新型コロナウイルス感染症の感染拡大は資本市場にも影響を与えており、NECグループを含む企業の社債による資金調達コストは増加傾向を示しています。将来、金融機関の通常業務が停止するほどに世界経済情勢が深刻に悪化した場合には、NECグループの資金調達能力に悪影響を及ぼす可能性があります。
また、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による影響の程度や収束時期によっては、のれんその他の無形資産や使用権資産などNECグループの保有資産の減損のほか、主要な保有株式の価値の減少が生じ、NECグループの財政状態に悪影響を与える可能性があります。2020年3月31日現在におけるNECグループのその他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品は1,672億円ですが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による影響によりこれらの価値は減少する可能性があります。
新型コロナウイルス感染症の流行および感染予防対策がNECグループの事業、業績および財政状態に与える悪影響について、その全体像を現時点で確実性をもって予測することはできません。新型コロナウイルス感染症の感染拡大は、当連結会計年度においては、NECグループの業績および財政状態に重大な悪影響を及ぼしておりませんが、今後の事態の進展によっては、NECグループの事業に対する悪影響が拡大する可能性があります。また、本有価証券報告書提出日現在までに、新型コロナウイルス感染症は世界経済に悪影響を与えており、これによって、NECグループの事業、業績および財政状態にも重大な悪影響が生じる可能性があります。
2020/09/04 13:37