訂正有価証券報告書-第122期(2023/04/01-2024/03/31)

【提出】
2024/07/03 13:18
【資料】
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【項目】
121項目
当社のサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。
(1)ガバナンス
当社は、持続可能性の観点から企業価値を向上させるため、サステナビリティに関する重要課題に関するリスク及び機会に対応するために代表取締役社長を議長として毎月開催される経営会議にて実行計画の立案、目標の進捗管理を行っております。
中長期的な視点に立ち、サステナビリティに関する重要課題の特定
リスクと機会の識別
リスクと機会への対応と基本方針の策定
また、従業員の危険及び健康障害を防止するための課題の洗い出しや発生したインシデントを共有し、その対策を検討するために、法令に基づく安全衛生委員会を組成し、安全且つ衛生的な職場環境の維持向上に取り組んでいます。
(2)戦略
当社の経営方針・経営戦略等に影響を与える可能性があるサステナビリティ関連のリスク及び機会に対処するため
の取組のうち、重要な項目は以下の通りです。
・人材育成方針
当社の競争力の源泉は「人材」であるとの認識のもと、人材育成を行ってまいります。
従業員の多様性と人権を尊重し、多様な働き方を提供できる環境整備、人材育成・自己啓発制度の整備、社内及び健康的な職場環境を整備することで、イノベーションの創出、引いては企業価値向上を目指します。
・安全衛生的な職場環境の維持向上
・改革意識の向上
・DX化の促進
・自社開発力の強化
(3)リスク管理
当社において全社的なリスク管理はリスク管理委員会において行っておりますが、サステナビリティに関わるリスクの識別、優先的に対応すべきリスクの絞り込みについては、経営会議の中でより詳細な検討を行い共有しております。
また、従業員の危険及び健康障害に関するリスクへの対応として、法令に基づく安全衛生委員会を設置し、産業医に参加願い、従業員の危険及び健康障害の防止に資する情報、課題やインシデントを共有し、安全且つ衛生的な職場環境の維持推進に取り組んでいます。加えて、定期的に工場内巡回を行い安全性のチェックを行っています。
(4)指標及び目標
当社では、上記において記載した、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針について、次の指標を用いております。当該指標に関する目標及び実績は、次のとおりであります。
指標目標
管理職に占める女性労働者の割合2035年までに20%
男性労働者の育児休業取得率2035年までに100%
労働者の男女の賃金の差異2035年までに70%

当社2024年3月末時点の実績の詳細は、「従業員の状況(3)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異」に記載しております。