有価証券報告書-第112期(2025/01/01-2025/12/31)
②戦略
IPCC※第6次評価報告書(AR6)の社会経済シナリオ(SSP)のうち以下の2つのシナリオに基づいて、主要なリスク・機会等の特定と財務的影響分析、これらを踏まえた戦略の柱を整理しました。この戦略に沿って取り組みを推進してまいります。
※ IPCC:気候変動に関する政府間パネル
●採用したシナリオ/採用理由
一般的に、IPCCの社会経済シナリオ(SSP)において、SSP1では移行リスクが最も大きくなり、SSP3では物理的リスクが最も大きくなります。当社グループでは、移行リスク、物理的リスクとも、最もリスクが多くなる厳しいシナリオを選定しました。機会は両方のシナリオで重要ですが、当社グループでは機会がより多いSSP1を選定しました。
●主要なリスク・機会
※ 想定される財務的影響度を「大」「中」「小」でカテゴリ分け
(注)シナリオ分析結果の詳細は以下のURLよりご参照ください。
https://www.kitz.co.jp/sustainability/environment/env_warming/
●戦略の柱
イ.自社のCO2排出量削減と資源・エネルギーの効率的な利用により、気候変動の緩和に貢献する
a.原単位管理による自社工場の省エネの推進
b.再生可能エネルギーの利用推進
c.環境負担低減による間接的なCO2の削減
ロ.自社の製品を通じたCO2排出削減の推進により、気候変動の緩和に貢献する
a.流体制御技術と材料開発による、脱炭素化に向けた水素サプライチェーンの構築支援
b.すべてのセクターにおける「脱炭素への移行」支援
c.脱炭素に貢献する製品・システムの開発
ハ.地域社会と連携した気候変動緩和策に取り組み、持続可能な未来の創造に貢献する
a.コミュニティレベル(マイクロスケール)の水素利用システムの開発と実証実験の実施
(注)戦略の詳細は以下のURLよりご参照ください。
https://www.kitz.co.jp/sustainability/environment/env_warming/
IPCC※第6次評価報告書(AR6)の社会経済シナリオ(SSP)のうち以下の2つのシナリオに基づいて、主要なリスク・機会等の特定と財務的影響分析、これらを踏まえた戦略の柱を整理しました。この戦略に沿って取り組みを推進してまいります。
※ IPCC:気候変動に関する政府間パネル
●採用したシナリオ/採用理由
一般的に、IPCCの社会経済シナリオ(SSP)において、SSP1では移行リスクが最も大きくなり、SSP3では物理的リスクが最も大きくなります。当社グループでは、移行リスク、物理的リスクとも、最もリスクが多くなる厳しいシナリオを選定しました。機会は両方のシナリオで重要ですが、当社グループでは機会がより多いSSP1を選定しました。
| 気温上昇推定値 | 採用シナリオ | 想定した環境 |
| 1.5℃~2℃ | SSP1 | 持続可能な発展が過度に早いペースで進む。不平等は減少。技術進歩は早く、かつ低炭素エネルギー源や土地生産性向上などの環境配慮の方向を向く。 |
| 4℃ | SSP3 | 穏やかな経済発展、急増する人口、遅いエネルギー部門の技術進歩に起因して、温室効果ガス排出量は大きく、結果的に緩和が困難な状況になる。人的資本への投資は低く、不平等は大きく、地域化された世界で貿易フローは減少、制度面の発展は望ましくない方向に向かう。結果的に、多くの人々が気候変化へ脆弱性の高いまま、また世界の多くの地域が適応能力の低いまま、取り残される。 |
●主要なリスク・機会
| 項目 | リスクと機会の内容 | 財務的影響の程度 | |
| 移行リスク | 技術 | 脱炭素を実現する流体制御技術・材料への置換・移行のコスト増加 | 「小」 |
| 市場 | 石油化学等化石燃料関連分野のバルブ顧客の減少によるバルブ需要の減少 | 「小~中」 | |
| 物理的リスク | 急性 | 気象災害の増加による生産拠点、サプライヤー、顧客影響などサプライチェーンの停滞 | 「小~中」 |
| 慢性 | 平均気温の上昇による空調・冷却設備の稼働によるコスト増加 | 「小」 | |
| 機会 | 製品及びサービス | 水素、NH3等のサプライチェーンで利用可能なバルブの開発・展開 | 「大」 |
| LNGプラント用バルブのビジネス展開 | 「大」 | ||
※ 想定される財務的影響度を「大」「中」「小」でカテゴリ分け
(注)シナリオ分析結果の詳細は以下のURLよりご参照ください。
https://www.kitz.co.jp/sustainability/environment/env_warming/
●戦略の柱
イ.自社のCO2排出量削減と資源・エネルギーの効率的な利用により、気候変動の緩和に貢献する
a.原単位管理による自社工場の省エネの推進
b.再生可能エネルギーの利用推進
c.環境負担低減による間接的なCO2の削減
ロ.自社の製品を通じたCO2排出削減の推進により、気候変動の緩和に貢献する
a.流体制御技術と材料開発による、脱炭素化に向けた水素サプライチェーンの構築支援
b.すべてのセクターにおける「脱炭素への移行」支援
c.脱炭素に貢献する製品・システムの開発
ハ.地域社会と連携した気候変動緩和策に取り組み、持続可能な未来の創造に貢献する
a.コミュニティレベル(マイクロスケール)の水素利用システムの開発と実証実験の実施
(注)戦略の詳細は以下のURLよりご参照ください。
https://www.kitz.co.jp/sustainability/environment/env_warming/