工業部門では、インダストリアル事業は先進国を中心とした経済活動の再開で、産業ガスやLNG向け設備投資が動き始めており、海洋環境規制の高まりを背景とした船舶向けLNG燃料供給システムの受注が大幅に拡大しています。一方、航空宇宙事業は人の移動の再開に伴い民間航空機需要が回復し始めてきたことで製品出荷は徐々に回復していますが、コロナ禍前の業績水準までの回復には依然として時間を要する見通しです。医療部門では、国内の血液透析装置の需要が引き続き活発に推移し、海外市場でも装置需要の回復が見られた一方、在ベトナムホーチミンの当社血液回路工場では、2021年6月末以降新型コロナウイルス感染症蔓延による当局の指示により工場稼働の制限を余儀なくされており、稼働率は徐々に回復してきたものの、緊急対応による追加支出に加え、当社各種製品の部材コストや物流費の高騰の収束の見通しは不透明な状況にあり収益性の悪化が懸念されます。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の当社グループ業績は、受注高 136,977百万円(前年同期比20.7%増)、売上収益 118,770百万円(同6.3%増)、営業利益 4,183百万円(同29.3%減)、税引前利益 4,647百万円(同15.1%減)、親会社の所有者に帰属する当期利益 983百万円(同76.9%減)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりです。
2021/11/12 15:25