有価証券報告書-第63期(平成27年2月1日-平成28年1月31日)

【提出】
2016/04/28 9:44
【資料】
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【項目】
112項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。連結財務諸表の作成は、期末における資産、負債の報告金額、報告期間における収益、費用の報告金額に影響を与える見積りを必要とします。これらの見積りは過去の実績や状況に応じて合理的と考えられる方法によって行っておりますが、見積りには不確実性を伴うため実際の結果と異なる場合があります。
(2) 当連結会計年度の経営成績の分析
①売上高
売上高は、前期に比べ4億55百万円減少し729億78百万円となりました。
②売上総利益
売上総利益は、前期に比べ3億86百万円増加し148億22百万円となりました。売上総利益率は0.6ポイント上昇し20.3%となりました。
③販売費及び一般管理費
販売費及び一般管理費は、前期に比べ24億58百万円減少し145億94百万円となりました。
④営業利益
営業利益は、販売費及び一般管理費の減少により、前期に比べ利益が28億45百万円増加し2億28百万円の利益となりました。
⑤営業外損益
営業外収益は、前期に比べ29百万円減少し2億11百万円となりました。
営業外費用は、前期に比べ15百万円減少し88百万円となりました。
⑥経常利益
経常利益は、営業利益の増加により前期に比べ28億31百万円増加し3億51百万円の利益となりました。
⑦特別損益
特別利益は、前期は計上はなく、9億7百万円増加しました。
特別損失は、前期に比べ4億55百万円減少し5億16百万円となりました。
⑧当期純利益
当期純利益は、営業利益の増加、特別利益の発生及び法人税等の減少により、前期に比べ56億81百万円増加し6億48百万円の利益となりました。
(3) 財政状態の分析
①資産
当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ33百万円減少し334億39百万円となりました。
流動資産は、現金及び預金が27億10百万円増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ10億61百万円増加
の244億62百万円となりました。固定資産は、投資有価証券が4億55百万円減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ10億94百万円減少し89億77百万円となりました。
②負債
当連結会計年度末の負債は、前連結会計年度末に比べ4億49百万円増加し234億50百万円となりました。
流動負債は、支払手形及び買掛金が22億90百万円増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ10億4百万円増加し200億97百万円となりました。固定負債は、長期借入金が2億38百万円減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ5億55百万円減少し33億53百万円となりました。
③純資産
当連結会計年度末の純資産は、利益剰余金が6億12百万円増加したものの、繰延ヘッジ損益が10億32百万円減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ4億82百万円減少し99億89百万円となりました。
(4) 資本の財源及び資金の流動性
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動によるキャッシュ・フローの増加等により、前連結会計年度末に比べ28億41百万円増加し、54億15百万円となりました。なお、詳細は「1 業績等の概要 (2) キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。