訂正有価証券報告書-第95期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)
(重要な後発事象)
(第三者割当増資に係る払込みの完了)
当社は、2021年3月1日にハイセンス・ホーム・アプライアンス・グループとの間で、第三者割当の方法により、同社が設立する特別目的会社に対して、総額約214億円の普通株式を発行すること等を内容とする株式引受契約を締結しておりましたが、2021年5月27日開催の当社臨時株主総会において第三者割当増資に係る各議案が全て承認可決され、2021年5月31日に第三者割当増資による払込が完了いたしました。
(1)第三者割当増資の概要
(2)第三者割当増資による発行済株式総数等の推移
(事業再生ADR手続の成立及び債務免除の効力発生)
当社及び一部の連結子会社は、2021年5月7日開催の事業再生ADR手続の第3回債権者会議の再々続会(事業再生計画案の決議のための債権者会議)においてお取引金融機関様から総額63,000百万円の債務免除(以下「本債務免除」といいます。)を内容に含む事業再生計画案にご同意いただき、事業再生ADR手続が成立しました。
本債務免除の効力発生は、ハイセンス・ホーム・アプライアンス・グループが設立した特別目的会社である海信日本オートモーティブエアコンシステムズ合同会社に対する第三者割当の方法による普通株式の発行(以下「本第三者割当増資」といいます。)に係る払込みの完了を条件としておりましたが、(重要な後発事象)(第三者割当増資に係る払込みの完了)に記載のとおり、2021年5月31日に本第三者割当増資に係る払込みが完了し、これに伴い、本債務免除の効力が発生しました。
当社に対する免除額62,980百万円は、翌連結会計年度の第1四半期(連結・個別)に特別利益計上し、当社子会社に対する免除額20百万円は、翌連結会計年度の第1四半期(連結)に特別利益計上する予定であります。
また、当社及び一部の連結子会社の事業再生ADR手続の対象債権のうち本債務免除後に存続する債権(34,790百万円。以下「残債権」といいます。)については、本債務免除の効力発生日以降、以下の内容に従い各残債権が返済されるまでの間は、当該各残債権の元本残高を維持することを対象債権者である全てのお取引金融機関様に要請し、ご了解いただいております。
(ア) 第三者割当増資に係る払込みが完了した日(債務免除の効力発生日)後速やかに
(但し、第三者割当増資に係る払込みが完了した日後遅くとも3か月以内に)、残債権全額の元本返済を行う。
(イ) 債務免除の効力発生日の翌日以降、残債権に係る基準日(2020年6月30日)における
約定に従った利息の支払を継続する。また、各残債権の元本返済日に、直前の利息支払日から
元本返済日までの利息を支払うものとする。
(第三者割当増資に係る払込みの完了)
当社は、2021年3月1日にハイセンス・ホーム・アプライアンス・グループとの間で、第三者割当の方法により、同社が設立する特別目的会社に対して、総額約214億円の普通株式を発行すること等を内容とする株式引受契約を締結しておりましたが、2021年5月27日開催の当社臨時株主総会において第三者割当増資に係る各議案が全て承認可決され、2021年5月31日に第三者割当増資による払込が完了いたしました。
(1)第三者割当増資の概要
払込期日 | 2021年5月31日 |
発行新株式数 | 普通株式 83,627,000株 |
発行価額 | 1株につき256円 |
調達資金の額 | 21,408,512,000円 |
資本組入額 | 1株につき128円 |
資本組入額の総額 | 10,704,256,000円 |
募集又は割当方法 | 第三者割当の方法による。 |
割当先 | 海信日本オートモーティブエアコンシステムズ合同会社(注) (注)ハイセンス・ホーム・アプライアンス・グループが第三者割当増資により発行される普通株式を引き受けるために設立した特別目的会社 |
(2)第三者割当増資による発行済株式総数等の推移
増資前発行株式総数 | 28,066,313株 | 増資前資本金 | 11,037,613,287円 |
増資による増加株式数 | 83,627,000株 | 増加資本金 | 10,704,256,000円 |
増加後発行済株式総数 | 111,693,313株 | 増資後資本金 | 21,741,869,287円 |
(事業再生ADR手続の成立及び債務免除の効力発生)
当社及び一部の連結子会社は、2021年5月7日開催の事業再生ADR手続の第3回債権者会議の再々続会(事業再生計画案の決議のための債権者会議)においてお取引金融機関様から総額63,000百万円の債務免除(以下「本債務免除」といいます。)を内容に含む事業再生計画案にご同意いただき、事業再生ADR手続が成立しました。
本債務免除の効力発生は、ハイセンス・ホーム・アプライアンス・グループが設立した特別目的会社である海信日本オートモーティブエアコンシステムズ合同会社に対する第三者割当の方法による普通株式の発行(以下「本第三者割当増資」といいます。)に係る払込みの完了を条件としておりましたが、(重要な後発事象)(第三者割当増資に係る払込みの完了)に記載のとおり、2021年5月31日に本第三者割当増資に係る払込みが完了し、これに伴い、本債務免除の効力が発生しました。
当社に対する免除額62,980百万円は、翌連結会計年度の第1四半期(連結・個別)に特別利益計上し、当社子会社に対する免除額20百万円は、翌連結会計年度の第1四半期(連結)に特別利益計上する予定であります。
また、当社及び一部の連結子会社の事業再生ADR手続の対象債権のうち本債務免除後に存続する債権(34,790百万円。以下「残債権」といいます。)については、本債務免除の効力発生日以降、以下の内容に従い各残債権が返済されるまでの間は、当該各残債権の元本残高を維持することを対象債権者である全てのお取引金融機関様に要請し、ご了解いただいております。
(ア) 第三者割当増資に係る払込みが完了した日(債務免除の効力発生日)後速やかに
(但し、第三者割当増資に係る払込みが完了した日後遅くとも3か月以内に)、残債権全額の元本返済を行う。
(イ) 債務免除の効力発生日の翌日以降、残債権に係る基準日(2020年6月30日)における
約定に従った利息の支払を継続する。また、各残債権の元本返済日に、直前の利息支払日から
元本返済日までの利息を支払うものとする。