- #1 コーポレート・ガバナンスの概要(連結)
丸山 祐貴仁 グループ管理本部長
勝田 彰宏 グループ商品本部長兼㈱吉野家取締役
高橋 秀次 グループ開発本部長
2024/05/29 10:00- #2 サステナビリティに関する考え方及び取組(連結)
(2) 戦略
当社グループは、吉野家ホールディングスサステナビリティの考え方に基づき、近年の社会環境の変化、社会的要請を踏まえ、さらなる企業価値の向上を推進するため、ESGの観点から事業活動と社会課題の関連性を明確にし「企業の持続的成長」及び「持続可能な社会」の実現に資するマテリアリティ(重要課題)を特定しました。
中でも、「ダイバーシティ&インクルージョンを実現し『ひと』の成長と活躍を促進する」を5つのマテリアリティの1番最初に掲げています。経営理念に「For the People ~すべては人々のために~ 」を掲げ、日常食を提供する当社グループにとって、従業員が仕事を通じて感じる喜びややりがいは、お客様のおいしく豊かな食事を支えるサービスの源泉であり、「ひと」にしか成し得ない価値があります。「ひと」の多様性や個性を尊重し従業員の活躍と成長を促すことは、拡がり変わりゆく顧客ニーズを捉えた価値を生み出し続けることにつながり、企業としての持続的成長と社会への価値還元をもたらしていきます。
2024/05/29 10:00- #3 セグメント情報等、連結財務諸表(連結)
当社は、持株会社として、グループ戦略の立案・決定、グループ経営のモニタリング機能を果たすとともに、グループ会社に対して、各種共通サービスの提供を行っており、事業活動は、当社傘下の子会社および関連会社が展開しています。
したがって当社グループは、事業会社を基礎とした製品・サービス別のセグメントから構成されており、「吉野家」、「はなまる」、「海外」の3つを報告セグメントとしています。
「吉野家」は、日本国内における牛丼等のファストフード店経営およびフランチャイズ店舗への経営指導等を行っています。「はなまる」は、日本国内におけるセルフ式讃岐うどん等のファストフード店経営およびフランチャイズ店舗への経営指導等を行っています。「海外」は、米国・中国・アセアン地区等において、牛丼等のファストフード店経営およびフランチャイズ店舗への経営指導等を行っています。
2024/05/29 10:00- #4 リース取引関係、連結財務諸表(連結)
① 有形固定資産
主として吉野家における店舗設備(建物)です。
② 無形固定資産
2024/05/29 10:00- #5 主要な設備の状況
① 提出会社
セグメントの名称 | 設備の内容 | 年間賃借料及びリース料(百万円) |
吉野家 | 店舗、厨房機器およびストアコンピュータ等 | 8,259 |
全社 | 本社他事務所 | 293 |
② 国内子会社
2024/05/29 10:00- #6 事業の内容
当社グループのセグメントおよび、事業に係る位置付け、事業内容については、次のとおりです。
セグメント区分 | 主な事業内容 | 主要な会社 |
吉野家 | 日本国内における牛丼等のファストフード店経営およびフランチャイズ店舗への経営指導等 | ㈱吉野家 |
はなまる | 日本国内におけるセルフ式讃岐うどん等のファストフード店経営およびフランチャイズ店舗への経営指導等 | ㈱はなまる |
海外 | 海外における牛丼等のファストフード店経営およびフランチャイズ店舗への経営指導等 | YOSHINOYA AMERICA,INC.(米国)吉野家(中国)投資有限公司(中国)ASIA YOSHINOYA INTERNATIONAL SDN.BHD.(マレーシア) |
上記グループ事業の系統図は次のとおりです。

2024/05/29 10:00- #7 事業等のリスク
(2) 吉野家事業への依存
当社グループの当該連結会計年度における売上高に占める吉野家セグメントの売上高の割合は67.5%となっており、今後も吉野家を当社グループの主力セグメントとして出店・改装等を進めていきますが、吉野家セグメントに対する依存から脱却すべく中核事業の育成に注力していきます。しかしながら、当社グループが吉野家事業に引き続き依存する割合は高く、国内の吉野家の業績の低迷、消費者の嗜好の変化、牛肉の調達状況の悪化等が生じた場合、グループ全体の業績に大きな影響を与える可能性があります。
(3) 競合リスク
2024/05/29 10:00- #8 従業員の状況(連結)
2024年2月29日現在
セグメントの名称 | 従業員数(名) |
吉野家 | 1,263 | (8,642) |
はなまる | 283 | (2,258) |
(注) 1 従業員数は、就業人員です。
2 従業員数欄の(外書)は、臨時従業員の当連結会計年度における平均雇用人員です。
2024/05/29 10:00- #9 戦略(連結)
略
当社グループは、吉野家ホールディングスサステナビリティの考え方に基づき、近年の社会環境の変化、社会的要請を踏まえ、さらなる企業価値の向上を推進するため、ESGの観点から事業活動と社会課題の関連性を明確にし「企業の持続的成長」及び「持続可能な社会」の実現に資するマテリアリティ(重要課題)を特定しました。
中でも、「ダイバーシティ&インクルージョンを実現し『ひと』の成長と活躍を促進する」を5つのマテリアリティの1番最初に掲げています。経営理念に「For the People ~すべては人々のために~ 」を掲げ、日常食を提供する当社グループにとって、従業員が仕事を通じて感じる喜びややりがいは、お客様のおいしく豊かな食事を支えるサービスの源泉であり、「ひと」にしか成し得ない価値があります。「ひと」の多様性や個性を尊重し従業員の活躍と成長を促すことは、拡がり変わりゆく顧客ニーズを捉えた価値を生み出し続けることにつながり、企業としての持続的成長と社会への価値還元をもたらしていきます。
2024/05/29 10:00- #10 持分法を適用した非連結子会社又は関連会社の数及びこれらのうち主要な会社等の名称(連結)
主要な持分法適用関連会社名
深圳吉野家快餐有限公司
2024/05/29 10:00- #11 提出会社の株式事務の概要(連結)
第6 【提出会社の株式事務の概要】
事業年度 | 3月1日から2月末日まで |
公告掲載方法 | 電子公告(https://www.yoshinoya-holdings.com)ただし、電子公告によることができない事故その他のやむを得ない事由が生じたときは、日本経済新聞に掲載する方法により行う。 |
株主に対する特典 | 株主優待制度1 株主優待の方法 100株以上200株未満の株主に2,000円相当の、200株以上1,000株未満の株主に5,000円相当の、1,000株以上2,000株未満の株主に6,000円相当の、2,000株以上の株主に12,000円相当の㈱吉野家、㈱はなまる、㈱スターティングオーバー、㈱ウィズリンクの各店舗共通の「サービス券」を年2回贈呈。2 対象株主 毎年2月末日及び8月末日現在の保有株式数100株以上の株主3 株主優待券の有効期限 発行日の属する月の月末より1年間 |
(注)当社の株主は、その有する単元未満株式について、次に掲げる権利以外の権利を有していません。
会社法第189条第2項各号に掲げる権利
2024/05/29 10:00- #12 沿革
2 【沿革】
年月 | 概要 |
2002年6月 | 上海吉野家快餐有限公司 設立(現・連結子会社) |
2004年2月 | 米国産牛肉輸入禁止措置により吉野家の牛丼販売を一時休止 |
2004年6月 | ㈱はなまるの株式取得 |
2015年3月 | SUSHI KING SDN.BHD.の株式を取得 |
2015年6月 | 吉野家(中国)投資有限公司 設立(現・連結子会社) |
2015年9月 | ㈱アークミールを完全子会社化 |
2016年12月 | ㈱吉野家ホールディングスが㈱吉野家インターナショナルを吸収合併 |
2017年7月 | 吉野家(四川)餐飲管理有限公司 設立(現・連結子会社) |
2018年2月 | 吉野家餐飲管理(重慶)有限公司 設立(現・連結子会社) |
2024/05/29 10:00- #13 減損損失に関する注記(連結)
前連結会計年度(自 2022年3月1日 至 2023年2月28日)
場所 | 用途 | 種類 | 減損損失(百万円) |
㈱吉野家(神奈川県横浜市西区他) | 店舗 | 建物等 | 118 |
本社 | 工具器具備品等 | 0 |
㈱北日本吉野家(岩手県盛岡市他) | 店舗 | 建物等 | 63 |
㈱中日本吉野家(愛知県名古屋市他) | 店舗 | 建物等 | 116 |
㈱関西吉野家(奈良県奈良市他) | 店舗 | 建物等 | 82 |
㈱西日本吉野家(福岡県北九州市他) | 店舗 | 建物等 | 37 |
㈱はなまる(神奈川県横浜市他) | 店舗 | 建物等 | 548 |
ヨシノヤアメリカ(カリフォルニア州) | 店舗 | 機械装置等 | 34 |
台湾吉野家有限公司(台北市他) | 店舗 | 使用権資産(家賃)等 | 4 |
㈱せたが屋(東京都千代田区) | 店舗 | 建物等 | 119 |
㈱全力の元(東京都千代田区) | 店舗 | 建物等 | 102 |
㈱福建吉野家快餐(福州市他) | 店舗 | 使用権資産(家賃)等 | 3 |
㈱三幸舎(埼玉県加須市) | 店舗 | 建物等 | 18 |
当社および連結子会社はキャッシュ・フローを生み出す最小単位に基づき、主に店舗を基本単位としてグルーピングを行っており、本社・工場等については個別にグルーピングを行っています。
なお、当資産グループの回収可能価額は正味売却価額又は使用価値により測定しています。正味売却価額は、主に不動産鑑定基準に基づく鑑定評価額などに合理的な調整を行って算出した金額を使用しています。使用価値は、将来キャッシュ・フローを2.28%~6.99%で割引いて算出しています。
2024/05/29 10:00- #14 略歴、役員の状況(取締役(及び監査役))(連結)
1993年4月 | 当社入社 |
2015年1月 | ASIA YOSHINOYA INTERNATIONAL SDN.BHD.取締役 |
2015年6月 | 吉野家(中国)投資有限公司董事(現任) |
2024/05/29 10:00- #15 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(連結)
※1 グループ連結(海外含む)実績
※2 吉野家ホールディングス、国内吉野家、はなまるの3社実績
※3 男性賃金を100としたときの女性賃金の割合
2024/05/29 10:00- #16 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。
セグメントの名称 | 生産高(百万円) | 前年同期比(%) |
吉野家 | 15,069 | 24.4 |
はなまる | 1,403 | 11.1 |
(注) 海外は生産実績がないため、記載していません。
(ⅱ)受注実績
2024/05/29 10:00- #17 設備投資等の概要
当連結会計年度におきましては、新規出店と店舗の改装を中心に11,431百万円の設備投資を実施しました。
吉野家は、65店舗の新規出店と782店舗の改装、改修を行い、7,358百万円の設備投資を実施しました。
はなまるは、5店舗の新規出店と30店舗の改装、改修を行い、941百万円の設備投資を実施しました。
2024/05/29 10:00- #18 連結子会社の数及び主要な連結子会社の名称(連結)
YOSHINOYA AMERICA,INC.
吉野家(中国)投資有限公司
ASIA YOSHINOYA INTERNATIONAL SDN.BHD.
2024/05/29 10:00- #19 重要な会計上の見積り、連結財務諸表(連結)
(1) 固定資産の減損
主要セグメントである吉野家・はなまる・海外セグメントの連結貸借対照表に計上した固定資産金額および連結損益計算書に計上した減損損失額は以下のとおりです。
前連結会計年度(自 2022年3月1日 至 2023年2月28日)
2024/05/29 10:00