有価証券報告書-第82期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2015/06/29 10:21
【資料】
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【項目】
90項目

研究開発活動

当社の研究開発活動は、激変する市場環境や市場競争に勝ち抜くため、市場・顧客のニーズに即応した商品価値を提供できる提案型企業を目指しています。
受注製品分野においては、省資源・省エネルギー化、低コスト化を市場ニーズと捉え、それらを徹底追及した技術提案が受注活動の要諦と位置付け、固有技術の向上と新技術・新工法の構築に鋭意取組んできています。
当事業年度において当社が支出した研究開発費は28百万円であります。
セグメントごとの研究開発活動を示すと次のとおりであります。
(1) 自動車用部品
自動車メーカーは、安全性や車本来の走りの魅力を兼ね備えた、低コスト車や低公害車の商品化に注力しています。自動車部品の研究開発は、当社の主力製品であるエクステリア部品では客先とのコンセプトインを実行し、発想の転換による部品構造の革新、新材料・新工法等の研究を進め、低コスト・軽量化を目指した製品づくりに取り組んでいます。当事業年度における研究開発費の金額は24百万円であります。
(2) 自社製品
電子機器部門において進展する通信・情報分野の市場ニーズに的確に対応できるサーバーラックを中心に商品の研究開発を取り組んでおります。また、照明機器部門においては、低炭素社会実現に向けたより高い環境性能を誇るLEDランプ及び安全・災害対応のための省エネ製品である防犯灯・サポートライト等、機能向上への研究開発を行い社会への貢献をコンセプトに製造販売を行っております。当事業年度における研究開発費の金額は3百万円であります。