有価証券報告書-第78期(2022/04/01-2023/03/31)
7.企業結合
前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
共栄エンジニアリング株式会社及びその子会社3社との企業結合
(1) 企業結合の概要は、次のとおりであります。
① 被取得企業の名称及び事業の内容
被取得企業の名称:共栄エンジニアリング株式会社及びその子会社3社
事業の内容:金型の設計、製作、試作精密加工、成型量産品の提供
② 企業結合を行った理由
日本精機の強みである光学設計から金型設計・製造、成形、組立など一貫した製品開発・製造プロセスと、共栄エンジニアリングの強みである超精密金型加工・成形などの製造・生産技術を組み合わせることで、技術の相互補完による競争力強化を図ることが可能と判断したためであります。
③ 企業結合日 2022年10月3日
④ 企業結合の法的形式 株式の取得
⑤ 取得後の議決権比率 100%
⑥ 取得企業を決定するに至った根拠
現金を対価として株式を取得したことによります。
(2) 被取得企業の取得対価及びその内訳
(単位:百万円)
(3) 段階取得に係る差損
当社グループが取得日に所有していた32.96%を取得日の公正価値で再測定した結果、当該企業結合から132百万円の段階取得に係る差損を認識しております。この損失は、連結損益計算書上、「その他の費用」に計上しております。
(4) 取得日における識別可能な取得資産及び引受負債の公正価値は、次のとおりであります。
(単位:百万円)
(5) 発生したのれんの金額及び発生要因は、次のとおりであります。
① 発生したのれんの金額 1,034百万円
なお、のれんの金額は取得原価の配分が完了していないため、現時点で入手可能な情報に基づいて暫定的に算定しております。
② 発生要因
今後の事業展開によって期待される将来の超過収益力の合理的な見積りにより発生したものであります。
(6) 当社グループに与える影響
当該企業結合に係る取得日以降の損益及び当該企業結合が期首に行われたと仮定した場合の当社グループの売上収益及び当期利益に与える影響は軽微なため、記載を省略しております。なお、当該企業結合が期首に行われたと仮定した場合の損益情報は、監査法人の監査を受けておりません。
(7) 取得に伴うキャッシュ・フロー
(単位:百万円)
前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
共栄エンジニアリング株式会社及びその子会社3社との企業結合
(1) 企業結合の概要は、次のとおりであります。
① 被取得企業の名称及び事業の内容
被取得企業の名称:共栄エンジニアリング株式会社及びその子会社3社
事業の内容:金型の設計、製作、試作精密加工、成型量産品の提供
② 企業結合を行った理由
日本精機の強みである光学設計から金型設計・製造、成形、組立など一貫した製品開発・製造プロセスと、共栄エンジニアリングの強みである超精密金型加工・成形などの製造・生産技術を組み合わせることで、技術の相互補完による競争力強化を図ることが可能と判断したためであります。
③ 企業結合日 2022年10月3日
④ 企業結合の法的形式 株式の取得
⑤ 取得後の議決権比率 100%
⑥ 取得企業を決定するに至った根拠
現金を対価として株式を取得したことによります。
(2) 被取得企業の取得対価及びその内訳
(単位:百万円)
取得の対価 | |
現金 | 2,435 |
取得時直前に保有していた資本持分の公正価値 | 1,197 |
取得対価の合計 | 3,632 |
(3) 段階取得に係る差損
当社グループが取得日に所有していた32.96%を取得日の公正価値で再測定した結果、当該企業結合から132百万円の段階取得に係る差損を認識しております。この損失は、連結損益計算書上、「その他の費用」に計上しております。
(4) 取得日における識別可能な取得資産及び引受負債の公正価値は、次のとおりであります。
(単位:百万円)
取得対価の公正価値 | 3,632 |
資産の部 | |
現金及び現金同等物 | 1,021 |
営業債権及びその他の債権 | 795 |
棚卸資産 | 492 |
その他の流動資産 | 104 |
有形固定資産 | 1,394 |
のれん及び無形資産 | 15 |
その他の金融資産(非流動資産) | 398 |
繰延税金資産 | 225 |
その他の非流動資産 | 96 |
資産合計 | 4,543 |
負債の部 | |
営業債務及びその他の債務 | 610 |
社債及び借入金(流動負債) | 179 |
その他の金融負債(流動負債) | 3 |
未払法人所得税等 | 129 |
短期従業員給付 | 7 |
その他の流動負債 | 10 |
社債及び借入金(非流動負債) | 676 |
その他の金融負債(非流動負債) | 7 |
長期従業員給付 | 319 |
負債合計 | 1,944 |
取得資産及び引受負債の公正価値 | 2,598 |
のれん | 1,034 |
合計 | 3,632 |
(5) 発生したのれんの金額及び発生要因は、次のとおりであります。
① 発生したのれんの金額 1,034百万円
なお、のれんの金額は取得原価の配分が完了していないため、現時点で入手可能な情報に基づいて暫定的に算定しております。
② 発生要因
今後の事業展開によって期待される将来の超過収益力の合理的な見積りにより発生したものであります。
(6) 当社グループに与える影響
当該企業結合に係る取得日以降の損益及び当該企業結合が期首に行われたと仮定した場合の当社グループの売上収益及び当期利益に与える影響は軽微なため、記載を省略しております。なお、当該企業結合が期首に行われたと仮定した場合の損益情報は、監査法人の監査を受けておりません。
(7) 取得に伴うキャッシュ・フロー
(単位:百万円)
種類 | |
取得により支出した現金及び現金同等物 | △2,435 |
取得時に被取得企業が保有していた現金及び現金同等物 | 1,021 |
合計 | △1,413 |