- #1 業績等の概要
(1)業績
当連結会計年度(注1)における当社グループの業績は、国内において自動車生産が引き続き低調なこともあり減収となりましたが、海外市場においては、北米で自動車販売が過去最高の水準で推移したことや中国での新規受注の増加、欧州でのキャリパービジネスの拡大、円安による為替換算の影響(222億円)などもあり、売上高は過去最高の2,813億円(前期比10.7%増)となりました。利益面においては、中国での受注の拡大、国内拠点やアジア拠点での生産・調達合理化、経費削減などによる効果もあり、これらの地域については利益を確保しましたが、北米において一昨年に発生した生産混乱による影響が長期化したことから労務費や空輸等による緊急輸送費などの追加費用が継続して発生した影響が大きく、連結ベースで38億円の営業損失(前期は営業利益40億円)となりました。経常利益は為替差損の影響や支払利息等もあり68億円の損失(前期は経常利益28億円)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、投資有価証券の一部を売却し特別利益を計上しましたが、北米において主にケンタッキー州のエリザベスタウン工場(以下、ABE)などでの固定資産の減損損失の計上、事業構造改善引当金繰入額の計上やリコール関連損失(注2)を計上したこともあり、195億円の損失(前期は親会社株主に帰属する当期純損失61億円)となりました。
セグメントごとの業績および特別損益については以下は次のとおりであります。
2016/06/20 15:20- #2 財務制限条項に関する注記
・各年度の決算期の末日における単体及び連結の貸借対照表における純資産の部の金額のうち、資本金、資本剰余金及び利益剰余金の合計金額を、当該決算期の直前の決算期の末日における単体及び連結の貸借対照表における当該合計金額の75%の金額以上にそれぞれ維持すること。
・各年度の決算期にかかる単体及び連結の損益計算書上の経常損益に関して、それぞれ2期連続して経常損失を計上しないこと。
(3)連結子会社であるアケボノブレーキコーポレーション(以下、ABC)の長期借入金(借入残高4,824百万円)
2016/06/20 15:20- #3 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当連結会計年度は、売上高は2,813億円と対前期比272億円(10.7%)の増加となりました。売上原価は2,649億円と対前期比350億円(15.2%)の増加となり、販売費及び一般管理費は202億円と対前期比1億円(△0.4%)の減少となりました。営業損失は38億円(前期は営業利益40億円)となりました。
営業外損益については、収益では為替相場の変動の影響により為替差益が4億円減少し、費用では為替差損が7億円、支払利息が5億円増加するなど経常損失は68億円(前期は経常利益28億円)となりました。
特別損益については、利益では投資有価証券売却益50億円などが計上され、損失では日本や北米において減損損失118億円を計上したほか事業構造改善引当金繰入額5億円やリコール関連損失8億円などを計上しております。
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