有価証券報告書-第21期(平成29年8月1日-平成30年7月31日)

【提出】
2018/10/24 14:16
【資料】
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【項目】
107項目

有報資料

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)会社の経営の基本方針
当社グループは「医薬」(Pharmaceuticals)と「食」(Foods)の融合からなる「ファーマフーズ(Pharmafoods)」を目指し、健康維持と生活の質の向上に役立つ機能性素材の開発を行っております。
当社グループは、人々の健康に貢献することを経営の基本方針としており、今後ますます重要性が高まる健康分野において、独自の技術、製品を創造してまいります。
(2)中長期的な会社の経営戦略
当社は、『Bio Business Triangle』をコンセプトとして、バイオテクノロジーを基軸に、「機能性素材事業(Bio seeds)」「通信販売事業(Bio value)」「バイオメディカル事業(Bio medical)」の三事業を展開しております。
事業の展開としては「機能性素材事業(Bio seeds)」で、収益基盤を構築、事業の裾野を拡大し、「通信販売事業(Bio value)」では機能性素材事業の技術シーズを基に事業規模の拡大を図り、これらの技術、収益を基盤にして「バイオメディカル事業(Bio medical)」を進めております。当社事業の根幹は研究開発力にあり、科学的根拠に基づいた独自の技術、製品を提供することでオンリーワン企業を目指してまいります。
(3)目標とする経営指標
当社は、継続的な事業の拡大を通じて企業価値の向上を目指しております。目標とする経営指標としては、事業の規模、成長性及び企業の収益力を表す各項目を重視しております。特に事業規模の拡大、成長性を重視する指標として売上高の前期比増加率10%以上、収益性を重視する指標として経常利益率2%以上を目標としております。
(4)会社の対処すべき課題
我が国は健康寿命が世界一の長寿社会を迎えようとしております。このような中、当社グループは、引き続き「Bio Business Triangle」をコンセプトに、「機能性素材事業」「通信販売事業」「バイオメディカル事業」を主要事業として、積極的に取り組んでまいります。
① 事業展開について
a.機能性素材事業
機能性素材の研究において、当社主力の基盤素材である「たまご」から、「ボーンペップ」「ランペップ」「iHA」等を開発してきました。さらに、育毛成分「HGP(Hair Growth Peptide)」を開発しましたが、経口による育毛促進の領域は、より一層の市場成長を見込んでおり、今後も研究と世界市場開拓を強化してまいります。
同じく主力素材の「GABA」が機能性表示食品制度の施行により堅調に成長しておりますが、「GABA」以外の既存製品についても、新しい素材について上記制度に対応できるように必要なエビデンスを取得してまいります。
新規素材の開発では、「育毛」「脳機能」「アンチエイジング」「運動機能パフォーマンス向上」に注力いたします。
化粧品素材開発においては、食品において得られた知見を基盤にして、最新の技術を導入し、「育毛」「アンチエイジング」等の機能性を有する化粧品素材の開発を強化いたします。
一方、販売面では、国際市場に対応できる専門営業人材の増強を図り、主力の北米・中国に加え、今後市場拡大を見込んでいる東南アジア地域での展開にも注力いたします。国内市場は、ドラッグストア等、急激に伸びる流通に対しOEMの提案営業を積極的に行ってまいります。
b.通信販売事業
通信販売事業においては、当社の優位性である、研究開発力を生かし、自社でエビデンスを取得した「iHA」を配合した「タマゴサミン」を、今後も主力商品として販売拡大に注力いたします。さらに、「タマゴサミン」に続く第2の主力となる商品を、当社の確かな研究力とエビデンスを強みとして、開発いたします。
テレビ広告では、これまでBS局、CS局、ローカル局、独立局を中心に展開してきましたが、新たに主要放送局であるキー局にも展開を広げ、新規顧客獲得の大幅な増加を図ります。広告全体においては、蓄積した約10万人の定期購入顧客から生み出される収益を原資として、今後も広告宣伝投資を積極的に実施し、顧客基盤と売上規模の拡大を図ってまいります。
c.バイオメディカル事業
バイオメディカル事業では、進行中の「関節リウマチプロジェクト」「悪性腫瘍プロジェクト」「骨形成プロジェクト」のそれぞれについて、製薬企業とのライセンス契約の早期締結と、前臨床研究の速やかな進捗を目指し、順次交渉・研究を行ってまいります。
「自己免疫疾患(関節リウマチ)プロジェクト」では、前臨床研究、その後の臨床研究に速やかにステップアップできるように、当社の所有する新規創薬ターゲットに対する抗体の改良を行ってまいります。また、各種自己免疫疾患に対する有効性確認も行い、適用拡大に繋げてまいります。
「悪性腫瘍プロジェクト」では、国立がん研究センターが大量に保有する各種ヒト悪性腫瘍組織について、FSTL1の発現解析を順次行うなど、共同研究を推進しつつ、製薬企業との提携交渉を継続してまいります。
「骨形成プロジェクト」では、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の「難治性疾患実用化研究事業」において、東京大学との共同研究を推進し、骨形成不全症モデルに対する有効性を検証してまいります。さらに、骨形成不全症以外の疾患に対するリプロタイトの適用範囲の拡大を目指して研究を進めつつ、製薬企業との提携交渉を行ってまいります。
また、進行中のプロジェクトに加え、新たな創薬ターゲットに対する抗体医薬候補を創出するために、今後も引き続き、製薬企業の研究開発経験者等の人員増強を図ります。さらに、積極的な設備投資を行うことで、創薬研究の飛躍的な進展に繋げてまいります。
② 組織体制について
年齢、性別、国籍等にとらわれることなく、意欲、実力を重視した評価、育成を行い、強固な組織体制の構築を目指します。また優秀な人材、グローバルな人材の積極的な採用を進めてまいります。
③ 企業規模の拡大について
更なる企業規模の拡大を目指し、M&Aに積極的に取り組んでまいります。
④ 収益力の向上、財務基盤の維持
規模の拡大に伴うスケールメリットを発揮し、収益力の向上を図ります。また、キャッシュ・フローを重視した経営を行い、安定した財務基盤を維持しながら投資判断を行ってまいります。

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