映像製作・販売事業
劇場アニメ部門では、4月に「聖闘士星矢 The Beginning」、6月に劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos《前編》」、劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos《後編》」を公開しました。前年同期に公開した映画「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」の反動減により、大幅な減収となりました。
テレビアニメ部門では、「ワンピース」、「ひろがるスカイ!プリキュア」、「逃走中 グレートミッション」、「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」、「おしりたんてい」の5作品を放映しました。前年同期と比較して放映作品数が減少したことから、大幅な減収となりました。
コンテンツ部門では、前年同期好調に稼働した「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」、劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal《前後編》」のブルーレイ・DVDの反動減等により、大幅な減収となりました。
海外映像部門では、前年同期好調に稼働した映画「ドラゴンボール超スーパーヒーロー」の海外上映権販売の反動減があったものの、映画「THE FIRST SLAM DUNK」の海外上映権販売が好調だったことから、前年同期と比較して若干の減収となりました。
その他部門では、「ONE PIECE FILM RED」をはじめとした、国内の映像配信権販売が好調に稼働したことから、前年同期と比較して大幅な増収となりました。
この結果、映像製作・販売事業全体では、売上高は72億83百万円(前年同期比5.2%減)、利益については、「聖闘士星矢 The Beginning」の棚卸資産の評価損を計上したこと等により、セグメント損失は22億69百万円(前年同期は、5億54百万円のセグメント利益)と減収減益となりました。2023/08/10 10:04