そのような中、当第1四半期連結累計期間の売上収益は、積層セラミックコンデンサがコンピュータや基地局向けを中心に幅広い用途で減少したことに加え、コネクティビティモジュールや高周波モジュールがスマートフォン向けで減少しました。その結果、為替変動(前年同四半期連結累計期間比7円80銭の円安)の影響はありましたが、前年同四半期連結累計期間比15.8%減の367,694百万円となりました。
利益につきましては、円安や固定費の減少などの増益要因はありましたが、操業度損や製品価格の値下がりといった減益要因により、営業利益は前年同四半期連結累計期間比44.8%減の50,111百万円、税引前四半期利益は同39.2%減の62,768百万円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は同34.1%減の50,098百万円となりました。
事業別セグメントについては、コンポーネントは売上収益が210,488百万円(前年同四半期連結累計期間比16.5%減)で営業利益が52,499百万円(同40.4%減)、デバイス・モジュールは売上収益が156,847百万円(同15.0%減)で営業損失199百万円(前年同四半期連結累計期間は営業利益2,449百万円)、その他は売上収益が15,238百万円(同24.5%減)で営業損失2,189百万円(前年同四半期連結累計期間は営業利益247百万円)となりました。
2023/08/08 15:05