有価証券報告書-第58期(令和2年2月21日-令和3年2月20日)

【提出】
2021/05/18 15:54
【資料】
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【項目】
140項目

有報資料

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。
(1)経営方針
当社グループは、紙オムツ・生理用ナプキン製造機械の専門メーカーとして、『 技術深耕 -決してあきらめず 出来なかったことを 出来るようにする-』という経営理念のもと、時代の変化に対応する柔軟な発想をもち、お客様の課題解決だけでなく、お客様の期待を超えた提案をし続けられるよう、従業員の成長を促して、企業価値を向上させることを経営方針としております。
(2)経営戦略等
当社グループは、グローバル市場におけるシェア獲得競争に勝ち抜くためには、顧客のニーズだけでなく、潜在的シーズを捉え、確実に応えることが必要と考えております。当社グループでは、新製品・新サービスに加え、工場の生産体制の最適化、海外営業力強化及び新設拠点の配置等に注力するなど、あらゆる面からのソリューションを提供することで、付加価値の創出を行ってまいります。
(3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループは第2次中期経営計画(2020年3月~2023年2月)をモノづくりへの原点に回帰し、新たなZUIKOを再構築する期間と位置づけ、「技術深耕」の企業理念のもと、技術開発により一層注力する体制に変化することで、持続的な企業価値向上を図っております。
客観的な指標として、当社グループが手掛けた製品の納品実績を含む主たる営業活動によって生じた収益を示す売上高、および主たる業務における経営の効率性を示す営業利益を目標達成のための指標としております。
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大が第2次中期経営計画における業績への影響が懸念され、引続き厳しい経営環境が予測されますが、当社グループはポストコロナを見据え、顧客の設備投資のニーズをフォローし、国内外の受注拡大やグループ全体の生産性向上に向けた体制を構築することにより利益確保に努めております。加えて、新規事業としてのマスク製造機の製品開発が成功し、製造機の販売及び連結子会社を通じたマスク製品の販売を開始するなど、経営環境の変化に柔軟に対応しております。
第2次中期経営計画の最終年度の数値目標として売上高26,000百万円、営業利益率10%、自己資本利益率(ROE)10%を掲げております。第2次中期経営計画の初年度における2021年2月期の達成・進捗状況は下表のとおりです。売上高は計画比1,087百万円増の(4.9%増)、営業利益は計画比442百万円増の(30.5%増)となり当初計画を達成いたしました。これは新型コロナウイルス感染症の感染拡大抑止による経済活動の停滞が年度後半にかけて回復基調に転じたことと、当社グループの国内外の営業活動および生産活動における経営努力によるものであります。第2次中期経営計画における最終年度の売上高は2022年度2月期の2年目に達成する計画としております。営業利益は2022年度2月期に新工場の建設にかかるコスト増加が見込まれるため、最終年度である2023年度2月期に計画達成を目指しております。
指標2021年2月期2022年2月期2023年2月期
計画実績計画比計画計画
売上高 (百万円)22,00023,0871,08726,00026,000
営業利益 (百万円)1,4501,8924422,2002,600
営業利益率(%)6.68.21.68.510.0
ROE (%)-6.1--10.0

(4)経営環境
新型コロナウイルス感染症による影響から、衛生用品製造機械業界のみならずあらゆる業界において業界再編の機会が訪れると予想しております。新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する懸念などにより、今後の経営環境は不透明な状況が継続する中でも、当社グループは世界的な業界再編の動向に注視し、積極的な施策を講じることで企業価値向上を図ってまいります。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当社グループでは2021年2月期~2023年2月期の3カ年を対象とした「第2次中期経営計画」を策定し、2023年以降の更なる飛躍に向けて、新しいZUIKOに生まれ変わるべく、以下の課題に取り組んでおります。
① 新製品開発による企業価値の強化
変化し続けるグローバル市場のニーズを的確に捉えるとともに、時代を先取りする独創性と技術力で新コンセプト機の設計・開発に取り組んでまいります。
また、新しい価値を創造し、心身の健康を保つ製品に発展させることで人々の自立した生活を支援し、世界の人々の健康や福祉に貢献できるよう推進してまいります。
② 生産最適化による収益力の強化
2021年11月、大阪府茨木市彩都に新工場を建設し、本社を移転することを予定しております。本社工場を当社グループの「マザー工場」と位置づけ、出来なかったことを出来るようにする、モノづくりへの原点回帰を図ります。
分散した工場を集約することで情報と人の交流を活発化し、これまでの業務フローを抜本的に見直すことで付加価値・生産性の高いモノづくりを実現するとともに、収益性の更なる向上を目指します。
③ 組織力の強化
当社グループ全体のガバナンス体制を強化し、THE ZUIKO WAYにもとづく高い倫理観によって誠実な対応を徹底してまいります。また、モノづくりへの原点回帰を図りつつ、当社グループの従業員が健康で働きがいをもって活躍できる環境整備に努めるとともに、ジェンダーや国籍にとらわれないダイバーシティな人材登用を推進してまいります。
これらの重点施策を中長期的な経営戦略として着実に実行し、当社グループ一丸となって、「第2次中期経営計画」に掲げる2023年度の目標である連結売上高:260億円、連結営業利益率:10%、ROE:10%の達成を目指すとともに、企業価値の向上に努めてまいります。

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