(1)経営成績の分析
| 当第3四半期連結累計期間における世界経済におきましては、世界的な金融引き締めの継続により欧米においては製造業を中心に景気に足踏みがみられ、比較的堅調なアメリカ経済においてもインフレ懸念、金融不安が継続しウクライナ危機に伴う資源価格高騰等により物価が上昇しているだけでなく、不動産市場の低迷等により中国経済が一段と下振れするリスクや中東地域をめぐる情勢についても影響が懸念される状況にあります。 |
| わが国経済におきましても、個人消費やインバウンド需要の回復により非製造業や自動車市場での景況感は改善しましたが、輸出や設備投資の持ち直しの動きは鈍いなど、先行き不透明な状況にあります。当社グループが属する電子工業界では、自動車市場が半導体供給不足の解消により堅調に推移しましたが、第1四半期連結累計期間から引き続き産業機器向け分野や民生用機器向け分野を中心に在庫調整等の影響で需要が大きく落ち込んでおり、通信市場においては底打ち感がみられるものの当第3四半期連結累計期間は総じて低迷が続く厳しい市場環境にありました。このような状況のもと、当社グループは、微細めっき技術の追求等による品質向上や、製造工程の自動化、生産拠点管理の効率化等による生産性向上に積極的に取り組んでまいりました。この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は6,308百万円(前年同期比 16.1%減)、営業利益は417百万円(前年同期比4.7%減)、「ふくしま産業復興企業立地補助金」等の補助金収入が122百万円計上されたことなどから経常利益は552百万円(前年同期比17.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は503百万円(前年同期比23.1%増)となりました。 |
| なお、セグメント毎の経営成績は次のとおりであります。 |
① 日本
当第3四半期連結累計期間は、最先端製品の部品需要に対応すべく積極的な受注活動、生産体制の拡充に努め自動車向け分野での追い風を受けましたが、産業機器向け分野や民生用機器向け分野を中心に在庫調整等の影響で需要が大きく落ち込んでおり、通信市場においては底打ち感がみられるものの総じて低迷が続く厳しい状況でありました。