有報情報

#1 会計基準等の改正等に伴う会計方針の変更、連結財務諸表(連結)
2.返品権付きの販売
返品権付きの販売について、従来は、売上総利益相当額に基づき返品調整引当金を計上しておりましたが、返品されると見込まれる商品又は製品については、変動対価に関する定めに従って、販売時に収益を認識せず、当該商品について受け取った又は受け取る対価の額で返金負債を認識する方法に変更しております。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従っており、当連結会計年度の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、当連結会計年度の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。ただし、収益認識会計基準第86項に定める方法を適用し、当連結会計年度の期首より前までに従前の取扱いに従ってほとんどすべての収益の額を認識した契約に、新たな会計方針を遡及適用しておりません。また、収益認識会計基準第86項また書き(1)に定める方法を適用し、当連結会計年度の期首より前までに行われた契約変更について、すべての契約変更を反映した後の契約条件に基づき、会計処理を行い、その累積的影響額を当連結会計年度の期首の利益剰余金に加減しております。
2022/06/29 13:02
#2 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
過去最高売上を更新した海外、雑貨、コンテンツ(デジタルコンテンツの企画制作)の各事業に加え、前期イベントの中止・開催制限の影響を大きく受けたエンタメ事業も、感染拡大防止策を徹底しながら活動継続してきたことで、増収となりました。しかし前期、巣ごもり需要という追い風があった取次事業及び小売事業は、その反動により減収となり、グループ全体でも減収となりました。
当連結会計年度の売上高は5,049億円(前年同期比3.1%減)、160億円の減収となりました。売上原価は4,391億円(前年同期比2.9%減)、131億円減少し、売上総利益は658億円(前年同期比4.2%減)、29億円の減益という結果となりました。
販売費及び一般管理費は、630億円(前年同期比2.5%減)となりました。
2022/06/29 13:02