有価証券報告書-第65期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)

【提出】
2020/06/22 15:00
【資料】
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注記事項-保険会計、連結財務諸表(IFRS)

17.保険会計
(1) 保険リスク
一部の連結子会社は少額短期保険事業を営んでおります。
健全かつ適切な保険事業運営を目指すうえで、当社グループを取り巻く様々なリスクを適切に管理することは重要な課題であると認識しております。
そのため、当社グループでは組織横断的なリスク管理の仕組みを構築し、経営の中心を担っている取締役会へ適宜必要な情報や危機管理情報が集約され、迅速で適切な判断のもと適宜対応が行われるよう、社内体制を構築しております。
当社グループは主として賃貸住宅・テナント向けの火災保険を取り扱っており、主たる保険事故は、火災事故、漏水事故、賠償責任事故となっております。このような保険事故の保険引受リスクについては、保険事故の発生状況を定期的にモニタリングして、リスクの把握・分析を行っております。また、法令により保険会社が抱える様々なリスクが通常の予測を超えて発生した場合に備えて、保険金の支払いに関するリスク及び資産運用に関するリスクを計算することが求められておりますが、当社グループの保険事業におけるリスク相当額は以下のとおりであり、リスクが顕在化した場合には、損益及び資本に影響を与えるものと認識しております。
(単位:百万円)

前連結会計年度
(2019年3月31日)
当連結会計年度
(2020年3月31日)
保険リスク相当額
一般保険リスク相当額4453
巨大災害リスク相当額2528
合計7081
資産運用リスク相当額
信用リスク相当額1512
再保険リスク相当額5560
再保険回収リスク相当額109
合計8082
経営リスク相当額33

なお、法令により定められている保険金等の支払能力の充実の状況を示す指標でありますソルベンシー・マージン比率は、当社グループの保険事業を営む連結子会社個別において前連結会計年度は813.0%、当連結会計年度は829.5%と、行政当局が「保険金等の支払能力の充実の状況が適当である。」とする基準である200%を大幅に上回っている状況であり、財務の状況は健全であるといえます。
(2) 再保険資産内訳
再保険資産の内訳は以下のとおりであります。
(単位:百万円)

前連結会計年度
(2019年3月31日)
当連結会計年度
(2020年3月31日)
責任準備金3,5683,841
支払備金266387
合計3,8344,228

(3) 保険契約準備金
保険契約準備金の内訳は以下のとおりであります。
(単位:百万円)

前連結会計年度
(2019年3月31日)
当連結会計年度
(2020年3月31日)
責任準備金4,0374,316
支払備金304447
合計4,3424,763

(4) 責任準備金
責任準備金の増減は以下のとおりであります。
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)

元受(保険契約準備金)出再(再保険資産)
2018年4月1日3,5453,155
増加(当期計上保険料)3,8903,437
減少(期中経過保険料)△3,398△3,024
2019年3月31日4,0373,568

当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
元受(保険契約準備金)出再(再保険資産)
2019年4月1日4,0373,568
増加(当期計上保険料)4,0803,631
減少(期中経過保険料)△3,801△3,358
2020年3月31日4,3163,841

(5) 支払備金
支払備金の増減は以下のとおりであります。
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)

元受(保険契約準備金)出再(再保険資産)
2018年4月1日276244
増加(当期計上保険料)1,013897
減少(期中経過保険料)△999△889
その他(IBNR積増)1412
2019年3月31日304266

当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
元受(保険契約準備金)出再(再保険資産)
2019年4月1日304266
増加(当期計上保険料)1,6501,461
減少(期中経過保険料)△1,551△1,378
その他(IBNR積増)4338
2020年3月31日447387

(6) 売上収益及び売上原価に含まれる保険ビジネスに関する内訳
① 保険ビジネスに関する収益
売上収益に含まれる保険ビジネスに関する収益の内訳は以下のとおりであります。
(単位:百万円)

前連結会計年度
(2019年3月31日)
当連結会計年度
(2020年3月31日)
収入保険料3,9204,230
出再保険手数料2,4972,452
回収再保険金8891,378
その他1315
合計7,3208,076

② 保険ビジネスに関する費用
売上原価に含まれる保険ビジネスに関する費用の内訳は以下のとおりであります。
(単位:百万円)

前連結会計年度
(2019年3月31日)
当連結会計年度
(2020年3月31日)
支払保険金1,0051,572
支払再保険料3,4373,631
保険契約準備金繰入額5348
合計4,4965,252

(7) 感応度
発生損害額が既経過保険料に占める割合である損害率が1%上昇した場合、税引前当期利益に与える影響額は、前連結会計年度は3百万円の利益の減少、当連結会計年度は4百万円の利益の減少であります。

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