当社が事業を展開している日本及びタイにおいては、アジアだけではなく欧米を含むほぼ全世界からの旅行客やビジネス客が入国できなくなったことから、訪問客の数はほぼゼロに近い状態に陥り、状況は未だ収束の兆しが見えておりません。
そのような状況下において、当社は日本及びタイの大多数のホテルを一時休業せざるを得なくなり、売上高が前年同期比で64.4%減少するという、未曾有の危機に陥りました。できる限りの販売費及び一般管理費を削減するように努めてまいりましたが、固定費であるリース料や人件費を売上に見合うほど下げることは難しく、結果的に多額の営業損失を計上する結果になりました。
また当社はタイバーツとフィリピンペソによる外国通貨建ての債権を保有しているために、両通貨の為替レートの変動を受け、当第2四半期連結累計期間において220百万円の為替差損(前年同期は151百万円の為替差益)を計上いたしました。これら両通貨は日本円に対して弱く変動し、その原因としてもやはり新型コロナウイルスの影響が考えられますが、外国為替市場においては、経済の構造的な要因ではなく心理的な要因での変動は一時的になりがちであり、やがて落ち着くものと予測しております。ここ数年、両通貨は両国の経済発展を映して堅調に推移してきた経緯があり、当社グループは引き続き両国での事業の将来性に期待しております。
2020/08/14 15:02