有価証券報告書-第59期(2022/04/01-2023/03/31)

【提出】
2023/06/27 15:36
【資料】
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【項目】
140項目
注7.リース
(1)借主側
提出会社及び一部の子会社は借手として、建物、機械装置及び運搬具を中心とした設備を賃借しています。リース契約の一部については、延長オプション及び解約オプションが付与されており、リースによって課されている制限又は特約はありません。
使用権資産の原資産の種類別の帳簿価額は以下のとおりです。
(単位:百万円)
土地建物及び
構築物
機械装置及び
運搬具
工具、器具及び
備品
合計
前連結会計年度
(2022年3月31日)
15,19533,20510,20113958,740
当連結会計年度
(2023年3月31日)
17,07840,1737,46359165,305

当連結会計年度における使用権資産の増加額は、22,350百万円です。
リースに関連する費用、キャッシュ・アウトフローは、以下のとおりです。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2022年3月31日)
当連結会計年度
(2023年3月31日)
使用権資産の減価償却費
土地846761
建物及び構築物5,5016,376
機械装置及び運搬具3,8513,090
工具、器具及び備品5680
合計10,25410,307
リース負債に係る支払利息1,4111,406
短期リースに係る費用8,7859,818
リースに関連する費用合計20,45021,531
リースに係るキャッシュ・アウトフロー合計22,89522,969

リース負債の満期分析は、「注23.金融商品及び関連する開示」に記載しています。
(2)貸主側
一部の連結子会社は、建設機械等をファイナンス・リースまたはオペレーティング・リースにより賃貸しています。
リースに係る収益は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2022年3月31日)
当連結会計年度
(2023年3月31日)
ファイナンス・リースに係るリース収益
正味リース投資未回収額に係る金融収益2,2351,553
オペレーティング・リースに係るリース収益55,93659,635
リースに係る収益合計58,17161,188

なお、当社グループは、ファイナンス・リース及びオペレーティング・リースに係るリース物件の残存価値について、予想を上回る市場環境の変化や技術革新等によって、当初見積価額よりも実際の処分価額が下回る等のリスクを抱えております。上述のリスクを低減するため、リース物件の残存価値評価及びリース満了物件の再販能力の向上に努めております。また、残存価値に関しては主に各国において中古物件の市場価値を注視し定期的なモニタリングにより、常に最新の情報を把握するよう備えております。
ファイナンス・リースに係るリース料債権の満期分析は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2022年3月31日)
当連結会計年度
(2023年3月31日)
割引前受取リース料
1年以内32,16128,630
1年超2年以内11,4747,476
2年超3年以内5,4944,368
3年超4年以内3,0422,873
4年超5年以内2,0821,809
5年超323368
合計54,57645,524
リース料債権に係る未獲得金融収益△2,992△2,280
正味リース投資未回収額51,58443,244


オペレーティング・リースに係る割引前受取リース料の満期分析は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2022年3月31日)
当連結会計年度
(2023年3月31日)
1年以内2,3722,181
1年超2年以内1,1421,697
2年超3年以内8261,377
3年超4年以内5911,094
4年超5年以内429746
5年超132259
合計5,4927,354