四半期報告書-第164期第2四半期(平成26年7月1日-平成26年9月30日)

【提出】
2014/11/14 14:01
【資料】
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【項目】
32項目

有報資料

文中における将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において判断したものであります。
(1) 業績の状況
日本の音楽市場につきまして、配信に関しましては平成26年1月から6月(最新情報)における有料音楽配信売上実績は前年同期比103%となりましたが、依然として主要な市場でありますパッケージ商品につきましては、平成26年1月から9月における音楽ビデオを含む音楽ソフトの生産実績は前年同期比94%(以上、一般社団法人日本レコード協会調べ)となり、未だ市場の縮小傾向に歯止めがかからない状況が続いております。
このような状況の中、当第2四半期連結累計期間の売上高は56億5千9百万円(前年同四半期に比べ16.6%減)となりました。これは主に、市販/配信事業において、当期発売作品および利益率の高い過年度発売作品の売上が全般的に大きく減少したこと、特販/通販事業においても、消費税増税の影響等に伴い、その他通販会社向け商品を中心に全般的に売上が減少したことなどによるものであります。
損益につきましても、市販/配信事業において、利益率の高い過年度発売作品の売上が大きく減少したこと、特販/通販事業においても、利益率の高い音源使用にかかる取引が減少したことなどにより、営業損失は7億7千9百万円(前年同四半期は営業利益8千8百万円)となり、経常損失は7億6千6百万円(前年同四半期は経常利益9千3百万円)となりました。また、組織改革に向けた転進支援施策の実施に伴う特別退職金等の特別損失を計上したこと、将来の利益計上見込みによって計上していた繰延税金資産を取り崩したことなどにより、四半期純損失は10億4千5百万円(前年同四半期は四半期純利益1億9百万円)となりました。
セグメントの業績の概況は、次のとおりであります。
[市販/配信事業]
当期発売作品および利益率の高い過年度発売作品の売上が全般的に大きく減少したことなどにより、売上高は40億1千8百万円(前年同四半期に比べ18.3%減)となりました。また、利益率の高い過年度発売作品の売上が大きく減少したことなどにより、1億5千2百万円の営業損失(前年同四半期は営業利益5億6千2百万円)となりました。
主な作品といたしましては、「氷川きよし」のアルバム“氷川きよしの昭和の演歌名曲集”をはじめ、「島倉千代子」のデビュー曲からラストシングルまで、全シングル楽曲を収録した全集“歌手生活60周年記念 島倉千代子全集「こころ」~すべての方に感謝を込めて~”、ファン投票による楽曲選曲の「木村カエラ」デビュー10周年記念のベストアルバム“10years”、オリコンウィークリーチャートで初登場首位を獲得した「Not yet(ノットイエット)」の初アルバム“already”、“THE IDOLM@STER”シリーズ、“烈車戦隊トッキュウジャー”シリーズ、などの自社制作作品が、売上に貢献いたしました。
[特販/通販事業]
消費税増税の影響等に伴い、その他通販会社向け商品を中心に全般的に売上が減少したことなどにより、売上高は8億5千1百万円(前年同四半期に比べ12.8%減)となりました。全般的な売上高の減少および、利益率の高い音源使用にかかる取引が減少したことなどにより、営業利益は3億4千9百万円(前年同四半期は営業利益4億3千6百万円)となりました。
[その他]
その他事業の売上高は7億8千8百万円(前年同四半期に比べ11.0%減)となり、営業利益は1億3千8百万円(前年同四半期は営業利益1億7千9百万円)となりました。
当社グループは、利益を安定的に計上できる体質にすることを最大の経営課題にしており、得意分野、および成長分野への経営資源の集中などの施策を今後も継続して実施してまいります。音楽、映像関連業界の厳しい環境下において、当社の中核である音楽制作を中心とした市販/配信事業、制作した音源を活用した特販/通販事業および両事業から派生する新規事業に経営資源を集中することにより、さらに事業効率を高め、収益性を向上させてまいります。このため、平成26年1月に組織改革を行い、アーティストのキュレーション(Curation)および発信(Communication)力を強化するため、従来の「A&R本部」、「宣伝本部」および「新規事業統括部」を統合し、「A&C本部」として新設いたしました。これにより、アーティストの育成強化と新曲のヒット創出に総力をあげて取り組んでまいります。これに伴い本部内には「ユニット制」を導入し、独立採算制と柔軟な組織運営の両立を図ってまいります。
また、当社は、変化する市場環境に対して迅速に対応し、高い競争力を有する効率的な営業体制を構築するため、平成24年10月1日付で、新設分割の方法により、当社の市販事業における販売に関する事業などを、コロムビア・マーケティング株式会社に承継させましたが、平成26年4月1日付で、当社の配信事業および特販/通販事業における販売に関する事業についても、コロムビア・マーケティング株式会社に承継させる吸収分割を実施いたしました。この吸収分割により、コロムビア・マーケティング株式会社に当社グループの全営業力を結集させ、マーケティングと販売のプロフェッショナル集団として位置付けることにより、グループ全体のさらなる営業機能の効率化・高度化を進めてまいります。
さらに、将来を見すえた新たなビジネスへの参入とその早期開発に向け、組織改革のための転進支援施策の実施を進めております。
なお、筆頭株主である株式会社フェイスによる当社株式の公開買付けが成立したことにより、平成26年3月26日付で当社は同社の連結子会社となりました。今後も、フェイス・グループの一員として戦略的パートナーシップを構築していくことにより、様々な音楽関連サービスを充実させ、グループ間の事業シナジーの実現に向けた取り組みを積極的に進めてまいります。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間の総資産は、前連結会計年度と比較して12億8千5百万円減少し、74億7千2百万円となりました。
主な増減としては、資産の部では、現金及び預金が3億4千8百万円、受取手形及び売掛金が8億3千1百万円並びに繰延税金資産が1億8百万円減少しております。負債の部では、支払手形及び買掛金が1億9千3百万円並びに未払金が8千8百万円減少いたしました。また、純資産は四半期純損失を計上したことなどにより、19億7百万円となりました。

(3) キャッシュ・フローの状況
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動の結果、減少した資金は2億9千万円(前年同四半期は5千9百万円の資金の減少)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動の結果、減少した資金は1億4千万円(前年同四半期は1億円の資金の減少)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動の結果、増加した資金は7千7百万円(前年同四半期は3億7百万円の資金の減少)となりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は、前連結会計年度に比べ3億4千9百万円減少(前年同四半期は4億6千7百万円の減少)し、35億4千6百万円(前年同四半期は38億7千6百万円)となりました。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。

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