有価証券報告書-第74期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)

【提出】
2020/06/29 9:16
【資料】
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【項目】
122項目

金融商品関係

(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当社は、資金運用については預金等に限定し、また、資金調達については銀行からの借入等による方針です。デリバティブは、借入金の金利変動リスクを回避するために利用し、投機的な取引は行いません。
(2)金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制
営業債権である受取手形、電子記録債権及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されています。当該信用リスクに関しては、当社の与信管理に関する社内規定に基づき、取引先ごとの期日管理及び残高管理を行ってリスク低減を図っております。
投資有価証券は、市場価格の変動リスクに晒されておりますが、主に業務上の関係を有する企業の株式であり、定期的に時価の把握を行っております。
営業債務である支払手形、電子記録債務及び買掛金は、1年以内の支払期日です。
借入金のうち、短期借入金の使途は運転資金であり、長期借入金の使途は運転資金及び設備資金であります。変動金利の借入金は、金利変動のリスクに晒されていますが、このうち主な長期借入金については、支払金利の変動リスクを回避するため、固定金利にて調達をしております。
デリバティブ取引の執行・管理については、取引権限を定めた社内規定に従って行っており、また、デリバティブの利用にあたっては、信用リスクを軽減するために、格付の高い金融機関とのみ取引を行っております。
また、営業債務や借入金は、流動性リスクに晒されていますが、当社では月次に資金繰計画を作成するなどの方法により管理しております。
(3)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
「デリバティブ取引関係」注記におけるデリバティブ取引に関する契約額等については、その金額自体がデリバティブ取引に係る市場リスクを示すものではありません。
2.金融商品の時価等に関する事項
貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは、次表には含めておりません((注2)を参照ください)。
前事業年度(2019年3月31日)
(単位:千円)
貸借対照表
計上額
時価差額
(1)現金及び預金1,353,5171,353,517-
(2)受取手形555,693555,693-
(3)電子記録債権429,561429,561-
(4)売掛金1,992,0531,992,053-
(5)投資有価証券
その他有価証券887,033887,033-
資産計5,217,8595,217,859-
(1)支払手形35,38035,380-
(2)電子記録債務1,908,7721,908,772-
(3)買掛金756,157756,157-
(4)短期借入金1,200,0001,200,000-
(5)長期借入金1,890,0001,905,25315,253
負債計5,790,3115,805,56415,253
デリバティブ取引---

当事業年度(2020年3月31日)
(単位:千円)
貸借対照表
計上額
時価差額
(1)現金及び預金1,495,9391,495,939-
(2)受取手形643,141643,141-
(3)電子記録債権463,927463,927-
(4)売掛金2,152,9212,152,921-
(5)投資有価証券
その他有価証券788,259788,259-
資産計5,544,1895,544,189-
(1)支払手形53,94453,944-
(2)電子記録債務1,987,3921,987,392-
(3)買掛金943,816943,816-
(4)短期借入金900,000900,000-
(5)長期借入金2,040,0002,048,7978,797
負債計5,925,1525,933,9498,797
デリバティブ取引---

(注1)金融商品の時価の算定方法並びに有価証券及びデリバティブ取引に関する事項
資 産
(1)現金及び預金、(2)受取手形、(3)電子記録債権、並びに(4)売掛金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(5)投資有価証券
これらの時価について、株式は取引所の価格によっております。
また、保有目的ごとの有価証券に関する注記事項については、「有価証券関係」注記を参照ください。
負 債
(1)支払手形、(2)電子記録債務、(3)買掛金、及び(4)短期借入金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(5)長期借入金
長期借入金の時価については、元利金の合計額を同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いて算定する方法によっております。
デリバディブ取引
「デリバディブ取引関係」注記を参照ください。
(注2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の貸借対照表計上額
(単位:千円)
区分前事業年度当事業年度
2019年3月31日2020年3月31日
(1)非上場株式1,4611,461
(2)預り保証金140,877144,077

(1)非上場株式
非上場株式は、市場価格がなく、かつ将来キャッシュ・フローを見積もることなどができず、時価を把握することが極めて困難と認められるため、時価開示の対象とはしておりません。また、「(5)投資有価証券 その他有価証券」には含めておりません。
(2)預り保証金
預り保証金は、将来キャッシュ・フローを見積もることなどができず、時価を把握することが極めて困難と認められるため、時価開示の対象とはしておりません。
(注3)金銭債権及び満期がある有価証券の決算日後の償還予定額
前事業年度(2019年3月31日)
(単位:千円)
1年以内1年超5年以内5年超10年以内
現金及び預金1,353,517--
受取手形555,693--
電子記録債権429,561--
売掛金1,992,053--
投資有価証券
満期保有目的の債券---
その他有価証券のうち満期があるもの---
合計4,330,825--

当事業年度(2020年3月31日)
(単位:千円)
1年以内1年超5年以内5年超10年以内
現金及び預金1,495,939--
受取手形643,141--
電子記録債権463,927--
売掛金2,152,921--
投資有価証券
満期保有目的の債券---
その他有価証券のうち満期があるもの---
合計4,755,930--

(注4)長期借入金及びその他の有利子負債の決算日後の返済予定額
前事業年度(2019年3月31日)
(単位:千円)
区分1年以内1年超2年以内2年超3年以内3年超4年以内4年超5年以内5年超
短期借入金1,200,000-----
長期借入金550,000480,000420,000300,000140,000-
合計1,750,000480,000420,000300,000140,000-

当事業年度(2020年3月31日)
(単位:千円)
区分1年以内1年超2年以内2年超3年以内3年超4年以内4年超5年以内5年超
短期借入金900,000-----
長期借入金620,000560,000440,000280,000140,000-
合計1,520,000560,000440,000280,000140,000-