四半期報告書-第50期第3四半期(平成28年10月1日-平成28年12月31日)
財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府による経済政策や各種政策の効果により、緩やかな回復基調で推移しておりますが、中国を始めとする新興国の成長鈍化やヨーロッパ・中東の情勢不安、金融資本市場の変動等の懸念により、先行きが不透明な状況であります。
小売業界におきましては、少子高齢化の急速な進展や労働環境の変化による人員不足、同業他社のほか業態を超えた企業間競争の激化等により、経営環境は厳しさを増しております。
このような激化する競争環境の中、企業を成長させ企業価値を高めるために「アルビスブランドの確立」を経営方針に掲げ、お客様から「わたしのお店」として支持いただける店作りを目指して、各種施策に取組んでまいりました。
店舗の最新化策として、平成28年7月に「布瀬店(旧富山南店)」、平成28年9月に「高原町店(旧グリーンプラザ店)」、平成28年10月に「明倫通り店(旧フードバリュ野々市店)」を建替えオープンいたしました。
「布瀬店」は、富山市南部の空港通りに面し、老朽化した店舗を建替え、一新しました。
店舗の入り口に惣菜コーナーを設置し、スープバーや炊き立てご飯をその場で詰める「あったかご飯弁当」など、出来立てを感じていただける商品を提供しております。小型店の特性を生かし、青果、海産、精肉の売場を集約し、お客様の利便性を高めることで、近隣のお客様を中心に好評を得ております。
「高原町店」は、富山市の東部に位置しており、ショッピングセンター(旧グリーンプラザ)を建替え、一新しました。当該店舗では、レジでのお客様の待ち時間短縮を図るため、アルビスの店舗として初めてセミセルフレジを導入しました。大幅に売場面積を広げ、新鮮な魚やお刺身の種類を豊富に取り揃え、安心安全な野菜、味・品質にこだわった商品を充実させました。また、近隣のお客様や仕事帰りのお客様のニーズに適応した品揃えに取組んだことで業績は順調に推移しております。
「明倫通り店」は、旧フードバリュ野々市店を建替え、野々市市の主要道路に接続するとともに、売場面積を約1.5倍に拡大しました。当該店舗では、地元野菜コーナーの拡充、地元の港から朝どれの鮮魚を豊富に揃えるなど、生鮮を強化し、品揃えの幅を広げました。また、当屋外テラスと直結するイートインコーナー(meirin terrace(明倫テラス))を新設しました。開放的な雰囲気の中で、店内商品をお召し上がりいただける他、地域の皆様の憩いの場としてご利用いただいております。
既存店の活性策として、平成28年6月に高木店、平成28年11月に経堂店、辰口店を改装しました。これらの改装では、生鮮を中心とした品揃えを強化したほか、お客様がくつろげるイートインコーナーを新設しました。
人材確保に向けた施策として、以前より女性採用割合の増加、女性の継続就業年数を伸ばす取組み、女性管理職の割合拡大など、従業員の多くを占める女性社員が活き活きと活躍する取組みを行ってきました。この結果、平成28年9月に厚生労働省より女性の活躍推進が優良な企業に与えられる「えるぼし」の3段階目(最高ランク)の認定を受けることができました。また、パート社員の資格等級制度が定着してきたことで、技能・賃金と共にモチベーション向上に寄与しております。
この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、前第3四半期連結累計期間以後に出店した小矢部店や当期に建替えオープンした店舗の影響等により、営業収益58,755百万円(前年同期比4.8%増)、営業利益2,187百万円(前年同期比19.6%増)、経常利益2,503百万円(前年同期比20.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益1,547百万円(前年同期比20.6%増)となりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
該当事項はありません。
(4)主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった重要な設備の新設が、当第3四半期連結累計期間において完了したものは、次のとおりであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府による経済政策や各種政策の効果により、緩やかな回復基調で推移しておりますが、中国を始めとする新興国の成長鈍化やヨーロッパ・中東の情勢不安、金融資本市場の変動等の懸念により、先行きが不透明な状況であります。
小売業界におきましては、少子高齢化の急速な進展や労働環境の変化による人員不足、同業他社のほか業態を超えた企業間競争の激化等により、経営環境は厳しさを増しております。
このような激化する競争環境の中、企業を成長させ企業価値を高めるために「アルビスブランドの確立」を経営方針に掲げ、お客様から「わたしのお店」として支持いただける店作りを目指して、各種施策に取組んでまいりました。
店舗の最新化策として、平成28年7月に「布瀬店(旧富山南店)」、平成28年9月に「高原町店(旧グリーンプラザ店)」、平成28年10月に「明倫通り店(旧フードバリュ野々市店)」を建替えオープンいたしました。
「布瀬店」は、富山市南部の空港通りに面し、老朽化した店舗を建替え、一新しました。
店舗の入り口に惣菜コーナーを設置し、スープバーや炊き立てご飯をその場で詰める「あったかご飯弁当」など、出来立てを感じていただける商品を提供しております。小型店の特性を生かし、青果、海産、精肉の売場を集約し、お客様の利便性を高めることで、近隣のお客様を中心に好評を得ております。
「高原町店」は、富山市の東部に位置しており、ショッピングセンター(旧グリーンプラザ)を建替え、一新しました。当該店舗では、レジでのお客様の待ち時間短縮を図るため、アルビスの店舗として初めてセミセルフレジを導入しました。大幅に売場面積を広げ、新鮮な魚やお刺身の種類を豊富に取り揃え、安心安全な野菜、味・品質にこだわった商品を充実させました。また、近隣のお客様や仕事帰りのお客様のニーズに適応した品揃えに取組んだことで業績は順調に推移しております。
「明倫通り店」は、旧フードバリュ野々市店を建替え、野々市市の主要道路に接続するとともに、売場面積を約1.5倍に拡大しました。当該店舗では、地元野菜コーナーの拡充、地元の港から朝どれの鮮魚を豊富に揃えるなど、生鮮を強化し、品揃えの幅を広げました。また、当屋外テラスと直結するイートインコーナー(meirin terrace(明倫テラス))を新設しました。開放的な雰囲気の中で、店内商品をお召し上がりいただける他、地域の皆様の憩いの場としてご利用いただいております。
既存店の活性策として、平成28年6月に高木店、平成28年11月に経堂店、辰口店を改装しました。これらの改装では、生鮮を中心とした品揃えを強化したほか、お客様がくつろげるイートインコーナーを新設しました。
人材確保に向けた施策として、以前より女性採用割合の増加、女性の継続就業年数を伸ばす取組み、女性管理職の割合拡大など、従業員の多くを占める女性社員が活き活きと活躍する取組みを行ってきました。この結果、平成28年9月に厚生労働省より女性の活躍推進が優良な企業に与えられる「えるぼし」の3段階目(最高ランク)の認定を受けることができました。また、パート社員の資格等級制度が定着してきたことで、技能・賃金と共にモチベーション向上に寄与しております。
この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、前第3四半期連結累計期間以後に出店した小矢部店や当期に建替えオープンした店舗の影響等により、営業収益58,755百万円(前年同期比4.8%増)、営業利益2,187百万円(前年同期比19.6%増)、経常利益2,503百万円(前年同期比20.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益1,547百万円(前年同期比20.6%増)となりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
該当事項はありません。
(4)主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった重要な設備の新設が、当第3四半期連結累計期間において完了したものは、次のとおりであります。
会社名 事業所名 | 所在地 | 事業の部門 | 設備の内容 | 完了年月 | 完成後の増加能力 |
アルビス㈱ アルビス布瀬店 | 富山県 富山市 | スーパーマーケット部門 | 店舗建替 | 平成28年 7月 | 年間売上 1,100百万円 |
アルビス㈱ アルビス高原町店 | 富山県 富山市 | スーパーマーケット部門 | 店舗建替 | 平成28年 9月 | 年間売上 2,000百万円 |
アルビス㈱ アルビス 明倫通り店 | 石川県 野々市市 | スーパーマーケット部門 | 店舗建替 | 平成28年 10月 | 年間売上 2,100百万円 |