このような経営環境の中で当社グループは、生産ライン用の試験装置であるバランシングマシンとともに、研究開発用でありイニシャルコストとランニングコストの低減が見込める電気サーボモータ式振動試験機の営業活動を、国内及びアジアを中心に積極的に展開しております。この結果、中国をはじめとするアジアのタイヤメーカー向けの生産ライン用タイヤ関連試験機や国内の自動車部品メーカー向けの電気サーボモータ式振動試験機等の受注を獲得いたしました。
これらの結果、当第1四半期連結累計期間の経営成績につきましては、売上高10億5千6百万円(前年同四半期比68.8%減)、営業損失5億6千3百万円(前年同四半期は3億2千8百万円の利益)、経常損失3億4千5百万円(前年同四半期は3億4千9百万円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失3億3千3百万円(前年同四半期は2億1千7百万円の利益)となりました。
売上高につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う客先との納期調整や海上輸送船舶及びコンテナ不足に伴う輸出待ちは継続しており、アジアのタイヤメーカーを中心としたバランシングマシンの売上が減少したことや、国内向けの電気サーボモータ式振動試験機の売上が減少したため、前年同四半期と比較して減少しております。利益面につきましては、減収の影響により、前年同四半期と比較して減少しております。
2022/08/09 11:00