のための研修・情報提供など、就業環境の整備を推進してまいりました。
今後は、従業員一人ひとりが働きがいを持ち、挑戦し続けられる組織の実現を目指してまいります。
具体的な活動は以下の通りであります。
(健康増進イベント)
コミュニケーションの活性化及び健康意識の向上を目的として、従業員の家族も参加可能な全社運動会を開催し、従業員間のコミュニケーションやチームワークの醸成に資する機会となりました。
その他の健康経営に関する取り組みについては、当社ウェブサイト(URL https://www.anestiwata-corp.com/jp/sustainability/society/health-management)をご参照ください。
②気候変動対応
当社グループは、地球との共生を図りながら、環境マネジメントシステムを効果的に運用し、製品開発などの事業活動を通じて環境保全を推進しています。「環境に配慮した事業運営」を進めていくため、気候変動が当社に与える影響を踏まえた上で、事業活動を行っています。
具体的な取り組みとして下記施策を実施しています。
(シナリオ分析)
当社事業のレジリエンスを評価するため、シナリオ分析を実施いたしました。当該分析により得られた結果を長中期経営計画に反映することで、事業戦略のレジリエンスを強化してまいります。今後もリスクや機会の見直しや対応策の実行及びモニタリングを継続してまいります。
詳細は当社ウェブサイト(URL https://www.anestiwata-corp.com/jp/sustainability/environment/idea)をご参照ください。
(温室効果ガス排出量の削減)
当社グループは、持続可能な社会の実現に向け、事業活動における環境負荷低減と温室効果ガス排出量削減に積極的に取り組んでいます。その一環として、一部事業所における電力を再生可能エネルギー由来の電力へ切り替えています。
(環境配慮型製品の開発)
当社グループは、環境負荷低減の実現に向け、主要事業分野において環境配慮型製品の開発に取り組んでいます。
空気圧縮機分野においては、工場の消費電力の多くを占める圧縮機のエネルギー効率向上を目指し、高効率機種やブースターコンプレッサ等の製品開発を継続してまいります。これにより、お客様の省エネルギー化を支援するとともに、社会全体の環境負荷低減に貢献してまいります。
塗装機器分野においては、揮発性有機化合物(VOC)に関する世界各国の環境規制強化に対応するため、1994年に欧州環境規制適合スプレーガンを世界で初めて市場投入して以来、環境配慮型塗料に最適な塗装機器の開発・提供を推進しています。今後も高性能製品のグローバル展開を通じ、環境にやさしい塗装プロセスの普及及び持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
そのほかのESGに関する取り組みを含むサステナビリティ情報については、2026年9月に当社ウェブサイト(URL https://www.anestiwata-corp.com/jp/ir/library/integrated-report)において公表予定の統合報告書2026年度版をご参照ください。