有価証券報告書-第78期(2023/04/01-2024/03/31)
(経営戦略と連動した人材戦略)
当社の「より良き品を、より早く、より多く、より安く、より賢くつくることで持続可能かつ地球にやさしく豊かな社会の実現に貢献する」という経営理念のもとで明確に定義された8本槍戦略と社会的課題解決に向けた戦略を実現するためには、あらゆる世代の人材を持続的に惹きつけ、当社の経営戦略に強くコミットする社員を増やしていく必要があります。経営戦略の実現のための人材集団へ変革するための人材戦略について、以下に記載のとおり、実行してまいります。
① 従業員エンゲージメント
当社の持続的成長と従業員エンゲージメントの維持、向上の好循環を実現するため、2023年度に従業員エンゲージメントサーベイを実施しております。これにより、当社の人材、組織課題に関する現状を把握し、その分析結果に基づき、実効性のある改善計画を策定、実行しております。
2024年度より従業員エンゲージメントの向上を経営の重要課題として位置付け、「会社全体」、「各事業部(職場)」、「それを支援する事業本部」の3層の取り組みにより改善活動を強力に進めております。
具体的には、会社全体の取り組みとして、社長が各拠点を訪問し、社員と直接対話をするタウンホール・ミーティングを、年度を通じて計画的に実施し、経営からのメッセージを継続的に発信してまいります。また、社員が自走する強い組織づくりのための「対話型マネジメント研修」について、管理職層(部長、次長)を対象に開始しております。これらの取り組みと連動する形で、各事業部(職場)で、それぞれの職場の現状分析を踏まえた改善取り組みを、事業本部のサポートを得ながら、推進しております。
② 新たな企業文化の醸成(情熱に突き動かされる挑戦、「相合」活動の促進)
当社の基本戦略は、多様な技術や製品の「相合」でDifference(差別化)を追求することであります。そのドライバーとなるのは、8つのコアビジネス、10のコアテクノロジー、そして9万人の社員の「情熱」に突き動かされる挑戦であります。
2019年度より、社員の「情熱」に基づくボトムアップによるチーム活動の浸透と、ベストプラクティスのグループ内横展開の促進により、「相合」活動の基盤となるチームビルディング活動を国内外で推進しております。また、2023年3月より稼働した東京クロステックガーデンという場を活用して、「事業」、「技術」、「人」の相合をさらに加速させるために、X(クロス)チーム活動によるコミュニケーション促進活動に取り組んでおります。
当社では、違いを積極的に受け入れることで新たな価値を創造する企業文化が「相合」活動の土台となると考え、DEI(Diversity, Equity and Inclusion)を推進しております。人材においては対等の精神を掲げ、優秀な人材を出身会社問わず登用し、同時に女性活躍推進の取り組みを推進しております。また、国籍の多様性については、海外グループ会社のマネジメントから選抜したグループ執行役員制度を採り入れるなど、外国籍の役員が活躍する土壌が確立されております。
今後は、「情熱に基づく挑戦」「違いを積極的に受け入れること」「現地現物」などの社員全員に持ち続けてもらいたいミネベアミツミらしい人材の強さや価値観を、目指す人材像として定義し、採用、配置、育成、評価、処遇の各種人事施策と連動させることにより、経営戦略を実現するための企業文化を醸成してまいります。
③ 計画的な人材投資、育成
当社のさらなる成長には、人的資本を最大化するための計画的な投資、育成が重要であると考えております。当社では、(i)コア人材(将来のグループ経営を担う候補人材)の発掘、育成、強化、(ii)製造、営業、技術のプロフェッショナル育成の2つの領域を中心に人材投資、育成に取り組んでおります。
(ⅰ)コア人材(将来のグループ経営を担う候補人材)の発掘、育成、強化
グループの重要ポストである本部長及び事業部長の後継候補者(Next Leader 及び Future Leader)、並びにポテンシャルのある若手人材(Hi-potential Leader)の3つのコア人材プールを整備し、これらのコア人材に対して各区分の人材要件を満たすための効果的な育成(配置や研修)を実施しております。目的は、これらの重要ポストに座る人材を計画的に強くすることにより、グループの持続可能性を高めることであります。
各人材プールの要件から、育成に効果的と思われる3つの選抜型研修(NLP:Next Leaders Program, FLP:Future Leaders Program, HLP:Hi-potential Leaders Program)を2024年度より開始しました。目指すリーダー像として、「大局を見据え、豊かな構想力と執行力を持って事業を強化、進化させるリーダー」を掲げ、当該研修では、①必要な覚悟、視座、スキル、知識の習得、②グローバル・リーダーとしての大局観、構想力、執行力の習得、③トップタレント同士の交流(「相合」活動)、④自分の情熱(MYパッション)の源の再発見を目的としております。また、コア人材の育成に関しては、研修機会の提供だけではなく、一定期間経営陣のシャドウイングをおこない、最前線の経験をさせることで経営トップとしての判断力を磨いております。同時に、強力なリーダーシップで事業群を進化させるトップマネジメント人材を社外から積極的に採用することも実施しております。
(ii)製造、営業、技術のプロフェッショナル育成
当社の強みである、創業以来培ってきた製造ノウハウ並びにM&Aなどで増強してきた技術力や営業力をさらに強化すべく、ノウハウを継承するしくみの盤石化に引き続き取り組んでおります。
昨年度より、人材開発部と各事業本部のジョイントプロジェクトである「サムライ」プロジェクトを開始しました。製造、営業、技術のそれぞれの分野における経験が豊富なマネージャー(主に海外工場経験者)からなるプロジェクトチームを組成し、現場の実情を深く理解するメンバーが、より実効性のあるマネージャー育成のための研修プログラムの企画、開発、運営や海外工場での現場指導に取り組んでおります。
当社の「より良き品を、より早く、より多く、より安く、より賢くつくることで持続可能かつ地球にやさしく豊かな社会の実現に貢献する」という経営理念のもとで明確に定義された8本槍戦略と社会的課題解決に向けた戦略を実現するためには、あらゆる世代の人材を持続的に惹きつけ、当社の経営戦略に強くコミットする社員を増やしていく必要があります。経営戦略の実現のための人材集団へ変革するための人材戦略について、以下に記載のとおり、実行してまいります。
① 従業員エンゲージメント
当社の持続的成長と従業員エンゲージメントの維持、向上の好循環を実現するため、2023年度に従業員エンゲージメントサーベイを実施しております。これにより、当社の人材、組織課題に関する現状を把握し、その分析結果に基づき、実効性のある改善計画を策定、実行しております。
2024年度より従業員エンゲージメントの向上を経営の重要課題として位置付け、「会社全体」、「各事業部(職場)」、「それを支援する事業本部」の3層の取り組みにより改善活動を強力に進めております。
具体的には、会社全体の取り組みとして、社長が各拠点を訪問し、社員と直接対話をするタウンホール・ミーティングを、年度を通じて計画的に実施し、経営からのメッセージを継続的に発信してまいります。また、社員が自走する強い組織づくりのための「対話型マネジメント研修」について、管理職層(部長、次長)を対象に開始しております。これらの取り組みと連動する形で、各事業部(職場)で、それぞれの職場の現状分析を踏まえた改善取り組みを、事業本部のサポートを得ながら、推進しております。
② 新たな企業文化の醸成(情熱に突き動かされる挑戦、「相合」活動の促進)
当社の基本戦略は、多様な技術や製品の「相合」でDifference(差別化)を追求することであります。そのドライバーとなるのは、8つのコアビジネス、10のコアテクノロジー、そして9万人の社員の「情熱」に突き動かされる挑戦であります。
2019年度より、社員の「情熱」に基づくボトムアップによるチーム活動の浸透と、ベストプラクティスのグループ内横展開の促進により、「相合」活動の基盤となるチームビルディング活動を国内外で推進しております。また、2023年3月より稼働した東京クロステックガーデンという場を活用して、「事業」、「技術」、「人」の相合をさらに加速させるために、X(クロス)チーム活動によるコミュニケーション促進活動に取り組んでおります。
当社では、違いを積極的に受け入れることで新たな価値を創造する企業文化が「相合」活動の土台となると考え、DEI(Diversity, Equity and Inclusion)を推進しております。人材においては対等の精神を掲げ、優秀な人材を出身会社問わず登用し、同時に女性活躍推進の取り組みを推進しております。また、国籍の多様性については、海外グループ会社のマネジメントから選抜したグループ執行役員制度を採り入れるなど、外国籍の役員が活躍する土壌が確立されております。
今後は、「情熱に基づく挑戦」「違いを積極的に受け入れること」「現地現物」などの社員全員に持ち続けてもらいたいミネベアミツミらしい人材の強さや価値観を、目指す人材像として定義し、採用、配置、育成、評価、処遇の各種人事施策と連動させることにより、経営戦略を実現するための企業文化を醸成してまいります。
③ 計画的な人材投資、育成
当社のさらなる成長には、人的資本を最大化するための計画的な投資、育成が重要であると考えております。当社では、(i)コア人材(将来のグループ経営を担う候補人材)の発掘、育成、強化、(ii)製造、営業、技術のプロフェッショナル育成の2つの領域を中心に人材投資、育成に取り組んでおります。
(ⅰ)コア人材(将来のグループ経営を担う候補人材)の発掘、育成、強化
グループの重要ポストである本部長及び事業部長の後継候補者(Next Leader 及び Future Leader)、並びにポテンシャルのある若手人材(Hi-potential Leader)の3つのコア人材プールを整備し、これらのコア人材に対して各区分の人材要件を満たすための効果的な育成(配置や研修)を実施しております。目的は、これらの重要ポストに座る人材を計画的に強くすることにより、グループの持続可能性を高めることであります。
各人材プールの要件から、育成に効果的と思われる3つの選抜型研修(NLP:Next Leaders Program, FLP:Future Leaders Program, HLP:Hi-potential Leaders Program)を2024年度より開始しました。目指すリーダー像として、「大局を見据え、豊かな構想力と執行力を持って事業を強化、進化させるリーダー」を掲げ、当該研修では、①必要な覚悟、視座、スキル、知識の習得、②グローバル・リーダーとしての大局観、構想力、執行力の習得、③トップタレント同士の交流(「相合」活動)、④自分の情熱(MYパッション)の源の再発見を目的としております。また、コア人材の育成に関しては、研修機会の提供だけではなく、一定期間経営陣のシャドウイングをおこない、最前線の経験をさせることで経営トップとしての判断力を磨いております。同時に、強力なリーダーシップで事業群を進化させるトップマネジメント人材を社外から積極的に採用することも実施しております。
(ii)製造、営業、技術のプロフェッショナル育成
当社の強みである、創業以来培ってきた製造ノウハウ並びにM&Aなどで増強してきた技術力や営業力をさらに強化すべく、ノウハウを継承するしくみの盤石化に引き続き取り組んでおります。
昨年度より、人材開発部と各事業本部のジョイントプロジェクトである「サムライ」プロジェクトを開始しました。製造、営業、技術のそれぞれの分野における経験が豊富なマネージャー(主に海外工場経験者)からなるプロジェクトチームを組成し、現場の実情を深く理解するメンバーが、より実効性のあるマネージャー育成のための研修プログラムの企画、開発、運営や海外工場での現場指導に取り組んでおります。