業績予想修正の理由

当第2四半期は、為替における円高の進行や、舶用事業環境の悪化など、事業環境が概ね想定の範囲内で推移しているため、売上高の予想に変更はありませんが、コストダウンや経費削減への取り組みにより、売上原価や販売費及び一般管理費が減少していることに加えて、無線LANシステム事業などその他事業が好調に推移していること、為替水準が当社想定レートより若干円安傾向で推移していることなどにより、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益が、いずれも予想を上回る見込みです。このため、第2四半期連結累計期間の業績予想を修正いたします。
通期の業績につきましては、第2四半期の業績予想を修正したことに伴い、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益がいずれも増加する見込みですが、第3四半期以降は引き続き厳しい市場環境が想定される状況下でも、研究開発など将来に向けての投資を増やす見通しであることから、これらを踏まえて業績予想を修正いたします。なお、業績予想の前提となる第3四半期以降の為替レートにつきましては、米ドル100円、ユーロ110円であり、前回予想からの変更はありません。