このような状況の中、当社グループは、第10次中期経営計画の2年目として開発力と現場力の強化に取り組んでまいりました。二輪事業では、インドにおいてアーメダバード新工場で量産を開始し、生産能力拡充を図りました。四輪事業では、米国のライトトラックの販売が堅調に推移する中で、10速AT用クラッチの安定した量産体制の構築と収益性の向上に努めてまいりました。また、開発面では、摩擦材や新機構クラッチの開発に注力するとともに、クラッチ事業以外では、燃料電池システムや薄紙・薄膜技術、EV製品の開発を進めるなど、将来を見据えた対応を図ってまいりました。なお、本年4月1日付けで、これらの新事業開発を担う次世代事業開発室、技術研究所のEV製品開発ブロックおよび研究ブロックの触媒開発部門を統合し、一層の機能強化を図るため「新事業開発部」を新設しております。
以上の結果、当連結会計年度の業績は、インドネシアやタイの二輪車用クラッチの販売が増加したことに加え、米国のフォードやGM向けの四輪車用クラッチの販売が増加したこともあり、売上収益は177,605百万円(前期比2.6%増)となりました。営業利益は、増収に伴う利益の増加や原価低減等の効果もあり15,843百万円(前期比12.7%増)となりました。税引前当期利益は、16,503百万円(前期比17.2%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益は11,779百万円(前期比21.5%増)となりました。
各セグメントの業績は次のとおりであります。
2019/06/27 10:13