当第1四半期連結累計期間における世界経済は、サプライチェーンの回復が進み、自動車生産台数が回復に向かう等、緩やかに持ち直しの動きが見られますが、エネルギー価格の高騰や物価の上昇によるインフレが継続しています。世界的に金融引締め政策が実施されており、景気下振れリスクや、金融市場の変動等、先行き不透明な状況が続いています。
このような経済状況の中、当社グループでは、主としてハイブリッド車用リチウムイオン電池の販売数量が増加していることや、販売価格是正の取組を進めていることにより、当第1四半期連結累計期間の売上高は、1,205億40百万円と前第1四半期連結累計期間に比べて91億11百万円増加(8.2%)しました。これに伴い、営業利益は48億36百万円(のれん等償却前営業利益は49億47百万円)と前第1四半期連結累計期間に比べて12億65百万円増加(35.5%)しました。経常利益は持分法による投資損益や為替差損益の改善等により、49億35百万円と前第1四半期連結累計期間に比べて26億89百万円増加(119.7%)しました。親会社株主に帰属する四半期純利益は16億49百万円と、前第1四半期連結累計期間に比べて10億37百万円増加(169.3%)しました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
2023/08/03 15:44