有価証券報告書-第55期(令和1年10月1日-令和2年9月30日)

【提出】
2020/12/18 12:24
【資料】
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【項目】
147項目
(3)【監査の状況】
① 監査役監査の状況
監査役は、取締役会をはじめその他重要な会議に出席するほか、取締役の職務執行の適法性、財産の状況等にとどまらず、取締役の業務全般について監査を行っております。2020年12月18日現在常勤監査役1名及び非常勤監査役3名の計4名(うち3名は社外監査役)となっております。
常勤監査役の石黒一広氏は、当社の商品事業部長、エンジョイライフ推進室長等を歴任し、幅広い知識と経験を有しております。現在は監査役として、内部監査及び会計監査人と必要な連携をとり、会計監査の有効性、効率性を高めております。社外監査役の小野瀬有氏、佐世芳氏は、弁護士としての見識と経験を有しており、また社外監査役の岩崎厚宏氏は、税理士の資格として財務及び会計に関する相当程度の知見を有し、専門的見地から、適宜、必要な発言を行っております。
当事業年度において、当社は監査役会を11回開催しております。個々の監査役の監査役会の出席状況については、次のとおりであります。
氏名開催回数出席回数
石黒 一広11回11回
小野瀬 有11回9回
佐世 芳11回8回
岩崎 厚宏11回11回

監査役会は、当事業年度の「経営方針」及び「行為計画」を踏まえて作成した監査計画に則り、
1.監査役会監査計画・職務分担、監査役会監査報告事案、会計監査人の評価・再任等の審議・決定
2.会計監査人との監査計画、四半期監査結果の報告と協議
3.社外取締役との意見交換、統括経営監査部、財務部等からの聴取と意見交換
4.経営会議開催状況や業務状況の報告
5.監査役相互の情報共有と意思確認
を行っております。
なお、当事業年度の主な検討事項として、固定資産に関する減損会計について重点的に監査を行いました。
監査役は取締役会に出席し、議事運営、決議内容等を監査し、必要により意見表明を行っています。当事業年度の取締役会は14回開催され、個々の監査役の出席状況については、次のとおりであります。
氏名開催回数出席回数
石黒 一広14回14回
小野瀬 有14回9回
佐世 芳14回9回
岩崎 厚宏14回12回

当事業年度において、常勤監査役石黒一広は、取締役会、経営会議、その他重要な会議に出席し、取締役及び使用人等から職務執行状況について報告を受け、必要に応じて説明を求めるとともに、重要な決裁書類等の閲覧を行っております。また、店舗や彩裕フーズ株式会社、物流センター等主要な事業所の往査を適宜実施しております。これらの結果については、監査役会に報告し、監査役間で情報共有をしております。
② 内部監査の状況
当社の統括経営監査部による内部監査は、当社グループの業務上の諸活動が経営方針、各種法令及び規則規定に基づき適正に運営されているかを監査し、経営の改善に資することを目的としております。内部監査は2020年12月18日現在2名体制で業務を遂行しており、業務監査及び、社長からの特命事項の監査等を行っております。監査結果は、社長に報告するとともに適切な助言・勧告を行っております。
統括経営監査部は必要に応じて監査役、会計監査人と情報交換し、効率的な監査を実施しております。
③ 会計監査の状況
a.当社の会計監査業務を執行した公認会計士は以下のとおりであります。
業務を執行した公認会計士の氏名所属する監査法人の名称
木村 直人
入澤 雄太
監査法人アヴァンティア
監査法人アヴァンティア

なお、監査業務にかかる補助者は、公認会計士4名、その他10名であります。
b.継続監査期間
12年間(2008年10月~)
c.監査法人の選定方針と理由
監査役会は、会計監査人の選定にあたり、当社の事業規模・業務特性を踏まえて、当監査法人の職業倫理及び独立性、品質管理体制、法令等の遵守状況、監査報酬見積額等を総合的に検討し、決定しております。
会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める事由に該当すると認められる場合、監査役全員の同意に基づき会計監査人を解任いたします。
また、監査役会は、会計監査人の職務執行状況や当社の監査体制等を検討し、会計監査人の変更が必要であると認められる場合には、会計監査人の解任または不再任に関する議案を株主総会に提出いたします。
d.監査法人の選定方針と理由
監査役会は、会計監査人の選任・解任・不再任の決定権行使にあたり、会計監査人の職業倫理及び独立性、品質管理体制、法令等の遵守状況等の観点から監査法人について評価しております。
監査役会は、監査法人アヴァンティアを会計監査人として再任するにあたり、同監査法人の監査業務が適切に行われており、指摘する事項がないことを確認しております。
④ 監査報酬の内容等
a.監査公認会計士等に対する報酬の内容
区分前連結会計年度当連結会計年度
監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)
提出会社29-30-
連結子会社----
29-30-

b.監査公認会計士等と同一のネットワークに対する報酬(a.を除く)
該当事項はありません。
c.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
該当事項はありません。
d.監査報酬の決定方針
当社の監査公認会計士等に対する監査報酬の決定方針としましては、当社の規模・特性、予定される監査業務の日数、監査業務に係る人員数等を総合的に勘案し、監査役会の同意を得た上で、決定しております。
e.監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由
監査役会は、会計監査人の監査計画の内容、会計監査の職務遂行状況及び報酬見積りの算定根拠の適切性について検討した上で、会計監査人の報酬等の額について判断をしております。