販売状況につきましては、不織布製品が堅調に推移いたしました。当期は、特に前半において、手術用ガウン製品の需要が高まったことで世界的に供給不足となったものの、当社製品についてはお客様に安定してお届けする体制を確保いたしました。また、感染防護製品であるマスク及びプリコーションセットもコロナ感染の拡大に伴い売上が増加いたしました。手術用キット製品は、感染者数の増加に伴う手術件数減少の影響などから売上が減少いたしましたが、最重要戦略製品である「プレミアムキット」は、コロナ禍においても着実に伸長いたしました。プレミアムキットは、手術における安全性を確保しながら、術前の準備段階から、術中、術後までの業務を効率化できる付加価値の高い製品であり、厳しさを増す医療現場の業務改善に貢献できる点をご評価いただいております。
この結果、当連結会計年度の売上高は36,504百万円(前期比2.0%減)となりました。キット製品の売上高は21,187百万円(同5.8%減)、内「プレミアムキット」の売上高は11,249百万円(同9.1%増)となりました。売上原価は、償却費が減少したことなどにより前期に比べ原価率が改善いたしました。販売費及び一般管理費は、コロナ感染症拡大に伴う活動自粛の影響などにより前期に比べ減少いたしました。この結果、営業利益は5,632百万円(同6.1%増)となりました。経常利益は、営業外収益として新キット工場の牛久市助成金収入を計上したことなどから5,988百万円(同3.4%増)となりました。また、株式の一部売却等による特別利益1,030百万円(前期は1,943百万円)等を計上し、親会社株主に帰属する当期純利益は4,959百万円(同10.3%減)となりました。
なお、セグメント情報の記載は、医療用消耗品等の製造・販売の単一事業でありますので省略しております。
2021/06/18 15:57