有価証券報告書-第66期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)
有報資料
(1)経営方針
当社グループは、経営理念である「Great Small Company」を念頭にグループ一体となって高品質・高性能のスイッチを開発し、お客様に信頼されるスイッチの専業メーカー「品質のNKK」「技術のNKK」として社会的存在価値を高めてまいります。
「Great Small Company」とは、会社は小さくてもお客様に信頼されそして感動を与える社会的存在価値の高い企業であり、自社が世界一になれる部分がどこか、そして情熱を持って取り組めるものは何かを深く考え、事業拡大よりも専門分野に特化し、差別化された特徴ある企業を意味します。「Great Small Company」を追求し、当社グループは産業用スイッチの分野で世界一になるべく邁進しております。
(2)経営戦略等
加速するグローバル、ボーダーレス時代の中で真のグローバル企業になるために、当社グループは、平成29年4月よりスタートした4ヵ年の中期経営計画「Change100」における戦略を一部見直し、産業用スイッチの分野で、「世界で最も知られ、世界で最も好まれ、世界で一番に選ばれるスイッチサプライヤー」となるべく、「グローバル化対応」と「勝てる武器の創造」を推進し、以下の5項目を基本戦略として、グループ一丸となって取り組んでまいります。
① 売れる新商品の創出
開発力強化と共に、マーケティング・商品の企画段階から設計・製造段階そして上市後の販売方法に至るまでを再度点検し、多くのお客様に感動を与え、業績に貢献する新商品を創出してまいります。
② ソリューションビジネスの確立
当社グループは、単なるスイッチ販売からの脱却を図り、川上の「設計プロセス」から川下の「生産プロセス」まで、お客様の困りごとにお応えするソリューションビジネスを成長軌道に乗せていくための活動を強化してまいります。
③ 収益力強化
原材料費の高騰、人件費の増大、マクタン工場建設に伴う経費の高止まり、貿易摩擦拡大による影響など経費的な課題が多く残る中、判断の機軸を個別最適から全体最適へと変える中で「ムダ、ムラ、ムリ」を排除したサプライチェーンマネジメントの見直しを進めるなど、全社一丸となって利益の創出及び収益力強化に努めてまいります。
④ NKK品質ブランドの再構築
当社グループのグローバル市場における競争力を確固たるものにするために、ビジネスフロー全体にわたり、NKKの武器である「品質」の総点検を行い、お客様に感動していただけるNKK品質ブランドの再構築を進めてまいります。
⑤ 業務効率化
当社グループにて行っている各業務はお客様に感動を与える業務なのか、全ての業務をゼロベースで見直し、「必要なもの」または「新たな付加価値を生むもの」の効率性を高め、確実に実行することにより、NKKの価値を再構築してまいります。
(3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループでは、株主利益重視の観点からROE(株主資本利益率)及び投下資本の運用効率、収益性を測る指標としてROA(総資産利益率)をいずれも重要と認識しておりますが、まずは本業での利益追求の観点から売上高営業利益率を高め、事業収益力を強化する中で、ROE、ROAの向上に努力をしてまいります。
(4)経営環境
当社グループを取り巻く経営環境は、米中貿易摩擦の激化や英国のEU離脱問題、中国経済の減速基調など、世界的な不確実性は続いており、景気の先行きは予断を許さない情勢が続くものと思われます。また、産業用スイッチ(操作用スイッチ)市場におきましては減少傾向が続いており、通商問題等による世界経済の不確実性の高まりなど先行き不透明な状況が続いております。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当社グループを取り巻く環境が大きく変化する中で、「グローバル化対応」と「勝てる武器の創造」を軸とした基本戦略を推進しておりますが、環境適応業として従来の仕組みを今の時代そして将来を見据えて変化させていくことも重要な課題と考えております。
中長期的な経営戦略を推進する上で主な課題は以下のとおりです。
① ネット環境
企業活動でITの重要性がますます高まっている中で、その活用が企業の成長に大きな格差を生むと言っても過言ではありません。当社グループは時代の変化に順応するためローカルディストリビューター、グローバルディストリビューター、カタログディストリビューターと時代の変化に順応した販売網の拡大を図り、現在ではカタログディストリビューターを通じて、全世界のユーザーが「いつでも・どこでも・簡単に、世界におけるほとんどの国々で当社製品を購入できる体制を構築しました。今後はさらにネット環境を進化させることにより、ネット上で得られた情報を分析・活用し、売上の確度を上げてまいります。
② 販売
当社グループの販売体制は、過去から時代の変化に順応した販売網の拡大を図ってまいりました。しかしながらユーザーのニーズが多様化する中で、お客様の抱えておられる「困りごと」を素早くキャッチし、それに対するソリューションを提供することも重要となってきております。既存のチャネルを充実させながら、お客様との関係強化を図ることにより、全世界での認知度を向上させ、新規顧客と新規デザインへのNKK製品採用を増加させてまいります。
③ 生産体制
QCDS (品質・コスト・納期・サービス)に関する顧客からの要望は年々高まっており、過去と同じことをしていて顧客満足度を得られるような時代ではありません。グローバルでの競争力を確固たるものにするためにもQCDSといった全ての生産に関するビジネスモデルを抜本的に見直し、対応してまいります。
④ 納期
基幹システム「ANSWER」を活用した計画生産により、納期における一定の成果は得られていると考えております。しかしながら、世の中のスピード化はさらに拍車がかかり、当社が提供する納期から、お客様が要求される納期へとさらなる納期改革を推し進めてまいります。
⑤ 開発体制
世の中のニーズをいち早く察知し、それを製品化し、タイムリーに市場へ投入することはメーカーにとっての使命と考えています。過去と違いそのニーズは多様化し、また変化も早く、迅速にそして正確に捉えていく必要があり、そのためにはマーケティング力を高めていかなくてはなりません。またタイムリーに市場へ新製品を投入していくために3Dプリンターや解析ソフトなど導入してまいりましたが、さらに開発期間の短縮を図るべく今の世の中の技術を駆使した開発環境を整備し、ひとつでも多くの市場から必要とされる製品を開発してまいります。
⑥ 製品品質
「品質のNKK」とお客様からは一定の評価をいただいてはおりますが、お客様の品質に対する要望は日増しに高まっております。我々が提供するNKK品質をもう一度点検し、お客様の要望される品質を上回る品質保証体制や生産供給体制を維持・拡充を図ってまいります。
当社グループは、経営理念である「Great Small Company」を念頭にグループ一体となって高品質・高性能のスイッチを開発し、お客様に信頼されるスイッチの専業メーカー「品質のNKK」「技術のNKK」として社会的存在価値を高めてまいります。
「Great Small Company」とは、会社は小さくてもお客様に信頼されそして感動を与える社会的存在価値の高い企業であり、自社が世界一になれる部分がどこか、そして情熱を持って取り組めるものは何かを深く考え、事業拡大よりも専門分野に特化し、差別化された特徴ある企業を意味します。「Great Small Company」を追求し、当社グループは産業用スイッチの分野で世界一になるべく邁進しております。
(2)経営戦略等
加速するグローバル、ボーダーレス時代の中で真のグローバル企業になるために、当社グループは、平成29年4月よりスタートした4ヵ年の中期経営計画「Change100」における戦略を一部見直し、産業用スイッチの分野で、「世界で最も知られ、世界で最も好まれ、世界で一番に選ばれるスイッチサプライヤー」となるべく、「グローバル化対応」と「勝てる武器の創造」を推進し、以下の5項目を基本戦略として、グループ一丸となって取り組んでまいります。
① 売れる新商品の創出
開発力強化と共に、マーケティング・商品の企画段階から設計・製造段階そして上市後の販売方法に至るまでを再度点検し、多くのお客様に感動を与え、業績に貢献する新商品を創出してまいります。
② ソリューションビジネスの確立
当社グループは、単なるスイッチ販売からの脱却を図り、川上の「設計プロセス」から川下の「生産プロセス」まで、お客様の困りごとにお応えするソリューションビジネスを成長軌道に乗せていくための活動を強化してまいります。
③ 収益力強化
原材料費の高騰、人件費の増大、マクタン工場建設に伴う経費の高止まり、貿易摩擦拡大による影響など経費的な課題が多く残る中、判断の機軸を個別最適から全体最適へと変える中で「ムダ、ムラ、ムリ」を排除したサプライチェーンマネジメントの見直しを進めるなど、全社一丸となって利益の創出及び収益力強化に努めてまいります。
④ NKK品質ブランドの再構築
当社グループのグローバル市場における競争力を確固たるものにするために、ビジネスフロー全体にわたり、NKKの武器である「品質」の総点検を行い、お客様に感動していただけるNKK品質ブランドの再構築を進めてまいります。
⑤ 業務効率化
当社グループにて行っている各業務はお客様に感動を与える業務なのか、全ての業務をゼロベースで見直し、「必要なもの」または「新たな付加価値を生むもの」の効率性を高め、確実に実行することにより、NKKの価値を再構築してまいります。
(3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループでは、株主利益重視の観点からROE(株主資本利益率)及び投下資本の運用効率、収益性を測る指標としてROA(総資産利益率)をいずれも重要と認識しておりますが、まずは本業での利益追求の観点から売上高営業利益率を高め、事業収益力を強化する中で、ROE、ROAの向上に努力をしてまいります。
(4)経営環境
当社グループを取り巻く経営環境は、米中貿易摩擦の激化や英国のEU離脱問題、中国経済の減速基調など、世界的な不確実性は続いており、景気の先行きは予断を許さない情勢が続くものと思われます。また、産業用スイッチ(操作用スイッチ)市場におきましては減少傾向が続いており、通商問題等による世界経済の不確実性の高まりなど先行き不透明な状況が続いております。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当社グループを取り巻く環境が大きく変化する中で、「グローバル化対応」と「勝てる武器の創造」を軸とした基本戦略を推進しておりますが、環境適応業として従来の仕組みを今の時代そして将来を見据えて変化させていくことも重要な課題と考えております。
中長期的な経営戦略を推進する上で主な課題は以下のとおりです。
① ネット環境
企業活動でITの重要性がますます高まっている中で、その活用が企業の成長に大きな格差を生むと言っても過言ではありません。当社グループは時代の変化に順応するためローカルディストリビューター、グローバルディストリビューター、カタログディストリビューターと時代の変化に順応した販売網の拡大を図り、現在ではカタログディストリビューターを通じて、全世界のユーザーが「いつでも・どこでも・簡単に、世界におけるほとんどの国々で当社製品を購入できる体制を構築しました。今後はさらにネット環境を進化させることにより、ネット上で得られた情報を分析・活用し、売上の確度を上げてまいります。
② 販売
当社グループの販売体制は、過去から時代の変化に順応した販売網の拡大を図ってまいりました。しかしながらユーザーのニーズが多様化する中で、お客様の抱えておられる「困りごと」を素早くキャッチし、それに対するソリューションを提供することも重要となってきております。既存のチャネルを充実させながら、お客様との関係強化を図ることにより、全世界での認知度を向上させ、新規顧客と新規デザインへのNKK製品採用を増加させてまいります。
③ 生産体制
QCDS (品質・コスト・納期・サービス)に関する顧客からの要望は年々高まっており、過去と同じことをしていて顧客満足度を得られるような時代ではありません。グローバルでの競争力を確固たるものにするためにもQCDSといった全ての生産に関するビジネスモデルを抜本的に見直し、対応してまいります。
④ 納期
基幹システム「ANSWER」を活用した計画生産により、納期における一定の成果は得られていると考えております。しかしながら、世の中のスピード化はさらに拍車がかかり、当社が提供する納期から、お客様が要求される納期へとさらなる納期改革を推し進めてまいります。
⑤ 開発体制
世の中のニーズをいち早く察知し、それを製品化し、タイムリーに市場へ投入することはメーカーにとっての使命と考えています。過去と違いそのニーズは多様化し、また変化も早く、迅速にそして正確に捉えていく必要があり、そのためにはマーケティング力を高めていかなくてはなりません。またタイムリーに市場へ新製品を投入していくために3Dプリンターや解析ソフトなど導入してまいりましたが、さらに開発期間の短縮を図るべく今の世の中の技術を駆使した開発環境を整備し、ひとつでも多くの市場から必要とされる製品を開発してまいります。
⑥ 製品品質
「品質のNKK」とお客様からは一定の評価をいただいてはおりますが、お客様の品質に対する要望は日増しに高まっております。我々が提供するNKK品質をもう一度点検し、お客様の要望される品質を上回る品質保証体制や生産供給体制を維持・拡充を図ってまいります。