有報情報
- #1 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
- 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における国内経済は、輸出や生産の一部に弱さもみられましたが、雇用環境や所得環境の改善が続く中で、景気は引き続き緩やかな回復傾向が継続しました。世界経済においては、引き続き米国と中国の通商問題の動向及び影響、金融資本市場の変動の影響等について留意する必要があるものの、緩やかな回復傾向が継続することが期待されています。
当社グループが属する太陽電池業界におきましては、中国市場の減速が懸念されていましたが、米国やインドを中心とした再生可能エネルギーの導入割合を設定する各種政策や、主に欧米におけるESG投資を背景としたRE100加盟企業等の取り組みが後押しとなっており、今後も世界の太陽電池設置量は前年比で成長する見込みです。現在の設置は昨年に引き続き米国や中国、インドなどが主要市場となっていますが、南米・中東・東南アジア等の新興国でもプロジェクト開発が見込まれています。なお、当社が注力する米国市場につきましては、各種政策や各州のRE100実現に向けた取り組みの効果もあり、前年比で成長する見込みです。 国内では、年間の太陽電池設置量は縮小傾向にありますが、引き続きメガソーラー(大規模太陽光発電所)の建設が進んでいるほか、民間企業による自家消費発電の需要が拡大しています。一方、昨年に発生した自然災害の影響で太陽光パネルの廃棄量が想定以上に増加しており、廃棄パネルの適正なリサイクル方法や処理体制の整備に対する意識はさらに高まってきています。
このような状況下、当第2四半期連結累計期間の売上高は2,039百万円(前年同期比1,369百万円の減収)となりました。利益面では、営業利益は240百万円(前年同期比170百万円の減益)、経常利益は240百万円(前年同期比139百万円の減益)、親会社株主に帰属する四半期純利益は228百万円(前年同期比118百万円の減益)となりました。
セグメントの経営成績は次のとおりです。
(装置関連事業)
売上高は1,798百万円(前年同期比1,431百万円の減収)となりました。太陽電池製造装置や自動化・省力化装置を売上計上したほか、太陽電池製造装置の部品販売が好調に推移したことによるものです。
営業利益は417百万円(前年同期比203百万円の減益)となりました。これは、利益率の高い部品販売が好調だったことや原価低減努力等により利益が期初の見込みより増加したことによるものです。
(環境関連事業)
売上高は241百万円(前年同期比61百万円の増収)となりました。太陽光パネルのリサイクル用解体ラインを売上計上したほか、パネルのリユース販売実績が期初の見込みよりも増加したことによるものです。 営業利益は69百万円(前年同期比27百万円の増益)となりました。パネル検査サービスでは従来どおりの利益率を維持した一方、パネルのリユース・リサイクルの実績が期初の見込みより増加して利益率を引き上げたことによるものです。2019/04/12 9:42