当第2四半期連結累計期間の市況環境につきましては、自動車向け製品が電動化やADAS等、環境及び安全機能の進展により、前年同四半期比27.9%の増となりました。また、産機・民生市場は、前年同四半期比13.3%の増となり、主にFAやクリーンエネルギー向け製品が伸長しました。一方、白物家電向け製品につきましては、中国における不動産販売の停滞や顧客の在庫調整による影響を大きく受け、前年同四半期比9.9%の減となりました。
これらマーケットの状況に加え、為替の円安傾向による影響も含めた連結売上高は1,215億50百万円と、前年同四半期比155億85百万円(14.7%)の増加となりました。損益面につきましては、前年第1四半期に計上した米国子会社における一過性費用の計上がなかったことから、連結営業利益は171億58百万円と、前年同四半期比89億62百万円(109.3%)の増、連結経常利益は167億45百万円と、前年同四半期比83億44百万円(99.3%)の増となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、市況の悪化によるサンケンコアを主体にした白物家電向け製品の生産調整の影響などから、44億48百万円と、前年同四半期比14億93百万円(50.6%)の増となりましたが、期初公表の業績予想を下回る結果となりました。
この様な市況環境の中、当社グループでは、2021年中期経営計画の最終年次となる2024年3月期において、中長期の成長戦略実現のため、その基盤となる先行投資を実行しています。そのひとつが、EVトラクションモータ用パワーモジュールの生産能力拡大であり、本年5月に新設した後工程の生産子会社である新潟サンケン株式会社において量産開始に向けた準備を進めております。
2023/11/13 10:01