有価証券報告書-第60期(平成28年2月21日-平成29年2月20日)
金融商品関係
(金融商品関係)
1 金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当社グループは、安全性の高い金融資産に限定して資金運用をしており、一方、短期的な運転資金や設備投資計画に照らして必要となる資金は、主として銀行借入により調達しております。投機的な取引は行わない方針です。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制
営業債権である受取手形及び売掛金・営業貸付金は、顧客又はクレジット会社の信用リスクに晒されておりますが、取引先ごとの期日管理及び残高管理を行うとともに、財務状況の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。
投資有価証券は、主として業務上の関係を有する企業の株式であり、市場価格の変動リスクに晒されておりますが、四半期毎に時価や発行体の財務状況を把握することにより市場価格の変動リスクの軽減を図っております。
長期貸付金は、主に店舗開設に係る貸付金であり、貸付先の信用リスクに晒されておりますが、当該リスクについては、財政状況等の悪化による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。
敷金及び保証金は、主に店舗の賃借に係るものであり、貸主の信用リスクに晒されておりますが、当該リスクについては、財政状況等の悪化による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。
営業債務である支払手形及び買掛金・未払金及び未払費用・未払法人税等・未払消費税等・預り金・商品券・設備関係支払手形は、主として6ヶ月以内の支払期日であります。
短期借入金は、運転資金の調達を目的としたものであります。長期借入金(原則として5年以内)及びリース債務は、主に設備投資に係る資金調達を目的としたものであります。受入敷金保証金は、店舗のテナントへの賃貸によるものであります。これらについては、流動性リスクに晒されておりますが、当社グループでは、各部署からの報告に基づき資金担当部門が適時に資金繰計画を作成・更新するとともに、手許流動性の維持などにより流動性リスクを管理しております。このうち一部(長期借入金)については、金利の変動リスクに晒されておりますが、固定金利と変動金利を勘案しリスク軽減を図っております。
(3) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することがあります。
2 金融商品の時価に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価およびこれらの差額については、次のとおりであります。
なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは、次表には含まれておりません。
((注)2参照)
前連結会計年度(平成28年2月20日)
※1 営業貸付金の連結貸借対照表計上額は貸倒引当金10百万円を控除しております。
なお、営業貸付金に対応する一般貸倒引当金を控除しております。
※2 長期貸付金の連結貸借対照表計上額は貸倒引当金300百万円を控除しております。
当連結会計年度(平成29年2月20日)
※1 営業貸付金の連結貸借対照表計上額は貸倒引当金6百万円を控除しております。
なお、営業貸付金に対応する一般貸倒引当金を控除しております。
※2 長期貸付金の連結貸借対照表計上額は貸倒引当金300百万円を控除しております。
(注)1 金融商品の時価の算定方法に関する事項
資産
(1) 現金及び預金 (2)受取手形及び売掛金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(3) 営業貸付金
これらの時価については、回収可能性を反映した元利金の受取見込額を残存期間に対応する国債の利回りに基づいた利率で割り引いた現在価値により算定しております。
(4) 投資有価証券
これらの時価について、株式は取引所の価格によっております。また、保有目的ごとの有価証券に関する事項については、注記事項「有価証券関係」を参照下さい。
(5) 長期貸付金
これらの時価については、回収可能性を反映した元利金の受取見込額を残存期間に対応する国債の利回りに基づいた利率で割り引いた現在価値により算定しております。
(6) 敷金及び保証金
これらの時価については、返還時期を見積り、将来キャッシュ・フローを国債利回りに信用リスクを加味した利率で割り引いた現在価値により算定しております。
負債
(7) 支払手形及び買掛金 (8) 短期借入金 (10) 未払金及び未払費用 (11) 未払法人税等 (12) 未払消費税等 (13) 預り金 (14) 商品券 (15) 設備関係支払手形
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(9) リース債務
これらの時価については、元利金の合計額を同様の新規借入又はリース取引を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しています。
(16) 長期借入金
変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映するため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。また、固定金利によるものは、元利金の合計額を、同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値によっております。
(17) 受入敷金保証金
これらの時価については、返還時期を見積り、将来キャッシュ・フローを国債利回りに信用リスクを加味した利率で割り引いた現在価値により算定しています。
(注)2 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の連結貸借対照表計上額
これらについては、市場価格がなく、かつ将来キャッシュ・フローを見積もることなどができず、時価を把握することが極めて困難と認められることから、「(4) 投資有価証券」には含めておりません。
(注)3 金銭債権の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(平成28年2月20日)
当連結会計年度(平成29年2月20日)
(注)4 長期借入金・リース債務の返済予定額
前連結会計年度(平成28年2月20日)
当連結会計年度(平成29年2月20日)
1 金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当社グループは、安全性の高い金融資産に限定して資金運用をしており、一方、短期的な運転資金や設備投資計画に照らして必要となる資金は、主として銀行借入により調達しております。投機的な取引は行わない方針です。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制
営業債権である受取手形及び売掛金・営業貸付金は、顧客又はクレジット会社の信用リスクに晒されておりますが、取引先ごとの期日管理及び残高管理を行うとともに、財務状況の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。
投資有価証券は、主として業務上の関係を有する企業の株式であり、市場価格の変動リスクに晒されておりますが、四半期毎に時価や発行体の財務状況を把握することにより市場価格の変動リスクの軽減を図っております。
長期貸付金は、主に店舗開設に係る貸付金であり、貸付先の信用リスクに晒されておりますが、当該リスクについては、財政状況等の悪化による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。
敷金及び保証金は、主に店舗の賃借に係るものであり、貸主の信用リスクに晒されておりますが、当該リスクについては、財政状況等の悪化による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。
営業債務である支払手形及び買掛金・未払金及び未払費用・未払法人税等・未払消費税等・預り金・商品券・設備関係支払手形は、主として6ヶ月以内の支払期日であります。
短期借入金は、運転資金の調達を目的としたものであります。長期借入金(原則として5年以内)及びリース債務は、主に設備投資に係る資金調達を目的としたものであります。受入敷金保証金は、店舗のテナントへの賃貸によるものであります。これらについては、流動性リスクに晒されておりますが、当社グループでは、各部署からの報告に基づき資金担当部門が適時に資金繰計画を作成・更新するとともに、手許流動性の維持などにより流動性リスクを管理しております。このうち一部(長期借入金)については、金利の変動リスクに晒されておりますが、固定金利と変動金利を勘案しリスク軽減を図っております。
(3) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することがあります。
2 金融商品の時価に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価およびこれらの差額については、次のとおりであります。
なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは、次表には含まれておりません。
((注)2参照)
前連結会計年度(平成28年2月20日)
連結貸借対照表 計上額(百万円) | 時価 (百万円) | 差額 (百万円) | |
(1) 現金及び預金 | 20,219 | 20,219 | - |
(2) 受取手形及び売掛金 | 5,164 | 5,164 | - |
(3) 営業貸付金 ※1 | 3 | 5 | 2 |
(4) 投資有価証券 | 4,862 | 4,862 | - |
(5) 長期貸付金 ※2 | 519 | 557 | 38 |
(6) 敷金及び保証金 | 22,466 | 23,017 | 550 |
資産計 | 53,235 | 53,827 | 592 |
(7) 支払手形及び買掛金 | 31,776 | 31,776 | - |
(8) 短期借入金 | 32,083 | 32,083 | - |
(9) リース債務(1年内返済予定含む) | 829 | 831 | 1 |
(10) 未払金及び未払費用 | 10,665 | 10,665 | - |
(11) 未払法人税等 | 2,900 | 2,900 | - |
(12) 未払消費税等 | 2,024 | 2,024 | - |
(13) 預り金 | 7,092 | 7,092 | - |
(14) 商品券 | 4,037 | 4,037 | - |
(15) 設備関係支払手形 | 3,392 | 3,392 | - |
(16) 長期借入金 | 31,315 | 31,518 | 202 |
(17) 受入敷金保証金 | 9,778 | 9,729 | △48 |
負債計 | 135,896 | 136,052 | 156 |
※1 営業貸付金の連結貸借対照表計上額は貸倒引当金10百万円を控除しております。
なお、営業貸付金に対応する一般貸倒引当金を控除しております。
※2 長期貸付金の連結貸借対照表計上額は貸倒引当金300百万円を控除しております。
当連結会計年度(平成29年2月20日)
連結貸借対照表 計上額(百万円) | 時価 (百万円) | 差額 (百万円) | |
(1) 現金及び預金 | 20,488 | 20,488 | - |
(2) 受取手形及び売掛金 | 5,319 | 5,319 | - |
(3) 営業貸付金 ※1 | 1 | 3 | 1 |
(4) 投資有価証券 | 5,432 | 5,432 | - |
(5) 長期貸付金 ※2 | 515 | 565 | 49 |
(6) 敷金及び保証金 | 22,063 | 20,665 | △1,398 |
資産計 | 53,821 | 52,474 | △1,347 |
(7) 支払手形及び買掛金 | 31,047 | 31,047 | - |
(8) 短期借入金 | 26,880 | 26,880 | - |
(9) リース債務(1年内返済予定含む) | 635 | 636 | 0 |
(10) 未払金及び未払費用 | 12,152 | 12,152 | - |
(11) 未払法人税等 | 2,703 | 2,703 | - |
(12) 未払消費税等 | 1,007 | 1,007 | - |
(13) 預り金 | 5,311 | 5,311 | - |
(14) 商品券 | 3,616 | 3,616 | - |
(15) 設備関係支払手形 | 1,938 | 1,938 | - |
(16) 長期借入金 | 34,711 | 34,841 | 130 |
(17) 受入敷金保証金 | 9,393 | 8,730 | △663 |
負債計 | 129,400 | 128,867 | △532 |
※1 営業貸付金の連結貸借対照表計上額は貸倒引当金6百万円を控除しております。
なお、営業貸付金に対応する一般貸倒引当金を控除しております。
※2 長期貸付金の連結貸借対照表計上額は貸倒引当金300百万円を控除しております。
(注)1 金融商品の時価の算定方法に関する事項
資産
(1) 現金及び預金 (2)受取手形及び売掛金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(3) 営業貸付金
これらの時価については、回収可能性を反映した元利金の受取見込額を残存期間に対応する国債の利回りに基づいた利率で割り引いた現在価値により算定しております。
(4) 投資有価証券
これらの時価について、株式は取引所の価格によっております。また、保有目的ごとの有価証券に関する事項については、注記事項「有価証券関係」を参照下さい。
(5) 長期貸付金
これらの時価については、回収可能性を反映した元利金の受取見込額を残存期間に対応する国債の利回りに基づいた利率で割り引いた現在価値により算定しております。
(6) 敷金及び保証金
これらの時価については、返還時期を見積り、将来キャッシュ・フローを国債利回りに信用リスクを加味した利率で割り引いた現在価値により算定しております。
負債
(7) 支払手形及び買掛金 (8) 短期借入金 (10) 未払金及び未払費用 (11) 未払法人税等 (12) 未払消費税等 (13) 預り金 (14) 商品券 (15) 設備関係支払手形
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(9) リース債務
これらの時価については、元利金の合計額を同様の新規借入又はリース取引を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しています。
(16) 長期借入金
変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映するため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。また、固定金利によるものは、元利金の合計額を、同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値によっております。
(17) 受入敷金保証金
これらの時価については、返還時期を見積り、将来キャッシュ・フローを国債利回りに信用リスクを加味した利率で割り引いた現在価値により算定しています。
(注)2 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の連結貸借対照表計上額
(単位:百万円) | ||
区分 | 平成28年2月20日 | 平成29年2月20日 |
非上場株式 | 380 | 380 |
これらについては、市場価格がなく、かつ将来キャッシュ・フローを見積もることなどができず、時価を把握することが極めて困難と認められることから、「(4) 投資有価証券」には含めておりません。
(注)3 金銭債権の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(平成28年2月20日)
1年以内 | 1年超 5年以内 | 5年超 10年以内 | 10年超 | |
(百万円) | (百万円) | (百万円) | (百万円) | |
現金及び預金 | 20,219 | - | - | - |
受取手形及び売掛金 | 5,164 | - | - | - |
敷金及び保証金 | 635 | 3,267 | 2,503 | 1,347 |
合計 | 26,018 | 3,267 | 2,503 | 1,347 |
当連結会計年度(平成29年2月20日)
1年以内 | 1年超 5年以内 | 5年超 10年以内 | 10年超 | |
(百万円) | (百万円) | (百万円) | (百万円) | |
現金及び預金 | 20,488 | - | - | - |
受取手形及び売掛金 | 5,319 | - | - | - |
敷金及び保証金 | 1,129 | 3,150 | 1,617 | 755 |
合計 | 26,937 | 3,150 | 1,617 | 755 |
(注)4 長期借入金・リース債務の返済予定額
前連結会計年度(平成28年2月20日)
1年以内 | 1年超 2年以内 | 2年超 3年以内 | 3年超 4年以内 | 4年超 5年以内 | 5年超 | |
(百万円) | (百万円) | (百万円) | (百万円) | (百万円) | (百万円) | |
長期借入金 | 23,038 | 12,406 | 12,270 | 5,592 | 1,046 | - |
リース債務 | 230 | 160 | 384 | 50 | 3 | - |
合計 | 23,268 | 12,567 | 12,654 | 5,643 | 1,050 | - |
当連結会計年度(平成29年2月20日)
1年以内 | 1年超 2年以内 | 2年超 3年以内 | 3年超 4年以内 | 4年超 5年以内 | 5年超 | |
(百万円) | (百万円) | (百万円) | (百万円) | (百万円) | (百万円) | |
長期借入金 | 12,735 | 13,602 | 10,362 | 7,046 | 3,700 | - |
リース債務 | 173 | 396 | 56 | 6 | 1 | - |
合計 | 12,909 | 13,999 | 10,419 | 7,053 | 3,701 | - |