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四半期報告書-第53期第1四半期(平成26年4月1日-平成26年6月30日)

【提出】
2014/08/08 9:42
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有報資料

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社および連結子会社)が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動による、一時的な個人消費の落ち込みが見られたものの、政府主導の経済対策や日銀の金融緩和策の効果もあり、円安・株高が継続し、企業収益や雇用情勢が改善するなど、緩やかな回復基調で推移しました。
海外におきましては、米国では緩やかな回復が継続し、欧州でも持ち直しの動きが見られましたが、ウクライナの政情不安や中国等の新興国経済の減速など、依然として不透明な状況が続いております。
当社グループが市場とする食品業界は、消費の低迷による商品の低価格化や差別化などの課題をかかえております。また、食の安全性、健康志向の増大、環境問題など市場のニーズが多様化しております。
このような状況の下で当社グループは、市場ニーズに対応するため、ワールドワイドに市場動向を調査し、レオロジー(流動工学)を基礎とする当社独自の開発技術の商品化により、食品機械のより一層の標準化推進と、安全性の向上を図るとともに、多様な消費者ニーズに対応できる商品群を国内および海外の食品業界へ提案してまいりました。
当社グループの事業は、顧客企業の設備投資動向等の影響を受けるため、年度の中でも第2四半期連結会計期間および第4四半期連結会計期間に売上が多く計上される傾向にあります。
報告セグメント別の状況につきましては、次のとおりであります。
[食品加工機械製造販売事業]
国内市場における食品成形機において「火星人 CN580型」、「火星人 CN020型」、「2列火星人 WN155型」の主力機種の販売が好調で、売上が前年より増加しました。製パンライン等においては、「ペストリーライン」や「中華まん生産ライン」、「クッキー生産ライン」等、大手ユーザーからの設備投資が継続し、売上が前年より増加しました。また、最近の特徴として、コンビニエンスストア向け商品の品質アップを目的とした設備投資が増えてきております。
アメリカ市場では、食品成形機において「火星人 KN550型」の調理食品業界やエスニック市場への販売が好調で、売上が前年より増加しました。製パンライン等においては、「大型ブレッドライン」の販売があり売上が前年より増加しました。
ヨーロッパ市場では、食品成形機において、売上がほぼ前年並みとなりました。製パンライン等においては、当初予定していた大型ラインの納入時期が遅れたため、売上が前年より大幅に減少しました。
アジア市場では、食品成形機において、中国ではミニパンを生産する「火星人 CN511型」、中華まんを生産する「火星人 KN550型」、洋菓子を生産する「火星人 KN500型」の販売が好調で、売上が前年より増加しました。製パンライン等においても、中国で高品質な食パンを生産する「VMライン」の販売があり、売上が前年より増加しました。
修理その他は、国内・海外ともに売上が前年より減少しました。
[食品製造販売事業]
国内の㈲ホシノ天然酵母パン種においては、台湾や国内大手ユーザー向けのホシノ天然酵母パン種需要が増加したことにより、売上が前年より増加しました。アメリカのオレンジベーカリーでは、バタークロワッサンの販売が好調であったことと、既存顧客へのパイ、デニッシュペストリーなどの販売量増加により売上が増加しました
これらの結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は4,664百万円(対前年同四半期18.8%増)、営業損失は35百万円(前年同四半期は営業損失197百万円)、経常利益は18百万円(前年同四半期は経常損失192百万円)、四半期純損失は136百万円(前年同四半期は四半期純損失283百万円)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
①食品加工機械製造販売事業(日本)
日本国内は、食品成形機、製パンライン等、仕入商品の売上が増加したことにより、外部顧客に対する売上高は1,773百万円(対前年同四半期25.5%増)、セグメント利益(営業利益)は105百万円(前年同四半期はセグメント損失(営業損失)65百万円)となりました。
②食品加工機械製造販売事業(北米・南米)
アメリカ地域は、食品成形機、製パンライン等の売上が増加したことより、現地通貨ベースでは、前年同期に比べ22.9%増加、円換算に使用するUSドルの期中平均レートが98円76銭から102円16銭と円安になったことにより、外部顧客に対する売上高は399百万円(対前年同四半期29.2%増)、セグメント利益(営業利益)は33百万円(対前年同四半期362.4%増)となりました。
③食品加工機械製造販売事業(ヨーロッパ)
ヨーロッパ地域は、食品成形機、製パンライン等の売上が減少したことにより、現地通貨ベースでは、前年同期に比べ31.7%減少、円換算に使用するユーロの期中平均レートが128円95銭から140円07銭と円安になったことにより、外部顧客に対する売上高は380百万円(対前年同四半期25.9%減)、セグメント損失(営業損失)は33百万円(前年同四半期はセグメント損失(営業損失)1百万円)となりました。
④食品加工機械製造販売事業(アジア)
アジア地域は、食品成形機、製パンライン等、修理その他の売上が増加したことにより、外部顧客に対する売上高は311百万円(対前年同四半期64.5%増)、セグメント利益(営業利益)は62百万円(対前年同四半期158.9%増)となりました。
⑤食品製造販売事業(北米・南米)
バタークロワッサンの販売が好調であったことと、既存顧客への販売数量が増加したことにより売上が増加し、現地通貨ベースでは、前年同期に比べ17.0%増加、円換算に使用するUSドルの期中平均レートが98円76銭から102円16銭と円安になったことにより、外部顧客に対する売上高は1,689百万円(対前年同四半期21.0%増)、セグメント利益(営業利益)は195百万円(対前年同四半期51.0%増)となりました。
⑥食品製造販売事業(日本)
台湾や国内大手ユーザー向けのホシノ天然酵母パン種需要が増加したことにより、外部顧客に対する売上高は110百万円(対前年同四半期4.0%増)、セグメント利益(営業利益)は4百万円(対前年同四半期26.8%減)となりました。
(2) 財政状態の分析
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末に比べて456百万円増加し、10,234百万円となりました。これは、現金及び預金が212百万円増加、仕掛品が247百万円増加、繰延税金資産が29百万円減少したことなどによります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて942百万円増加し、13,703百万円となりました。これは、有形固定資産が28百万円増加、退職給付に係る資産が866百万円増加したことなどによります。
この結果、資産合計は、前連結会計年度末に比べて1,399百万円増加し、23,937百万円となりました。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べて1,061百万円増加し、5,375百万円となりました。これは、短期借入金が431百万円増加、未払費用が594百万円増加したことなどによります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて164百万円増加し、3,053百万円となりました。これは、長期借入金が167百万円減少、繰延税金負債が333百万円増加したことなどによります。
この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて1,226百万円増加し、8,428百万円となりました。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて173百万円増加し、15,509百万円となりました。これは、利益剰余金が240百万円増加、為替換算調整勘定が98百万円減少、退職給付に係る調整累計額が26百万円増加したことなどによります。
また、自己資本比率は、前連結会計年度末の68.0%から64.8%となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における研究開発費の総額は178百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 生産、受注及び販売の実績
当社グループの食品加工機械製造販売事業では、売上が顧客の設備投資の影響を受けるため、年度の中でも第2四半期連結会計期間および第4四半期連結会計期間に多く計上される傾向にあります。
(6) 経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
当社は食品加工機械の技術開発型企業として、その市場は日本国内はもとより欧米、アジア等全世界に及んでおります。技術開発型企業を特徴付けるものとして開発投資比率が大きいこと、および売上総利益率が高いことが挙げられます。これを可能ならしめている基本は、開発された技術に基づく商品および製品が、市場ニーズに合った高付加価値を与えるものでなければなりません。食品加工産業は、全体としてまだまだ中小企業が多く生産の合理化、効率化が未達成であり、その上、安全性、衛生面の要求が社会的に強まっております。進歩した「生産機械」、「生産システム」、「生産管理システム」をこれからも市場に提案してまいります。
開発すべき技術は、まだまだ多く、当社の活動範囲は多方面にあります。当社の固定比率の高いところは上記理由からくるものであり、損益分岐点を押し上げる要因となっております。
(7) 経営者の問題認識と今後の方針について
経営の問題意識といたしましては固定比率を低くすること、また売上高総利益率が高いため、売上を拡大するとともに利益体質強化も推進していき、世界的な食品加工産業のビジネス環境の変化に対応しながら、目標を達成していく所存です。

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