訂正有価証券報告書-第14期(2024/04/01-2025/03/31)
(ⅲ)戦略
当社グループの事業活動における気候変動リスク低減に向けた環境戦略は、①省エネの取組み、②再エネの活用(自家発電を含む)です。グローバルで拠点ごとに戦略の優先順位を付け、積極的に取り組んでいきます。
気候変動に対する各国、各企業の投資や規制によりモビリティのあり様は大きく変容していくと考えられます。その中で、自動車のZEV (Zero Emission Vehicle) への移行、特にEVへの移行が大きなリスクとも機会ともなります。機会では自社製品を通じた環境対応として、①車体軽量化技術(部品のモジュール化)による自動車の燃費・電費性能向上への貢献、②電動車関連製品(バッテリーハウジング、モーターコア、セルケース)事業化に向けた独自技術習得による電動車普及への貢献が挙げられ、取り組んでおります。
なお、関係の深い自動車業界の状況と社会の状況、拠点のある地域の特性などに鑑みてリスクと機会を次の表のとおり抽出し、事業及び財務の影響についてシナリオ分析をしています。IEA(International Energy Agency:国際エネルギー機関)のNet Zero Emissions(NZE)シナリオにおいては、2050年カーボンニュートラルに向けて電気自動車への移行が大きく進んでいくことが想定され、当社においては軽量化技術や電動車関連製品の製造技術を他社に先駆けた手の内化が、今後の売上拡大の機会として捉えており、戦略に影響を及ぼしています。
<リスクと機会>物理リスク:4℃以上シナリオに基づいて分析 移行リスク・機会:2℃未満シナリオに基づいて分析
参照シナリオ
・2℃未満シナリオ NZE(IEA 2022)
・4℃以上シナリオ RCP8.5(IPCC AR5)
時間軸
・短期:5年未満、中期:10年未満、長期:2050年まで
財務影響度
・小:0.5億円から1億未満、中:1億円から5億円未満、大:5億円以上
当社グループの事業活動における気候変動リスク低減に向けた環境戦略は、①省エネの取組み、②再エネの活用(自家発電を含む)です。グローバルで拠点ごとに戦略の優先順位を付け、積極的に取り組んでいきます。
気候変動に対する各国、各企業の投資や規制によりモビリティのあり様は大きく変容していくと考えられます。その中で、自動車のZEV (Zero Emission Vehicle) への移行、特にEVへの移行が大きなリスクとも機会ともなります。機会では自社製品を通じた環境対応として、①車体軽量化技術(部品のモジュール化)による自動車の燃費・電費性能向上への貢献、②電動車関連製品(バッテリーハウジング、モーターコア、セルケース)事業化に向けた独自技術習得による電動車普及への貢献が挙げられ、取り組んでおります。
なお、関係の深い自動車業界の状況と社会の状況、拠点のある地域の特性などに鑑みてリスクと機会を次の表のとおり抽出し、事業及び財務の影響についてシナリオ分析をしています。IEA(International Energy Agency:国際エネルギー機関)のNet Zero Emissions(NZE)シナリオにおいては、2050年カーボンニュートラルに向けて電気自動車への移行が大きく進んでいくことが想定され、当社においては軽量化技術や電動車関連製品の製造技術を他社に先駆けた手の内化が、今後の売上拡大の機会として捉えており、戦略に影響を及ぼしています。
<リスクと機会>物理リスク:4℃以上シナリオに基づいて分析 移行リスク・機会:2℃未満シナリオに基づいて分析
| リスク・機会 | 内容 | 時間軸 | 財務影響度 | |
| 物理リスク | 急性 | 気候変動に伴うサプライチェーンの途絶による売上減少 | 中期 | 大 |
| 洪水や海面上昇に伴う工場の操業停止による売上減少 | 中期 | 中 | ||
| 慢性 | 気温上昇により変化する職場環境の維持対応に伴う費用増加 | 長期 | 中 | |
| 移行リスク | 政策・法規制 | カーボンプライシングや国境炭素税を含めたGHG排出量規制強化への対応による投資・費用の増加 | 短期 | 大 |
| 技術 | 電動車シフトに関する技術対応の遅れによる失注に伴う売上減少 | 短期 | 大 | |
| 市場 | 原材料(鋼板)のCN対応に伴う価格上昇による費用の増加 | 中期 | 大 | |
| エネルギー価格の高騰による費用の増加 | 長期 | 中 | ||
| 機会 | 軽量化技術による自動車の燃費・電費性能向上への貢献に伴う売上の拡大 | 中期 | 大 | |
| 電動車関連製品(バッテリーハウジング、モーターコア)の売上拡大 | 中期 | 大 | ||
| DXに伴うエネルギー使用の効率化による費用低減 | 短期 | 中 | ||
参照シナリオ
・2℃未満シナリオ NZE(IEA 2022)
・4℃以上シナリオ RCP8.5(IPCC AR5)
時間軸
・短期:5年未満、中期:10年未満、長期:2050年まで
財務影響度
・小:0.5億円から1億未満、中:1億円から5億円未満、大:5億円以上