有価証券報告書-第78期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)
有報資料
当社においては、「中期5カ年ビジョン」(令和元年度~5年度)を踏まえ、「令和2年度経営計画」を策定し、以下の課題に取り組むこととしております。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(令和2年度経営の基本方針)
①新型コロナウイルス対策需要の急増に対するグループ全社対応
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、需要が急増している工業用アルコールについて、グループ各社がベクトルを合わせ、安定供給に努めるほか、工業薬品や消毒用アルコールの供給拡大に全力を尽くします。
②工業用アルコールの安定供給基盤の強化及び継続取引先重視の営業展開
グループ企業の連携を更に密なものとし、鹿島工場ほかの供給予備力の充実等の推進により、安定供給基盤の強化を図ります。また、三菱ケミカル㈱から合成アルコールの適正数量の購入を確保します。
③工業薬品等における収益力の強化及び効果的な営業展開
継続取引先向けの製造、出荷体制の更なる整備を進め、安定供給に努めます。また、商権喪失先の奪回に注力するとともに、新規開拓を行い、販売数量及び粗利の増加を図ります。
④船橋事業所の製造作業内製化の試行及び検証
昨年4月から実施している、船橋事業所の構内作業の内製化について、船橋事業所での試行及び検証を継続するほか、新たにその利害得失の吟味等、本格的な検証を行います。
⑤組織業務基盤の強化及び働きやすい職場環境の整備
取締役会及び監査役会の更なる活性化、業務執行会議の充実を図り、また、ベテラン社員の積極的活用、グループ新規採用の増員、グループ企業間人事交流の推進、研修の充実等人材力の強化を図ります。さらに、新社宅の着実な建設及び準備、年次有給休暇の取得奨励日数の拡大、ハラスメント防止関連の周知・啓発等働きやすい職場環境づくりに努めます。
⑥品質・製造管理体制の強化
大阪支店新神戸事業所及び広島支店において、工業薬品等に係るISO14001認証取得を目指します。また、分析機器で発生するトラブルに速やかに対応し得るよう、各試験室員のスキルアップを図ります。さらに、営業部に製造担当部長を新設するなど製造管理を強化します。
⑦デジタル化の推進
現在の情報システムについて、不断の見直しを行うとともに、デジタル化を推進します。
(備考1)令和元年度経営計画の実績
①工業用アルコールの安定供給基盤の強化及び継続取引先重視の営業展開
グループ企業の連携を更に密なものとし、継続取引先への安定供給に努めました。例えば、昨年10月の大型台風の影響により日本合成アルコール㈱の装置の一部が稼働停止した際にも、継続取引先への安定供給を確保しました。
②工業薬品等の安定供給の確保
継続取引先への安定供給を実現し、工業薬品部門では粗利目標を達成しました。
③船橋事業所の製造作業内製化
これまで日本アルコール物流㈱に作業委託していた船橋事業所の構内作業を、昨年4月から、自ら行う体制への移行を円滑に実施しました。
④組織業務基盤の強化及び働きやすい職場環境の整備
取締役2名を増員し、取締役研修及び監査役研修を実施することで、取締役会・監査役会の更なる活性化を図りました。また、必要と認めた役職定年者の適用停止によるベテラン社員の積極的活用を図るとともに、グループの新規採用を増員しました。さらに、新社宅の建設を計画通り進めるとともに、年次有給休暇の取得奨励日数の拡大や帰省助成制度の整備等働きやすい環境づくりに努めました。
⑤品質・製造管理体制の強化
分析作業に関し、各試験室共通の「手分析の基礎手引」を作成しました。また、新神戸事業所及び広島支店において工業薬品等に係るISO14001認証取得に向けて、必要な環境マニュアル及び手順書を作成しました。さらに、設備点検マニュアルによる設備点検を船橋事業所及び新神戸事業所で本格的に実施を開始するとともに、仙台支店、神戸事業所及び広島支店で試行しました。
(備考2)中期5カ年ビジョン(令和元年度~5年度)の概要
①基本方針
工業用アルコールの市場の変化に更に柔軟に対応できる製造・出荷体制を構築し、工業用アルコールの安定供給の要の地位を確立することを主たる目標とします。とりわけ、鹿島工場においては予備系列(300KL/日)を増強し、供給力二重化を図ります。
②グループ利益目標と利益処分の方向
ⅰ)グループの利益目標
ⅱ)グループの配当方針
安定配当の継続を基本とします。ただし、特殊事情のある会社については期間中、配当を見送ることとします。
ⅲ)グループ設備投資、大口修繕の見通し
本ビジョン期間中において当社グループは、合計約240億円の設備投資及び大口修繕を実施する見通しとなっています。とりわけ日本アルコール産業㈱の鹿島工場で計画されている大型投資については、グループ企業が協力し、本ビジョン計画期間の利益の相当部分を積み立て、全額自己資金で賄うとともに、その償却負担は極力合理化努力等で吸収し、お客様の負担を回避すべく努力します。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(令和2年度経営の基本方針)
①新型コロナウイルス対策需要の急増に対するグループ全社対応
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、需要が急増している工業用アルコールについて、グループ各社がベクトルを合わせ、安定供給に努めるほか、工業薬品や消毒用アルコールの供給拡大に全力を尽くします。
②工業用アルコールの安定供給基盤の強化及び継続取引先重視の営業展開
グループ企業の連携を更に密なものとし、鹿島工場ほかの供給予備力の充実等の推進により、安定供給基盤の強化を図ります。また、三菱ケミカル㈱から合成アルコールの適正数量の購入を確保します。
③工業薬品等における収益力の強化及び効果的な営業展開
継続取引先向けの製造、出荷体制の更なる整備を進め、安定供給に努めます。また、商権喪失先の奪回に注力するとともに、新規開拓を行い、販売数量及び粗利の増加を図ります。
④船橋事業所の製造作業内製化の試行及び検証
昨年4月から実施している、船橋事業所の構内作業の内製化について、船橋事業所での試行及び検証を継続するほか、新たにその利害得失の吟味等、本格的な検証を行います。
⑤組織業務基盤の強化及び働きやすい職場環境の整備
取締役会及び監査役会の更なる活性化、業務執行会議の充実を図り、また、ベテラン社員の積極的活用、グループ新規採用の増員、グループ企業間人事交流の推進、研修の充実等人材力の強化を図ります。さらに、新社宅の着実な建設及び準備、年次有給休暇の取得奨励日数の拡大、ハラスメント防止関連の周知・啓発等働きやすい職場環境づくりに努めます。
⑥品質・製造管理体制の強化
大阪支店新神戸事業所及び広島支店において、工業薬品等に係るISO14001認証取得を目指します。また、分析機器で発生するトラブルに速やかに対応し得るよう、各試験室員のスキルアップを図ります。さらに、営業部に製造担当部長を新設するなど製造管理を強化します。
⑦デジタル化の推進
現在の情報システムについて、不断の見直しを行うとともに、デジタル化を推進します。
(備考1)令和元年度経営計画の実績
①工業用アルコールの安定供給基盤の強化及び継続取引先重視の営業展開
グループ企業の連携を更に密なものとし、継続取引先への安定供給に努めました。例えば、昨年10月の大型台風の影響により日本合成アルコール㈱の装置の一部が稼働停止した際にも、継続取引先への安定供給を確保しました。
②工業薬品等の安定供給の確保
継続取引先への安定供給を実現し、工業薬品部門では粗利目標を達成しました。
③船橋事業所の製造作業内製化
これまで日本アルコール物流㈱に作業委託していた船橋事業所の構内作業を、昨年4月から、自ら行う体制への移行を円滑に実施しました。
④組織業務基盤の強化及び働きやすい職場環境の整備
取締役2名を増員し、取締役研修及び監査役研修を実施することで、取締役会・監査役会の更なる活性化を図りました。また、必要と認めた役職定年者の適用停止によるベテラン社員の積極的活用を図るとともに、グループの新規採用を増員しました。さらに、新社宅の建設を計画通り進めるとともに、年次有給休暇の取得奨励日数の拡大や帰省助成制度の整備等働きやすい環境づくりに努めました。
⑤品質・製造管理体制の強化
分析作業に関し、各試験室共通の「手分析の基礎手引」を作成しました。また、新神戸事業所及び広島支店において工業薬品等に係るISO14001認証取得に向けて、必要な環境マニュアル及び手順書を作成しました。さらに、設備点検マニュアルによる設備点検を船橋事業所及び新神戸事業所で本格的に実施を開始するとともに、仙台支店、神戸事業所及び広島支店で試行しました。
(備考2)中期5カ年ビジョン(令和元年度~5年度)の概要
①基本方針
工業用アルコールの市場の変化に更に柔軟に対応できる製造・出荷体制を構築し、工業用アルコールの安定供給の要の地位を確立することを主たる目標とします。とりわけ、鹿島工場においては予備系列(300KL/日)を増強し、供給力二重化を図ります。
②グループ利益目標と利益処分の方向
ⅰ)グループの利益目標
| 会 社 名 | 利益目標 |
| 日本アルコール販売㈱ | 年間30億円の営業利益の確保 |
| 日本アルコール産業㈱ | 年間6億円の営業利益又は年間12億円のEBITDAの確保 |
| 日本合成アルコール㈱ | 年間1.5億円の営業利益の維持 |
| 信和アルコール産業㈱ | 年間2.5億円の営業利益の確保 |
| 日本アルコール物流㈱ | 年間1.2億円の営業利益の維持 |
| アルコール海運倉庫㈱ | 年間0.4億円の営業利益の維持 |
ⅱ)グループの配当方針
安定配当の継続を基本とします。ただし、特殊事情のある会社については期間中、配当を見送ることとします。
| 会 社 名 | 安定配当の目安 |
| 日本アルコール販売㈱ | 1株当たり7円の安定配当を継続 |
| 日本アルコール産業㈱ | 1株当たり1,000円の安定配当を継続 |
| 日本合成アルコール㈱ | 1株当たり15円の安定配当の開始及び継続 |
| 信和アルコール産業㈱ | 本ビジョン期間中は配当見送り |
| 日本アルコール物流㈱ アルコール海運倉庫㈱ | 引き続き配当見送り |
ⅲ)グループ設備投資、大口修繕の見通し
本ビジョン期間中において当社グループは、合計約240億円の設備投資及び大口修繕を実施する見通しとなっています。とりわけ日本アルコール産業㈱の鹿島工場で計画されている大型投資については、グループ企業が協力し、本ビジョン計画期間の利益の相当部分を積み立て、全額自己資金で賄うとともに、その償却負担は極力合理化努力等で吸収し、お客様の負担を回避すべく努力します。