医療機器、医薬品業界におきましては、平成30年度の薬価改定の影響は相当大きなものとなり、さらに本年10月の消費税改定にあわせての薬価改定も予定されており、毎年薬価改定が続く一段と厳しい状況にあります。このような状況下においても、当社グループは引き続き国内におけるシェア拡大と海外売上の拡大および生産コストの低減に取り組み、ユーザー目線にたった製品の開発を進め、業績の向上に努めてまいりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、主に医療関連事業の好調により前年同期比9.3%増加の3,213億12百万円となりました。利益面におきましては、販売増加による利益の増加によって薬価改定の影響をある程度吸収したものの、グループ内取引価格の変更や一部商流の変更などにより、たな卸資産の内部利益控除額が前年同期6億68百万円の控除に比べ、当四半期は22億87百万円の控除となった影響に加え、研究開発費やその他の経常経費の増加もあり、営業利益は前年同期比1.8%減少の204億11百万円となりました。また、主要通貨に対し円安基調で推移した前年同期は9億59百万円の為替差益を計上いたしましたが、当期はゆるやかな円高基調で推移したうえ、トルコリラやインドルピーの通貨安などの影響で11億75百万円の為替差損を計上したことによって、経常利益は前年同期比6.7%減少の187億72百万円となりました。さらに、前年同期は赤字子会社の合併等の税効果によって法人税額が少なかったことに対し、当期は欠損子会社も減少したことから前年同期に比べ法人税等の額が相対的に増加いたしました。そのため、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期比28.7%減少の98億52百万円となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
2019/02/14 11:11