有価証券報告書-第111期(2025/04/01-2026/03/31)
33.金融商品の公正価値
(1) 公正価値ヒエラルキーのレベル別分類
公正価値は、その測定に用いたインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。
レベル1:活発な市場における同一の資産又は負債の市場価格
レベル2:レベル1以外の、観察可能な価格を直接又は間接的に使用して算出された公正価値
レベル3:観察不能なインプットを含む評価技法から算出された公正価値
(2) 経常的に公正価値で測定する金融資産及び金融負債の公正価値
① 公正価値のヒエラルキー
公正価値のヒエラルキーごとに分類された、連結財政状態計算書に公正価値で認識する金融資産及び金融負債は以下のとおりです。
前連結会計年度(2025年3月31日)
当連結会計年度(2026年3月31日)
(注) 前連結会計年度において、「その他の金融資産」の「その他」に含めていた「投資信託」は、金額的重要性が増したため、当連結会計年度より独立掲記しております。この結果、前連結会計年度の「その他」に表示しておりました7,849百万円は、「投資信託」4,479百万円、「その他」3,370百万円として組み替えております。
レベル間の重要な振替が行われた金融商品の有無は毎報告期間の末日に判断しております。前連結会計年度及び当連結会計年度において、レベル1、2の間で重要な振替が行われた金融商品はありません。
② 金融資産及び金融負債の公正価値の測定方法
(a) 株式
上場株式については、取引所の価格によっており、公正価値ヒエラルキーレベル1に区分しております。非上場株式については、当該投資先の収益性の見通し等の入手可能なデータを用いて、割引将来キャッシュ・フローに基づく評価技法等により公正価値を測定し、公正価値ヒエラルキーレベル3に区分しております。
(b) 投資信託
投資信託については、マーケット・アプローチに基づき、活発でない市場における同一資産の市場価格によっており、公正価値ヒエラルキーレベル2に区分しております。
(c) デリバティブ
外国為替先物予約の公正価値は、期末日現在の先物為替レートを用いて算定した価値を現在価値に割引くことにより算定しております。また、金利通貨スワップの公正価値は金利等観察可能な市場データに基づき算定しております。そのため、為替予約及び金利通貨スワップについては、公正価値ヒエラルキーレベル2に区分しております。
(d) 条件付対価
企業結合により生じた条件付対価は、期待キャッシュ・フロー法に基づいて算定しており、マイルストーンが達成されると見込まれる時期、その時期に応じて見込まれる支払額、その発生可能性並びに貨幣の時間価値を考慮して、公正価値を算定しております。見積りにあたっては、観察不能なインプットを含む評価技法から算出しているため、公正価値ヒエラルキーレベル3に区分しております。
③ レベル3の調整表
レベル3に分類された金融資産の当期首から当期末までの変動は、以下のとおりです。
(注) 1.連結損益計算書の「金融収益」及び「金融費用」に含まれております。
2.連結包括利益計算書の「その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産」及び「在外営業活動体の換算差額」に含まれております。
3.当連結会計年度の購入は、新規連結による増加1,442百万円が含まれております。
4.レベル3からの振替は、投資先の連結子会社化によるものです。
レベル3に分類された金融負債の当期首から当期末までの変動は、以下のとおりです。
(注) 1.当該金融負債は、企業結合により生じた条件付対価です。
2.連結損益計算書の「その他の収益」、「その他の費用」、「金融収益」及び「金融費用」に含まれております。
3.連結損益計算書の「金融費用」に含まれております。
(3) 経常的に公正価値で測定されていないが、公正価値が開示されている金融資産及び金融負債の公正価値
① 公正価値及び帳簿価額
経常的に公正価値で測定されていないが、公正価値が開示されている金融商品の帳簿価額及び公正価値は以下のとおりです。なお、帳簿価額が公正価値の合理的な近似値となっている金融商品は下表には含めておりません。
(注) 1年内返済予定の長期借入金及び1年内償還予定の社債の残高を含んでおります。
② 金融資産及び金融負債の公正価値の算定方法
金融商品の公正価値の算定方法は以下のとおりです。
(a) 長期借入金
長期借入金のうち変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映しており、また、当社の信用状態は実行後大きく異なっていないことから、公正価値は帳簿価額と近似していると考えられるため、当該帳簿価額によっております。また、固定金利によるものは、残存期間における元利金の合計額を、新規に同様の借入を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しております。そのため、公正価値ヒエラルキーレベル3に区分しております。
(b) 社債
社債の公正価値は、市場価格に基づき算定しております。なお、社債については、市場価格があるものの活発な市場で取引されているわけではないため、公正価値ヒエラルキーレベル2に区分しております。
(1) 公正価値ヒエラルキーのレベル別分類
公正価値は、その測定に用いたインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。
レベル1:活発な市場における同一の資産又は負債の市場価格
レベル2:レベル1以外の、観察可能な価格を直接又は間接的に使用して算出された公正価値
レベル3:観察不能なインプットを含む評価技法から算出された公正価値
(2) 経常的に公正価値で測定する金融資産及び金融負債の公正価値
① 公正価値のヒエラルキー
公正価値のヒエラルキーごとに分類された、連結財政状態計算書に公正価値で認識する金融資産及び金融負債は以下のとおりです。
前連結会計年度(2025年3月31日)
| (単位:百万円) | |||||||
| レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | ||||
| 金融資産 | |||||||
| その他の金融資産 | |||||||
| 純損益を通じて公正価値で測定する金融資産 | |||||||
| デリバティブ | - | 55 | - | 55 | |||
| 株式 | - | - | 2,612 | 2,612 | |||
| 投資信託 | - | 4,479 | - | 4,479 | |||
| その他 | - | 3,370 | 3,562 | 6,933 | |||
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する 金融資産 | |||||||
| 株式 | 6,064 | - | 5,819 | 11,884 | |||
| その他 | - | - | 7,744 | 7,744 | |||
| 合計 | 6,064 | 7,905 | 19,740 | 33,709 | |||
| 金融負債 | |||||||
| その他の金融負債 | |||||||
| 純損益を通じて公正価値で測定する金融負債 | |||||||
| デリバティブ | - | 10 | - | 10 | |||
| 条件付対価 | - | - | 592 | 592 | |||
| 合計 | - | 10 | 592 | 603 | |||
当連結会計年度(2026年3月31日)
| (単位:百万円) | |||||||
| レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | ||||
| 金融資産 | |||||||
| その他の金融資産 | |||||||
| 純損益を通じて公正価値で測定する金融資産 | |||||||
| デリバティブ | - | 123 | - | 123 | |||
| 株式 | - | - | 9,233 | 9,233 | |||
| 投資信託 | - | 5,095 | - | 5,095 | |||
| その他 | - | 4,152 | 3,685 | 7,838 | |||
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する 金融資産 | |||||||
| 株式 | 19,440 | - | 7,666 | 27,107 | |||
| その他 | - | - | 9,151 | 9,151 | |||
| 合計 | 19,440 | 9,371 | 29,736 | 58,548 | |||
| 金融負債 | |||||||
| その他の金融負債 | |||||||
| 純損益を通じて公正価値で測定する金融負債 | |||||||
| デリバティブ | - | 13 | - | 13 | |||
| 条件付対価 | - | - | 13 | 13 | |||
| 合計 | - | 13 | 13 | 27 | |||
(注) 前連結会計年度において、「その他の金融資産」の「その他」に含めていた「投資信託」は、金額的重要性が増したため、当連結会計年度より独立掲記しております。この結果、前連結会計年度の「その他」に表示しておりました7,849百万円は、「投資信託」4,479百万円、「その他」3,370百万円として組み替えております。
レベル間の重要な振替が行われた金融商品の有無は毎報告期間の末日に判断しております。前連結会計年度及び当連結会計年度において、レベル1、2の間で重要な振替が行われた金融商品はありません。
② 金融資産及び金融負債の公正価値の測定方法
(a) 株式
上場株式については、取引所の価格によっており、公正価値ヒエラルキーレベル1に区分しております。非上場株式については、当該投資先の収益性の見通し等の入手可能なデータを用いて、割引将来キャッシュ・フローに基づく評価技法等により公正価値を測定し、公正価値ヒエラルキーレベル3に区分しております。
(b) 投資信託
投資信託については、マーケット・アプローチに基づき、活発でない市場における同一資産の市場価格によっており、公正価値ヒエラルキーレベル2に区分しております。
(c) デリバティブ
外国為替先物予約の公正価値は、期末日現在の先物為替レートを用いて算定した価値を現在価値に割引くことにより算定しております。また、金利通貨スワップの公正価値は金利等観察可能な市場データに基づき算定しております。そのため、為替予約及び金利通貨スワップについては、公正価値ヒエラルキーレベル2に区分しております。
(d) 条件付対価
企業結合により生じた条件付対価は、期待キャッシュ・フロー法に基づいて算定しており、マイルストーンが達成されると見込まれる時期、その時期に応じて見込まれる支払額、その発生可能性並びに貨幣の時間価値を考慮して、公正価値を算定しております。見積りにあたっては、観察不能なインプットを含む評価技法から算出しているため、公正価値ヒエラルキーレベル3に区分しております。
③ レベル3の調整表
レベル3に分類された金融資産の当期首から当期末までの変動は、以下のとおりです。
| (単位:百万円) | |||
| 前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) | ||
| 期首残高 | 12,635 | 19,740 | |
| 利得又は損失合計 | |||
| 純損益(注)1 | 36 | △425 | |
| その他の包括利益(注)2 | △1,560 | 13,907 | |
| 購入(注)3 | 8,639 | 10,344 | |
| 売却 | △10 | △13,382 | |
| レベル3からの振替(注)4 | - | △448 | |
| 期末残高 | 19,740 | 29,736 | |
| 報告期間末に保有している資産について純損益に計上された当期の未実現損益の変動(注)1 | 36 | △425 | |
(注) 1.連結損益計算書の「金融収益」及び「金融費用」に含まれております。
2.連結包括利益計算書の「その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産」及び「在外営業活動体の換算差額」に含まれております。
3.当連結会計年度の購入は、新規連結による増加1,442百万円が含まれております。
4.レベル3からの振替は、投資先の連結子会社化によるものです。
レベル3に分類された金融負債の当期首から当期末までの変動は、以下のとおりです。
| (単位:百万円) | |||
| 前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) | ||
| 期首残高 | 1,474 | 592 | |
| 決済 | △250 | △70 | |
| 公正価値の変動(注)2 | △628 | △518 | |
| 在外営業活動体の換算差額 | △2 | 10 | |
| 期末残高 | 592 | 13 | |
| 報告期間末に保有している負債について純損益に計上された当期の未実現損益の変動(注)3 | 11 | 1 | |
(注) 1.当該金融負債は、企業結合により生じた条件付対価です。
2.連結損益計算書の「その他の収益」、「その他の費用」、「金融収益」及び「金融費用」に含まれております。
3.連結損益計算書の「金融費用」に含まれております。
(3) 経常的に公正価値で測定されていないが、公正価値が開示されている金融資産及び金融負債の公正価値
① 公正価値及び帳簿価額
経常的に公正価値で測定されていないが、公正価値が開示されている金融商品の帳簿価額及び公正価値は以下のとおりです。なお、帳簿価額が公正価値の合理的な近似値となっている金融商品は下表には含めておりません。
| (単位:百万円) | |||||||
| 前連結会計年度 (2025年3月31日) | 当連結会計年度 (2026年3月31日) | ||||||
| 帳簿価額 | 公正価値 | 帳簿価額 | 公正価値 | ||||
| 社債 | 89,855 | 88,623 | 89,910 | 88,579 | |||
| 長期借入金 | 84,983 | 84,062 | 289,886 | 289,376 | |||
(注) 1年内返済予定の長期借入金及び1年内償還予定の社債の残高を含んでおります。
② 金融資産及び金融負債の公正価値の算定方法
金融商品の公正価値の算定方法は以下のとおりです。
(a) 長期借入金
長期借入金のうち変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映しており、また、当社の信用状態は実行後大きく異なっていないことから、公正価値は帳簿価額と近似していると考えられるため、当該帳簿価額によっております。また、固定金利によるものは、残存期間における元利金の合計額を、新規に同様の借入を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しております。そのため、公正価値ヒエラルキーレベル3に区分しております。
(b) 社債
社債の公正価値は、市場価格に基づき算定しております。なお、社債については、市場価格があるものの活発な市場で取引されているわけではないため、公正価値ヒエラルキーレベル2に区分しております。