一方、中長期的な視点では、コネクテッドが実現する豊かなカーライフに貢献することを目指し、「新たな成長への挑戦」を基本戦略とした4か年(2019年4月~2023年3月)の中期経営計画「NEW GROWTH」に掲げる各施策の実行に注力してまいりました。「NEW GROWTH」では「車載アンテナビジネスの強化」、「新しい価値づくり、新しい顧客創造」、「更なる成長の土台となる組織基盤の強化」の3つの戦略を掲げておりますが、コスト構造改革の更なる進化による一層の収益力の向上や自動運転、また5G分野への対応力強化等、特に「車載アンテナビジネスの強化」に係る諸施策を推進してまいりました。また、「新しい価値づくり、新しい顧客創造」に係る活動として、今後更なる拡大が見込まれるIoT市場に対し、コネクテッドを促進するIoT通信端末を開発し、商用化へ向けた取り組みを推進しております。本端末はカーシェアリングの分野をはじめとした車両の運行管理等、多様な利用シーンへの貢献を実現できるものであります。
この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は、世界の自動車生産台数がコロナ禍以前と比較すると大幅な減産となったものの、拡販活動等により196億36百万円(前年同期比7.8%増)となりました。利益面につきましては、中国上海市におけるロックダウン影響の他、材料費や輸送費高騰の影響が極めて大きく、またサプライチェーンの混乱を主要因とした不可抗力の航空機による輸送費等が発生したことから、営業損失は2億32百万円(前年同期は営業利益76百万円)、経常損失は1億15百万円(前年同期は経常利益42百万円)となりましたが、固定費の抑制や徹底した経費の削減等に取り組んだ結果、前回(2022年5月13日)発表の連結業績予想値より、営業利益は1億17百万円改善し、経常利益は2億84百万円改善いたしました。また、親会社株主に帰属する四半期純損失は、中国上海市の都市封鎖に伴う新型コロナウイルス感染症による特別損失の計上や法人税等の影響により4億18百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失1億円)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
2022/11/11 15:34