石油製品販売業界におきまして、国内石油製品需要は前年同期に比べ低調に推移し、特にガソリンは夏季の天候不順や販売価格が高めに推移した影響により、重油は発電需要の減退により、それぞれ販売数量が減少いたしました。国内石油製品価格は、上昇基調にあった第1四半期から、第2四半期は原油価格下落を受けて下降基調となりましたが、円安進行により前年同期に比べ高値で推移いたしました。
このような状況下、当第2四半期連結累計期間の当社グループ業績は、石油関連事業におきまして、直需部門における火力発電所向けC重油の納入が第2四半期以降にずれ込んだこと等により売上高は35,347,046千円、前年同期比2.2%の減収となりました。また、燃料油の仕入価格が上昇基調となった第1四半期は価格転嫁が進まず、第2四半期は下降基調に転じたものの厳しい市況環境が継続しマージン確保に苦戦し、売上総利益が減少いたしました。その結果、営業損失は218,125千円(前年同期は営業損失81,232千円)、経常損失は105,884千円(前年同期は経常利益16,687千円)、四半期純損失につきましては、105,793千円(前年同期は四半期純損失30,907千円)となりました。
セグメント別及び部門別の状況は次のとおりであります。
2014/11/11 10:01