有価証券報告書-第72期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)

【提出】
2020/08/20 16:53
【資料】
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【項目】
142項目
(3)【監査の状況】
① 監査役監査の状況
監査役会は、常勤監査役1名と社外監査役2名より構成されています。当事業年度において当社は監査役会を10回開催しており、全ての監査役が全ての監査役会に出席しております。
監査役会における主な検討事項は、監査計画の策定、監査報告書の作成、会計監査人の評価、会計監査人の報酬の同意、内部統制の運用状況等です。
常勤監査役は当社における豊富な業務経験に基づく視点から、社外監査役は専門分野における様々な経験と客観的な視点から、それぞれ監査を行うことにより、経営の健全性を確保しております。
当事業年度の監査計画は、グループ経営再編に伴うグループガバナンスの確立と、事業構造改革に関するコンプライアンスとリスク管理の2点を重点監査テーマとしました。
監査役の活動として、監査役会で決議した監査計画に基づき、取締役会等の重要な会議への出席、取締役他からの職務執行状況の聴取、重要な書類の閲覧、主要な事業所への往査等を通じ、業務執行全般に関する監査を行なっております。また、内部監査部門および会計監査人から監査計画および監査結果並びに会計監査人の品質管理体制の報告を受けております。
② 内部監査の状況
内部監査については、通常の業務執行部門から独立した7名体制の監査室を代表取締役社長の直轄部署とし、年間の監査計画に基づいてグループ全体の業務執行が適正かつ効率的になされているかを監査しており、その結果については、取締役及び監査役に報告する体制を構築しております。
③ 会計監査の状況
a.監査法人の名称
EY新日本有限責任監査法人
b.継続監査期間
1971年以降
c.業務を執行した公認会計士
定留 尚之
山川 幸康
d.監査業務に係る補助者の構成
当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士9名、会計士試験合格者等5名、その他14名であります。
e.会計監査人の選定方針と理由
監査役会は、「会計監査人の評価及び選定基準」を策定し、それに基づき会計監査人の品質管理、独立性、監査実施体制および監査報酬見積額等を総合的に評価して選定しております。
監査役会は、会計監査人の職務の執行に支障がある場合等、その必要があると判断した場合は、株主総会に提出する会計監査人の解任または不再任に関する議案の内容を決定いたします。
また、監査役会は、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める項目に該当すると認められる場合は、監査役全員の同意に基づき、監査役会が会計監査人を解任いたします。この場合、監査役会が選定した監査役は、解任後最初に招集される株主総会におきまして、会計監査人を解任した旨と解任の理由を報告いたします。
f.監査役および監査役会による会計監査人の評価
監査役および監査役会は、「会計監査人の評価及び選定基準」に基づき、会計監査人の品質管理、監査チームの独立性および専門性、監査報酬、監査役等とのコミュニケーション、経営者等との関係、不正リスクへの対応等の項目について個別に確認し、そのうえで会計監査人を総合的に評価しております。
④ 監査報酬の内容等
a.監査公認会計士等に対する報酬
区分前連結会計年度当連結会計年度
監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく
報酬(百万円)
監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく
報酬(百万円)
提出会社31-40-
連結子会社6-9-
37-49-

b.監査公認会計士等と同一のネットワークに対する報酬(a.を除く)
(前連結会計年度) 該当事項はありません。 (当連結会計年度) 該当事項はありません
c.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
(前連結会計年度) 該当事項はありません。 (当連結会計年度) 該当事項はありません
d.監査報酬の決定方針
当社の監査公認会計士等に対する監査報酬の決定方針としましては、監査計画に基づき、合理的な単価及び日数を勘案して、監査報酬を決定しております。
e.監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由
当社監査役会は、当事業年度の監査計画内容及び報酬額見積もりの妥当性を検討した結果、会社法第399条第1項の会計監査人の報酬等について同意いたしました。