このような状況の下、当社グループは米国及び日本を中心に事業展開を進めました。
アジア市場は、前年同期に比べ増収となりました。これは日本国内において、既存製品による大型案件の売上が計上されたことに加え、新製品Xscend®が複数のプロジェクトで採用されたことによるものです。北米市場は、前年同期に比べ増収となりました。これは大手通信事業者において大型プロジェクトが進行したことによるものです。オーストラリア市場は、前期に引き続きメンテナンスサポートサービスの提供を行いましたが、機器の売上が減少した影響で前年同期と比べて減収となりました。EMEA市場は、今後の拡販に向けた代理店契約を進めるとともに各国で営業活動を行いました。この結果、当連結会計年度の当社グループの売上高は、3,111百万円(前連結会計年度比23.3%増)となりました。製品グループ別内訳では、ハードウエア製品が2,067百万円(同18.8%増)、その他が1,044百万円(同33.6%増)となりました。海外売上高比率は、前期の72.2%から71.8%へと減少しました。利益面においては、売上総利益率は62.9%、売上総利益は1,956百万円(同23.7%増)となりました。経費面では、販売費及び一般管理費は、2,121百万円(同21.2%増)となり、研究開発費は703百万円(同54.5%増)となりました。これは主に仕掛品の計上額が減少したことによるものです。前連結会計年度には、特定顧客向けのビジネスで、既に開発期間を終え、プログラムの改良・強化のフェーズに入っている案件にかかる費用を仕掛品として計上しましたが、当連結会計年度には同様の仕掛品計上がなかったため、研究開発費が増加しております。損益面では、営業損失は165百万円(前連結会計年度は営業損失169百万円)、経常損失は187百万円(前連結会計年度は経常損失228百万円)、親会社株主に帰属する当期純損失は、243百万円(前連結会計年度は親会社株主に帰属する当期純損失248百万円)となりました。なお、当社グループは、映像通信機器のメーカーとして事業を行っており、当該事業以外に事業の種類がないため、セグメント別に事業を分類していません。
②キャッシュ・フローの状況
2024/06/21 15:05