四半期報告書-第105期第2四半期(令和2年6月1日-令和2年8月31日)

【提出】
2020/10/12 10:17
【資料】
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【項目】
17項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものです。
当社グループは2020年5月28日提出の有価証券報告書より、会計基準の統一による経営管理の高度化および資本市場における財務情報の国際的な比較可能性向上を目的として、IFRSを任意適用しております。また、2020年度より全社費用の配賦方法の変更なども行っています。
これにより前年同期の数値は、これらの変更影響を加味した上で算出しています。
(1) 当四半期の経営成績の状況
① 2021年2月期第2四半期(2020年3月1日~2020年8月31日)の経営成績
当第2四半期における当社グループの経営環境は、世界的な新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、グローバルで設備投資を控える動きが継続するなど厳しい状況となりました。そのような中、中国においては生産活動の正常化がいち早く進み、ニューインフラ関連を中心とした投資が積極的に行われたほか、自動車市場においても回復の兆しがみられました。
このような環境において当社グループの業績は、ACサーボモータ・コントローラ事業において中国の売上が伸長した一方、ロボット事業を中心にお客さまの工場の操業低下による影響を受け、売上収益が前年同期比で減少しました。営業利益は売上の減少により減益となりましたが、営業利益率は経費の抑制により前年同期から改善しました。
なお、当期における当社グループの地域別の経営環境は以下のとおりです。
日 本: IT投資の増加により半導体・電子部品関連の設備投資は底堅く推移しましたが、自動車市場などの需要は総じて伸び悩みました。
米 国: 半導体市場では設備投資が継続しましたが、オイル・ガス市場や自動車市場の需要が低迷するなど、全般的には低調に推移しました。
欧 州: 自動車をはじめ市場全般で需要は低調に推移しました。
中 国: 製造業全般で生産活動の正常化が進み、次世代通信規格「5G」関連などへの投資が積極的に行われました。また、中国国内における公共インフラ関連の設備投資も堅調に推移しました。
中国除くアジア:韓国における半導体市場などで設備投資が底堅く推移したものの、アセアンを中心に自動車関連の需要は伸び悩みました。
この結果、当期の経営成績は以下のとおりです。
2020年2月期
第2四半期連結累計期間
2021年2月期
第2四半期連結累計期間
前年同期比
売上収益2,117億80百万円1,868億46百万円△11.8%
営業利益144億94百万円132億94百万円△8.3%
親会社の所有者に帰属する
四半期利益
100億42百万円95億10百万円△5.3%
米ドル平均レート109.22円107.22円△2.00円
ユーロ平均レート122.59円120.41円△2.18円
中国人民元平均レート15.91円15.23円△0.68円
韓国ウォン平均レート0.093円0.089円△0.004円

② セグメント別の状況
当社グループでは、事業内容を4つのセグメントに分けています。
当期の各セグメントの経営成績は以下のとおりです。
モーションコントロール売上収益 858億65百万円 (前年同期比 △8.1% )
営業利益 124億31百万円 (前年同期比 +4.4% )
モーションコントロールセグメントは、ACサーボモータ・コントローラ事業とインバータ事業で構成されています。
ACサーボモータ・コントローラ事業における中国の売上が増加した一方、インバータ事業での米国の販売が落ち込みました。この結果、セグメント全体では前年同期比で減収となりましたが、中国の売上伸長に伴う収益性の改善や経費抑制の効果により営業利益は増加しました。
[ACサーボモータ・コントローラ事業]
中国において電子部品や金属加工機向けなどの売上が伸長したことに加え、米国などで半導体関連の需要が底堅く推移するなど、売上は堅調に推移しました。
[インバータ事業]
中国のインフラ関連が堅調だったものの、米国のオイル・ガス関連需要が大きく落ち込むなど、売上は減少しました。
ロボット売上収益 653億96百万円 (前年同期比 △18.9%)
営業利益 24億86百万円 (前年同期比 △36.7% )
自動車市場においてはお客さまの工場の操業低下により設備投資が抑制され、売上は伸び悩みました。
一般産業分野では、中国の5G関連需要に加え、コロナ禍における自動化ニーズの加速を背景とした投資を積極的に行う動きがみられました。また、半導体ロボットの販売が国内や韓国などで堅調に推移しました。
セグメント全体での営業利益は、経費抑制を進めたものの売上の減少や操業度の悪化により減少しました。
システムエンジニアリング売上収益 244億25百万円 (前年同期比 △7.2% )
営業利益 1億95百万円 (前年同期比 3億77百万円改善 )
システムエンジニアリングセグメントは、環境・社会システム事業と、産業用オートメーションドライブ事業で構成されています。
セグメント全体の売上収益は国内を中心に減少したものの、営業利益は構造改革や新製品の市場投入効果などで改善しました。
[環境・社会システム事業]
太陽光発電用パワーコンディショナの販売は新製品の市場投入効果などにより改善した一方、大型風力発電用電機品や上下水道用電気システム関連の売上が新型コロナウイルスの影響などで減少しました。
[産業用オートメーションドライブ事業]
鉄鋼プラント関連を中心に売上は総じて堅調に推移しました。
その他売上収益 111億59百万円 (前年同期比 △2.3% )
営業利益 △2億 7百万円 (前年同期比 1億37百万円悪化 )
その他セグメントは、物流サービス事業などで構成されています。
前年同期に対し、売上収益は国内を中心に減少し、営業利益は悪化しました。

(2) 財政状態の状況
① 資産 4,468億93百万円(前連結会計年度末比 32億34百万円減少)
現金及び現金同等物やたな卸資産等が増加した一方、営業債権やその他の流動資産の減少により、流動資産が前連結会計年度末に比べ32億40百万円減少しました。また、有形固定資産等が減少した一方で、使用権資産や繰延税金資産等の増加により、非流動資産が前連結会計年度末に比べ5百万円増加しました。
② 負債 2,145億45百万円(前連結会計年度末比 44億14百万円減少)
短期借入金の増加等により、流動負債は前連結会計年度末に比べ9億14百万円増加しました。一方、長期借入金の減少等により、非流動負債は前連結会計年度末に比べ53億28百万円減少しました。
③ 資本 2,323億47百万円(前連結会計年度末比 11億79百万円増加)
在外営業活動体の換算差額の減少等によりその他の資本の構成要素が減少した一方、利益剰余金が増加しました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は457億34百万円(前連結会計年度末比で54億26百万円増)となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりです。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
たな卸資産が増加した一方、税引前四半期利益や減価償却費、償却費及び減損損失の計上、営業債権の減少等により235億62百万円の収入(前年同期比 163億54百万円の収入増)となりました。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産及び無形資産の取得による支出等により、45億60百万円の支出(前年同期比 59億35百万円の支出減)となりました。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
長期借入金の返済や配当金の支払等により、134億48百万円の支出(前年同期比 148億64百万円の支出増)となりました。
※営業活動によるキャッシュ・フローと投資活動によるキャッシュ・フローを合算したフリー・キャッシュ・フローは190億2百万円の収入となりました。
(4) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5) 事業上および財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
なお、当第2四半期連結累計期間における当社グループの研究開発費は89億円となりました。
2020年2月期
第2四半期連結累計期間
2021年2月期
第2四半期連結累計期間
研究開発費96億82百万円89億円
売上収益研究開発費比率4.6%4.8%

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