四半期報告書-第84期第2四半期(平成26年7月1日-平成26年9月30日)

【提出】
2014/11/14 9:10
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【項目】
30項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
なお、当社は、第1四半期連結会計期間より四半期連結財務諸表を作成しているため、前年同四半期連結累計期間及び前連結会計年度末との比較分析は行っておりません。
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動が残るものの、その影響も次第に薄れ、各種政策の効果等もあり、景気は緩やかに回復してまいりました。先行きにつきましては、緩やかな回復基調が続くことが期待されますが、駆け込み需要の反動の長期化や、海外景気の下振れが、引き続きわが国の景気を下押しするリスクも存在することに留意する必要があると思われます。当業界におきましては公共投資、民間設備投資は低調に推移し、厳しい状況にありました。
当社におきましては、積極的な営業活動を展開し、受注拡大に努めました結果、当第2四半期連結累計期間における業績は売上高は1,646,968千円、営業損失は73,278千円、経常損失は89,020千円、四半期純損失は100,877千円となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
破砕粉砕機事業におきましては、破砕機製品が増加いたしまして、売上が96,955千円、セグメント利益(売上総利益)は56,058千円となりました。
橋梁鉄構及び水処理装置事業におきましては、橋梁工事・水処理工事関係が減少いたしまして、売上が149,271千円、セグメント利益(売上総利益)は11,408千円となりました。
環境装置事業におきましては、環境整備用機器等が減少いたしまして、売上が216,537千円、セグメント利益(売上総利益)は51,488千円となりました。
ライニング製品事業におきましては、シートライニング容器・ライニング鋼管が共に減少いたしまして、売上が488,850千円、セグメント利益(売上総利益)は43,943千円となりました。
役務収益事業におきましては、前事業年度でゴルフ練習場事業を廃止しましたので、売上が50,905千円、セグメント利益(売上総利益)は50,905千円となりました。
その他の機械事業におきましては、ダクト設備が増加いたしまして、売上が242,654千円、セグメント損失(売上総損失)は5,973千円となりました。
その他事業におきましては、他社製品取扱が増加いたしまして、売上が401,794千円、セグメント利益(売上総利益)は21,922千円となりました。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、4,983,236千円となりました。主な内訳は、現金及び預金964,235千円、受取手形及び売掛金1,158,908千円、たな卸資産853,463千円、有形固定資産1,642,250千円であります。負債は、4,825,695千円となりました。主な内訳は、支払手形及び買掛金1,043,326千円、短期借入金(1年内返済予定の長期借入金含む)2,306,344千円、長期借入金484,380千円であります。純資産は、157,541千円となりました。主な内訳は、資本金606,375千円、利益剰余金△465,982千円であります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、133,785千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動による資金の増加は、152,923千円となりました。これは主に、税金等調整前四半期純損失99,836千円、貸倒引当金の減少額39,621千円、たな卸資産の増加額91,191千円、仕入債務の減少額114,242千円、未払消費税等の減少額36,565千円があったものの、売上債権の減少額522,250千円があったためによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動による資金の減少は、34,208千円となりました。これは主に、有形固定資産の取得33,682千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動による資金の減少は、283,814千円となりました。これは主に、長期借入れによる収入100,000千円があったものの、長期借入金の返済375,418千円があったためによるものであります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は33,513千円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6) 従業員数
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの従業員数に著しい増減はありません。
(7) 生産、受注及び販売の実績
当第2四半期連結累計期間において、生産、受注及び販売実績に著しい変動はありません。
(8) 主要な設備
当第2四半期連結累計期間において、主要な設備に著しい変動はありません。
(9) 経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因に重要な変化はありません。