当連結会計年度における国内経済は、当初は緩やかな景気の回復傾向にありましたが、その後発生した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的流行により経済活動が大きく抑制され、雇用情勢や設備投資が弱含みになる等、極めて厳しい状況で推移しました。世界経済においても、今なお欧州諸国を中心に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の再拡大によるロックダウンが一部で検討される等、経済活動への影響は長期化し、先行きが極めて不透明な状況が続いております。
このような環境の中、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による国内外の営業活動停止や受託試験の延期及び中止が下期に生じた影響により、当社グループの売上高は11,338百万円(対前年同期比8.2%減)となりました。利益面では、当初計画を上回る業績を達成させるべく社内体制構築や設備投資を実施し、これにより減価償却費等が増加したにも拘わらず売上高が低迷した結果、営業利益は337百万円(対前年同期比53.7%減)、経常利益は462百万円(対前年同期比29.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は316百万円(対前年同期比13.6%減)となりました。
当社グループは、ROEを主要な経営指標として採り上げ、株主重視の経営を推進しております。中長期の観点でROE10%以上の水準を意識し、経営資源を既存コア事業の拡大や新規事業の立ち上げに効率的に投入して収益性の向上に努めるとともに、資本効率のさらなる向上を目指しております。
2020/12/25 12:46