四半期報告書-第117期第3四半期(平成27年10月1日-平成27年12月31日)

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2016/02/05 15:06
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文中における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものです。
なお、第1四半期連結累計期間より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日)等を適用し、「四半期純利益」を「親会社株主に帰属する四半期純利益」としております。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間(平成27年4月1日~平成27年12月31日)における日本経済は、一部に弱さもみられましたが、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果もあり、緩やかな回復基調が続きました。海外においては、米国経済は回復が続き、欧州経済も緩やかに回復する一方で、中国やその他新興国の景気に減速感が強まりました。
このような環境のもと、当社グループは昨年4月にスタートした3年間の中期経営計画「NTN100」において、平成30年3月に迎える創業100周年と次の100年の持続的成長のため、「あるべき姿」に向けた変革と礎づくりを目指し、経営資源(ひと・もの・かね)を重点分野に集中する「攻める経営」、規模に依存せず価値を追求する企業へと変革する「稼ぐ経営」、経営基盤と財務基盤を強化する「築く経営」の3つを基本方針とし、諸施策を推進しております。
当第3四半期連結累計期間の売上高は、537,316百万円(前年同期比4.7%増)となりました。損益につきましては、営業利益は36,761百万円(前年同期比25.1%増)、経常利益は29,704百万円(前年同期比8.7%増)となりました。なお、特別利益として固定資産売却益103百万円、特別損失として仲裁裁定に伴う損失13,376百万円を計上した結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は9,591百万円(前年同期比40.1%減)となりました。
セグメントの業績につきましては、以下のとおりであります。
①日本
販売につきましては、補修市場向けは産業機械補修向けで減少しました。産業機械市場向けは建設機械向けなどで減少しましたが、自動車市場向けは客先需要の拡大などにより増加しました。この結果、売上高は前年同期並みの255,592百万円となりましたが、セグメント利益は20,695百万円(前年同期比1.9%減)となりました。
②米州
販売につきましては、補修市場向けは産業機械補修向けで減少しました。産業機械市場向けは建設機械向けなどで減少し、自動車市場向けは前年同期並みとなりましたが、全体としては、為替の影響があり売上高は156,430百万円(前年同期比8.4%増)となりました。セグメント利益は、比例費の削減などにより3,563百万円(前年同期は115百万円のセグメント利益)となりました。
③欧州
販売につきましては、補修市場向けは自動車補修向け客先需要の拡大などにより増加しました。産業機械市場向けは風力発電向けや航空機向けなどで増加し、自動車市場向けも客先需要の拡大などにより増加しましたが、全体としては、為替の影響があり売上高は135,033百万円(前年同期比1.4%減)となりました。セグメント利益は、販売増加の効果などにより1,412百万円(前年同期比9.0%増)となりました。
④アジア他
販売につきましては、補修市場向けは主にアセアン地域での産業機械補修向け客先需要の拡大などにより増加しました。産業機械市場向けは建設機械向けなどで減少しましたが、自動車市場向けは中国での客先需要の拡大などにより増加しました。この結果、売上高は為替の影響もあり113,462百万円(前年同期比17.6%増)となり、セグメント利益は販売増加の効果や比例費の削減などにより9,897百万円(前年同期比47.9%増)となりました。
(補足情報)
1)事業形態別損益
前第3四半期連結累計期間(自 平成26年4月1日 至 平成26年12月31日) (単位:百万円)
補修市場向け産業機械市場向け自動車市場向け合計
外部顧客への売上高82,80479,495350,864513,164
営業利益13,9003,64611,84929,396

当第3四半期連結累計期間(自 平成27年4月1日 至 平成27年12月31日) (単位:百万円)
補修市場向け産業機械市場向け自動車市場向け合計
外部顧客への売上高85,00577,794374,516537,316
営業利益13,7794,75918,22236,761

①補修市場向け
新規需要の開拓、客先需要の拡大及び為替の影響により売上高は85,005百万円(前年同期比2.7%増)となりましたが、営業利益は13,779百万円(前年同期比0.9%減)となりました。
②産業機械市場向け
風力発電向けなどの客先需要の拡大はありましたが、建設機械向けなどの減少により売上高は77,794百万円(前年同期比2.1%減)となりました。営業利益は為替の影響などにより4,759百万円(前年同期比30.5%増)となりました。
③自動車市場向け
欧州及び中国での客先需要の拡大及び為替の影響などにより売上高は374,516百万円(前年同期比6.7%増)となりました。営業利益は販売増加の効果、比例費の削減及び為替の影響などにより18,222百万円(前年同期比53.8%増)となりました。
2)地域別売上高
前第3四半期連結累計期間(自 平成26年4月1日 至 平成26年12月31日) (単位:百万円)
日本米州欧州アジア他合計
142,094147,028124,99799,044513,164

当第3四半期連結累計期間(自 平成27年4月1日 至 平成27年12月31日) (単位:百万円)
日本米州欧州アジア他合計
142,176159,367124,273111,498537,316

(注)1.売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
2.地理的近接度により、複数の国又は地域を括った地域に区分しております。
3.各区分に属する主な国又は地域…………米州 :アメリカ、カナダ、中南米
欧州 :ドイツ、フランス、イギリス等
アジア他:中国、タイ、インド等
(2)キャッシュ・フローの状況
営業活動の結果得られた資金は28,777百万円(前年同期比11,453百万円、66.1%の増加)となりました。主な内訳は減価償却費28,764百万円、税金等調整前四半期純利益16,431百万円の収入に対して、たな卸資産の増加額15,467百万円の支出であります。
投資活動の結果使用した資金は25,807百万円(前年同期比1,590百万円、6.6%の増加)となりました。主な内訳は有形固定資産の取得による支出25,639百万円であります。
財務活動の結果使用した資金は29,223百万円(前年同期比14,038百万円、92.4%の増加)となりました。主な内訳は長期借入金の返済による支出44,494百万円、短期借入金の純減少額12,214百万円、配当金の支払額4,520百万円に対して、長期借入れによる収入32,759百万円であります。
これらの増減に換算差額の増加額1,458百万円を算入しました結果、当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は62,983百万円となり、前連結会計年度末に比べ24,794百万円(28.2%)の減少となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更はありません。
なお、会社の支配に関する基本方針は次のとおりです。
1) 財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
当社グループは「新しい技術の創造と新商品の開発を通じて国際社会に貢献する(For New Technology Network:新しい技術で世界を結ぶ)」を企業理念とし、法令・規則の遵守、公正・誠実を基本に、独創的技術の創造、顧客満足度の向上、グローバリゼーションの推進を通じて、国際企業にふさわしい企業活動を行うとともに、環境への負荷低減及び資源循環型社会の構築を目指しております。この理念のもとに企業活動を健全に継続し、株主の皆様を始め、お客様、従業員、地域社会の皆様等、あらゆるステークホルダーとの信頼関係の維持に十分に配慮し、長期的な視点に立った企業活動を行うことが当社の企業価値向上及び株主共同の利益の確保に資すると考えます。
当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方につきましては、当社が上場会社である以上、基本的には当社株式の大規模な買付も自由であり、最終的には上記のような観点から株主の皆様ご自身が判断されるべきものと考えております。しかしながら、当社株式に対する大規模買付行為については、株主の皆様に判断の前提となる十分な情報提供が行われるよう適切なルールが定められるべきでありますし、また、当該大規模買付行為が当社の企業価値又は株主共同の利益を著しく損なうと認められる場合には、当社は、当社の企業価値又は株主共同の利益を守るために、しかるべき対抗措置を取ることができるようにすべきであると考えます。
2) 上記基本方針にかかる取組みの具体的内容
①当社は平成30年3月に創業100周年を迎えるにあたり、次の100年も成長するため、会社の進むべき方向として、以下の「あるべき姿」を定めました。
(ⅰ) 世界中の従業員に企業理念が浸透し、自ら考え、自ら行動する企業
(ⅱ) 独自の商品とサービスを有し、品質、機能で高く評価され、世界中で存在感のある企業
(ⅲ) NTNに関わる全ての人が「NTN」ブランドに誇りを持てる企業
平成27年4月からスタートした中期経営計画「NTN100」(平成27年4月~平成30年3月)では、「あるべき姿」の実現に向けた変革及び礎づくりの3年間と位置づけ、経営資源(ひと・もの・かね)を重点分野に集中する「攻める経営」、規模に依存せず価値を追求する企業へと変革する「稼ぐ経営」、経営基盤と財務基盤を強化する「築く経営」の3つを基本方針とし、以下の施策を重点的に実施してまいります。
<攻める経営>(ⅰ) 新たな領域での事業展開
「NTNの技術やノウハウを融合した新たな領域での事業展開」
(ⅱ) アフターマーケット事業の拡大
「品揃えとエンジニアリング・サービスで顧客満足度世界No.1へ」
<稼ぐ経営>(ⅲ) ドライブシャフト事業の構造改革
「顧客満足度世界No.1の『NTNのドライブシャフト』へ」
(ⅳ) 次世代技術による「もの造り」
「次の100年に向けた『もの造り』方式の革新」
<築く経営>(ⅴ) 経営基盤の強化
「真のグローバル企業としての経営基盤の確立」
(ⅵ) 財務基盤の強化
「収益管理の強化と資産効率の向上」
②当社は、平成20年2月5日開催の当社取締役会において、当社株式の大規模買付行為に関する対応方針の導入を決議し、平成20年6月27日開催の当社第109期定時株主総会において株主の皆様のご承認をいただきました。その後、直近では平成26年6月25日開催の当社第115期定時株主総会において、株主の皆様のご承認をいただき、これを継続しております(以下、継続後の対応方針を「本対応方針」といいます。)。本対応方針は、平成29年6月開催予定の当社定時株主総会終結の時まで効力を有するものとします。ただし、上記期間の満了前であっても、当社株主総会において本対応方針を廃止する旨の決議が行われた場合には、本対応方針はその時点で効力を失うものとします。
本対応方針の内容は、特定株主グループの議決権割合を20%以上とすることを目的とする当社株券等の買付行為、又は結果として特定株主グループの議決権割合が20%以上となるような当社株券等の買付行為を「大規模買付行為」とし、また当該買付を行う者を「大規模買付者」として、当社取締役会に対して当該大規模買付行為に関する情報提供を要求するものです。
大規模買付者が当社取締役会のあらかじめ定める手続に従わない場合、又は当該大規模買付行為が当社の企業価値又は株主共同の利益を著しく毀損するものであると判断される場合には、当社取締役会は、当該大規模買付者は行使することができないという行使条件を付した新株予約権の無償割当てを実施し当該大規模買付行為による損害を防止することができるものといたします。また、かかる判断にあたっては、当社取締役会は独立した第三者機関である特別委員会の勧告に原則として従うものとします。
なお、本対応方針の詳細につきましては、当社ホームページ(http://www.ntn.co.jp/)に掲載の平成26年4月22日付「当社株式の大規模買付行為に関する対応方針(買収防衛策)の継続について」をご参照ください。
3) 前記 2)の取組みについての当社取締役会の判断及びその判断にかかる理由
中期経営計画「NTN100」を着実に実行し、中長期にわたる企業価値向上のための活動を継続することにより、当社の企業価値の向上が実現し、株主共同の利益が高まるものと考えます。
また、本対応方針は、大規模買付行為の適否を株主の皆様が判断されるにあたり、十分な情報提供を確保するために定めるものであり、特定の株主又は投資家を優遇し若しくは拒絶するものではありません。また、対抗措置として新株予約権を発行するのは、当該大規模買付行為が当社の企業価値に回復しがたい損害をもたらすものであると判断される場合等、厳重な客観的要件を充足する場合に限定されるとともに、その発行の可否の判断にあたっても、当社取締役会から独立した特別委員会の中立公正な判断に原則として従うこととしており、当社取締役会の恣意的判断を排除しております。対抗措置として発行する新株予約権及びその行使条件についても、あらかじめその内容について開示を行う等、企業価値向上及び株主共同の利益確保に必要かつ相当な範囲内の対抗措置であると考えます。
したがいまして、当社取締役会は、前記 2)の取組みは基本方針に沿うものであり、株主共同の利益を損なうものでないとともに、役員の地位の維持を目的とするものではないと判断いたしております。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発費は13,695百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動について、重要な変更はありません。

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