有価証券報告書-第58期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)

【提出】
2018/06/28 13:30
【資料】
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【項目】
96項目

金融商品関係

(金融商品関係)
1 金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当社グループは、必要に応じて短期的な運転資金を銀行借入により調達しております。また、一時的な余資は安全性の高い金融資産で運用しております。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク
営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。投資有価証券は、主に取引先企業との業務に関連する株式であり、市場価格の変動リスクに晒されております。
営業債務である買掛金は、ほとんど2か月以内の支払期日であります。ファイナンス・リース取引に係るリース債務は、主に設備投資に必要な資金の調達を目的としたものであり、償還日は決算日後、最長で5年後であります。
(3) 金融商品に係るリスク管理体制
① 信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理
当社は、営業債権について、主要な取引先の状況を定期的にモニタリングし、取引相手ごとに期日及び残高を管理するとともに、財務状況等の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。連結子会社についても、同様の管理を行っております。
満期保有目的の債券は、資金運用管理規程に従い、格付の高い債券のみを対象としているため、信用リスクは僅少であります。
② 市場リスク(為替や金利等の変動リスク)の管理
投資有価証券については、定期的に時価や発行体(取引先企業)の財務状況等を把握し、また、満期保有目的の債券以外のものについては、取引先企業との関係を勘案して保有状況を継続的に見直しております。
③ 資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理
当社は、適時に資金繰計画を作成・更新するとともに、手許流動性の維持などにより、流動性リスクを管理しております。
(4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することもあります。
2 金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは、次表には含めておりません((注2)を参照ください。)。
前連結会計年度(平成29年3月31日)
(単位:千円)
連結貸借対照表
計上額
時価差額
(1) 現金及び預金4,773,3144,773,314
(2) 受取手形及び売掛金1,367,2521,367,252
(3) 投資有価証券
① 満期保有目的の債券100,00099,910△90
② その他有価証券195,481195,481
(4) 長期貸付金12,97412,974
資産計6,449,0236,448,933△90
(1) 買掛金536,294536,294
(2) リース債務59,15459,137△17
負債計595,449595,431△17

当連結会計年度(平成30年3月31日)
(単位:千円)
連結貸借対照表
計上額
時価差額
(1) 現金及び預金6,609,5436,609,543
(2) 受取手形及び売掛金1,185,1511,185,151
(3) 投資有価証券
① 満期保有目的の債券100,000100,990990
② その他有価証券215,065215,065
(4) 長期貸付金12,03112,031
資産計8,121,7918,122,781990
(1) 買掛金400,911400,911
(2) リース債務45,48545,468△17
負債計446,397446,380△17


(注1)金融商品の時価の算定方法及び有価証券に関する事項
資 産
(1) 現金及び預金、並びに(2) 受取手形及び売掛金
これらは、短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(3) 投資有価証券
これらの時価について、株式は取引所の価格によっており、債券は取引所の価格又は取引金融機関から提示された価格によっております。
また、保有目的ごとの有価証券に関する注記事項については、「有価証券関係」注記を参照ください。
(4) 長期貸付金
これらの時価については、帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
負 債
(1) 買掛金
これらは、短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(2) リース債務
これらの時価については、元利金の合計額を、新規に同様の借入又は、リース取引を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しております。
(注2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の連結貸借対照表計上額
(単位:千円)
区分平成29年3月31日平成30年3月31日
非上場株式54,18153,431

これらについては、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、「(3)投資有価証券」には含めておりません。
(注3)金銭債権及び満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(平成29年3月31日)
(単位:千円)
1年以内1年超
5年以内
5年超
10年以内
10年超
現金及び預金4,773,314
受取手形及び売掛金1,367,252
投資有価証券
満期保有目的の債券(社債)100,000
長期貸付金9433,7744,7183,538
合計6,141,5103,7744,718103,538

前連結会計年度において、5年超10年以内に区分しておりました満期保有目的の債権(社債)につきましては、当連結会計年度中に繰上償還されております。
当連結会計年度(平成30年3月31日)
(単位:千円)
1年以内1年超
5年以内
5年超
10年以内
10年超
現金及び預金6,609,543
受取手形及び売掛金1,185,151
投資有価証券
満期保有目的の債券(社債)100,000
長期貸付金9433,7744,7182,595
合計7,795,6383,7744,718102,595

(注4)リース債務の連結決算日後の返済予定額
前連結会計年度(平成29年3月31日)
(単位:千円)
1年以内1年超
2年以内
2年超
3年以内
3年超
4年以内
4年超
5年以内
5年超
リース債務24,74017,58313,6063,224
合計24,74017,58313,6063,224

当連結会計年度(平成30年3月31日)
(単位:千円)
1年以内1年超
2年以内
2年超
3年以内
3年超
4年以内
4年超
5年以内
5年超
リース債務20,18416,2075,8252,601666
合計20,18416,2075,8252,601666