これらの取り組みに対して販売動向は、昨年からの新型コロナウイルス感染症の影響が一巡し、消費マインドは一時回復傾向が見られましたが、感染の再拡大および三度目の緊急事態宣言発令を受け、再び厳しい状況となりました。
春先には、アパレルや昨年休業を余儀なくされた専門店を中心に、苦戦した分野で戻りが見られましたが、感染再拡大を受けた一部店舗での土日休業や販促企画の中止などもあり、一昨年までの水準には及ばず苦戦が続きました。食品については、特需の反動や、巣ごもり需要も昨年ほど活発化しなかったことで、素材系食材やストック商品が伸び悩んだ一方、惣菜や刺身といった簡便・即食商品には動きが見られました。また、4月には「DX」の大きな柱の一つであるアプリを全面リニューアルし、新規顧客の獲得および既存顧客との関係強化に努めました。新「ゆめアプリ」には、バーコード決済やデジタルクーポン等の新機能を付加し、今後、個別販促の主なツールとして活用していきます。全体としては、昨年の落ち込みを徐々に取り戻しており、感染拡大や営業体制への制約の影響を受けつつも堅調に推移しました。これらの結果、当第1四半期における当社の既存店売上高は、前年同期比で15.9%増となりました。
コスト面では、昨年の構造改革で実現した筋肉質な経営体質の定着を目指し、在庫コントロールや販促最適化などの精度向上に努め、利益額を確保し増益となりました。
2021/07/14 15:15